18.女神様と俺の記憶(3)
ぜんかいのあらすじ
なんとか女神様の機嫌を直すことにせいこうしたぞ。
今回はシリアスパートだ!
『誕生日おめでとう!』
『おめでどう、ユウ。』
壮年の男女がユウに、つまり数日前の俺に向かって賛辞を送っている。
彼らの向かいに座っていたユウはそれに対し、ハニカミながら「ありがとう」と返していた。
うん、仲睦まじい。
不思議と懐かしさを感じる光景だな、いや、実際に俺の身に起こった事なのだから当然か。
「ジョーさんとヨウコさんですぅ。それと隣にいる子が…。」
女神様が説明してくれるさなかに、ユウの隣に座っていた子がユウの服の裾をちょいちょいと引っ張る。
『おめでと、おにぃちゃん。』
引っ張る手をそのままに、大きな目を上目遣い気味にユウに向け、小さな口で少し照れながらユウに祝いの言葉を告げた。
「ルイちゃんですぅ。かわいいですぅ。」
うん、かわいい。
年は十二歳前後かな?パッツンと揃えられた黒い前髪のせいで少し幼く見えるのかもだけど。
それにしても、憧れだった妹ができただけでなく更にかわいいとか、俺主人公みたいだな!
『ありがとう。』
そんな俺をさておいて、本物の兄である方のユウが妹の髪を優しくなでながら、皆にお礼を言う。いや、俺と同一人物のはずだから、俺も本物の兄なんだけどね!そうだよね?
―オホンッ。
とにかく、本当に幸せそうな家族がそこに存在していた。
「あれ?そういえば妹だけどうして黒髪なんです?」
過去の自分の頭に目をを向けつつ、女神様に聞いてみる。
ちなみにユウと母親は栗毛。父親は…ちょっと赤っぽいかな、赤毛という程ではないが。
「ん?どういう意味ですかぁ?」
「いや、何か事情があるのかと。」
「事情?うーん、何か複雑な事情がユウさんの家族にあるかは、流石に私も知りませんねぇ。でも、髪の色の話なら、特に不思議でもないですよぉ?」
「そうなんですか?」
「いかにも日本人って質問ですけどねぇ。…生物の時間で習いませんでした?」
「生物とってなかったんですよ。」
「はぁ、そうですかぁ。まぁただの確率ですよ、髪の色なんて。金髪ならまだしも、黒髪ですからねぇ。それに、染めてるのかもしれませんしぃ、そこまで気にする事ではないと思いますねぇ。」
後、私は何でも知ってるわけじゃないですよぉ。と最後に付け加えて女神様は疑問に答えてくれた。
へぇ、確率ねぇ。そんなもんなのかな、よく分からないけど、特に金髪と黒髪の下り。分からないことを、すぐにグーグル先生に聞けた地球はほんとに恵まれていたんだな。
―おっと。感傷に浸っている場合じゃないな、ユウの家族に思考を戻さないと。
そう思い改め、頭を軽く左右に振った丁度その時、父親がそういえばとユウに話を切り出した。
『明後日、隣町まで美味しいもんを食べに行こう。』
『え、いや、そんな。俺もう十七なんだし、わざわざ豪勢にしてくれなくてもいいよ。』
そう返したユウは、困惑と照れくささが混ざったような顔をしている。
思うことが沢山ある年頃だもんな、しかたない。
『だからじゃねえか。十七ってことは、そろそろ独り立ちの歳だ。いつまでこの家族で過ごせるか分からねぇんだし、思い出は作っておくもんだろ。』
『…。うん、わかったよ父さん。』
そう言われると頷かざるを得ないと、ユウはすんなり引き下がった。
心配そうに隣で様子を伺っていたルイは、その返答を聞いて顔に笑顔を咲かせる。癒されるなぁ。
「癒されますねぇ。」
女神様が俺の代わりに口に出す。
いや、代わりというわけではないのだろうけど。
「では、問題のシーンまで飛びますねぇ。」
ほっこりを堪能した女神様は、さて、と手をたたく。
えー、もう少しだけほっこりしていたいのに。
「妹と仲良く戯れれるシーンはカットですか?」
無駄だと思いつつ、なんとか抵抗を試みる。まだまだ、ぬるま湯に浸っていたい。
「ありませんよぉ。というか、このシーンから問題のシーンまで二日間しか時間が無いんです。その間では、ユウさんは妹と戯れてないんですよぉ残念ながら。」
「なんと勿体ない事をしたんだ、俺!」
「まぁそれはさておきぃ、ここからが本来の目的ですぅ。もう既に雄介さんの記憶は戻りかけてると思いますが、どうですかぁ?」
女神様に聞かれなくても、実は先ほどから仄かにそれを感じていた。
記憶が脳の裏から、ふつふつと湧き出てくるような妙な感覚。その記憶から再生される映像が、目の前で流れる映像と一つひとつ融合していく。
つまり、妹と仲良く戯れるシーンがなかった事も何となく分かっていたのだ。
それでも、まだ全て思い出せない。こめかみの上辺りを人差し指でトントンと叩きながら、女神様の質問に答える。
「…。奴隷商人に襲われたという記憶だけは、どうしてもまだ思い出せませんね。」
「うーん、記憶に蓋がされちゃってるんですかねぇ。まぁ、仕方ないですぅ。とにかくそのシーンまで飛んでみましょう。」
と女神様が言うや否や、シーンが村の外の街道へと切り替わった。
数日前におっさんに拾われ、馬車で通った例の街道だが、村からはそれ程離れていない。後ろを振り返ってみると村の建物が微かに見える、それくらいの位置である。
「分かってると思いますが、ここからシリアスな場面です。私も全てを把握してないですが、覚悟は今のうちにしておいてください。ユウさんが内に閉じこもる程の何かがあり、雄介さんでさえ思い出したくない程の何かがあったのは確実ですから。」
今までから一転、真剣な女神様の言葉にドクンと心臓が大きく跳ねた。
その鼓動を落ち着かせようとゴクンと大きな唾を飲み込む。しかし、心臓は壊れたアンプの様にうるさく跳ね回り、静まる気配は一向にない。
ただ、飲み込んだ唾に表面を抉られた喉がやたらと痛むだけだった。
…とうとう。
とうとうここまで来てしまった。
女神様と合流してから、ずっと先送りになっていた案件であり、ずっと気になっていた事。
“どうして記憶を失っていたのか”
それが詳らかになる時がとうとうやってきてしまった。
正直、今となっては知るのが怖い。知ってしまうと、今までの様に楽しい異世界生活ではなくなってしまう気がする。
少なくともそう思えるほどには、俺の脳が全力で警報を鳴らしている。今まで何一つとして反応をしてこなかった俺の記憶中枢が、今更ながらに、だ。
きっと女神様の力で記憶が戻りかけてるから、なんだろうけど。
ただそれ故に、もう誰に言われるまでもなくユウに、いや俺に、良くないことがあったと嫌でも確信できてしまう。
―。
まて、考え込む前にだ。
とにかく先ずは女神様からの忠告に、頷きで返事を返しておこう。待たせるのは悪い。
反射的に思考に入りかけた脳を何とか引き留め、自然と閉じていたらしい目をそっと開き、女神様を見る。
そうだ。自分で思い出さなくても、女神様がそのシーンを見せてくれる。その方が確実で早い。
瞬き二つで俺に確認を求めていた女神様に対し、俺は首を縦に振って返事しようとした、その時だった。
そこでようやく、自分の体中に必要以上の力が入っていたことに気が付いた。
強張る筋肉。
体が、動かない。―思うように、動かせない。
首を縦に動かす、ただそれだけのことが上手くいかない。
両手はいつの間にか固く握りしめられ、食い込む爪が痛覚を刺激している。
早鐘を打つ心臓は強く締め付けられ、視界が狭窄する。
…。
嫌な汗が、―止まらない。
開いているはずの目は、もう何も映していない。
真っ暗。
真っ暗だ。
怖い。
―っ、怖い!
誰か、助けてっ!
「―大丈夫ですよ、私がいますからぁ。」
ふいに差し伸ばされた手から伝わる暖かさが、俺の意識を呼び戻してくれた。
視界を覆っていた闇が静かに雲散し、女神様のやさしい笑顔が映りこむ。
それから彼女は、その力いっぱい握りこまれた拳から指を一つひとつ丁寧に解し、最後に両手でそっとそれを握ってくれた。
女神様の掌と、俺の掌が、優しく触れ合う。さらに暖かさを強く感じる。
手を通り過ぎたその女神様のぬくもりが、じんわりと腕を登ってきて、その感覚と共に張り詰めていた筋肉が掌から順に少しずつほぐれていく。
「…ありがとうございます。大丈夫です、先に進みましょう。」
うん。
もう体が動く、大丈夫だ。
―大丈夫だ。
「はいぃ。行きましょう。」
俺の様子をしっかりと目で確認してから、女神様はわざとらしく元気に言ってくれた。
『何をするんだ!!』
父親が大声をあげたのは、その直後だった。
おそらく、急に道を塞がれたのだろう。目の前には、向かいから来たのであろう馬車が道を塞ぐように止まっており、父親はそのせいで自分の馬車を止めざるを得なかったようだ。
しかしその父親の怒声に返事すること無く、道を塞いだ馬車からぞろりと降りてくる男三人。彼らは武器を携え、それぞれ胸元に同じシンボルを付けていた。
それを目視した父親が御者席から慌てて叫ぶ。
『森へ逃げるぞ!』
言い終わるや否や、父親は握っていた手綱を操作して馬を森側へと走らせた。
急に動き出した馬車の慣性で振り落とされないよう、後ろの三人は必死に馬車にしがみつく。ルイと母親の顔は、とてつもなく青い。
『これ以上は無理だ!降りて更に奥へ走れっ!!』
森の中へ入り、しばらく馬車を走らせた後、更に父親が指示を出した。
確かにこれ以上は、木が密でとても馬車では進めそうにない。
『母さん、ルイ!早くっ』
父親の声にいち早く反応したユウが先に馬車から飛び降り、残る二人に手を差し出す。その乱暴と言わざるを得ないエスコートは、非日常を皆に自覚させるに十分すぎるくらい事足りている。
おかげで母親はその後、すぐさま顔を引き締め、妹の手を掴んでユウの先導の元に森へと駆け込んだ。
それから少し遅れて、父親が護身用にと置いてあった短剣を腰に巻き、森へと駆ける。
馬車をすぐさま森へと走らせた父親の好判断が、追ってから少しだけ距離を稼いでくれていた。それだけが今の数少ない救いだ。
しかし、それで悪漢らが諦めることはなく、ユウたち家族に続いて森へと入り、後を追いかけていった。
「…。」
覚悟していたとはいえ、既に目をそらしたくなる惨状だった。言葉も出ないとは、まさにこの事だ。
それでもここで止めるわけにはいかず、女神様に先を促そうとしたのだが、その女神様は一点を見つめて固まっていた。
「…。女神様?」
ん?どうしたんだ?
見ているのは馬車に付いているシンボルの…ようだ。オレンジ、青、赤の三色のストライプの上にピクトグラムっぽい模様が施されている。人が磔にされているようにも見えるけど、よく分からない。
とにかくそれは、先ほどの三人が胸に付けていた物と同じものでもある。
女神様はそのシンボルを見る為に、奴隷商人たちの馬車の前に戻ってきたようだった。
「どうか、しました?」
「…。」
「女神様?」
「え?あ、はい。何でもないですぅ。次に行きましょう。」
何でもないって感じには見えないが、深堀りする余裕はなかった。
俺の呼びかけで意識をこちらに戻した女神様は、すぐさまシーンを次へと進めてしまったからだ。
今、目の前では、ユウが家族と共に森の中を必死で逃げている。
母親とルイを先導しながら森をかけるユウ。それから少し遅れて父親と、さらに後ろから追う男三人。
先程のシーンから、つまり、逃げ始めてから時間にして既に25分程が経過していた―。
『ユウっ!2人を頼んだぞ!』
土地勘という利でなんとかここまで逃げられていたが、母親とルイの体力はそろそろ限界だった。
逃げ切れないと判断したのだろう。父親はユウに後を託し男三人と対峙する。
その声に振り向いたユウの、いや、俺の目に映った光景は、父さんの背中から剣の先が飛び出る瞬間だった。
『「父さんっ!」』
『きゃぁあああ!』
『止まるな!行けぇっ!』
その怒鳴り声で少し冷静さを取り戻す。
俺が今やるべきことは、二人を守ることだ!!
『「逃げるよっ!」』
二人に、そして自分にそう言い聞かせ、止まりそうだった二人の背中を押す。
もう俺には自分がユウなのか、それとも雄介なのか分からなかった。記憶の中の自分と、今の自分との境界が曖昧だ。鮮明に思い出された自分の記憶と、目の前に繰り広げられる惨劇が混ざり合い、融合を始める。
ただ目の前に差し迫る絶望から逃げる、もうそれしか考えられない。
そう、危機はまだ去っていない。
振り返れば、遠くからまだ二人追ってきている。
父さんが、父さんが一人止めてくれた。
父さん…。
―っ、父さんっ!
生きててくれ!頼む、神様!
俺の必死の願いに呼応するように、前からも嗚咽が聞こえる。
この二人は守らないと!父さんとの、約束だっ!
『「母さん、ルイっ!先に行って!」』
このままでは追いつかれると同じように判断した俺は、その前にと早めに手を打つことにした。
しかし、二人を守るように仁王立ちした俺の腕が、グイッと力強くひかれる。
『ユウ!ルイを頼んだわよ!』
尻餅をつきそうになった体をどうにか立てなおし、抵抗する。二人の声はもう叫び声に近い。
『「でも、母さん!」』
『早くいきなさいっ!』
生まれてから一度も聞いたこともない大声が母さんから響いた。
彼女の、いや、母親の強い言葉に俺はそれ以上何も言えない。
俺たちを庇うために男二人の前へと駆けていく母さんを最後まで見送ることなく、俺は気が付くとルイの腕をつかんで走っていた。
『いやぁあああ!』
もう振り向く余裕がない。
少なくとも俺の心に余裕なんて全く無い。
でも、でもっ!後ろから聞こえる母さんの絶叫が、余裕をなくした心へと無理矢理押し入ってくる。
―っ、母さんっ!
頽れそうになる膝を何とか奮い立たせ、ルイを引く腕に力を込める。
今となっては、このつながりだけが唯一の希望だ。
『おにぃちゃん!後ろっ!』
嗚咽交じりのその声に振り向くと、まだ一人追いかけてきていた。
―しつこいっ!
着々と迫ってくる足音。
―このままだとっ!
着々と迫ってくる恐怖。
―追いつかれるっ!
着々と迫ってくる、大切な人を喪う傷み。
―くそっ!
『「ルイっ!逃げろ!」』
ルイの手を放し、前に飛び出す。
尊敬する二人が俺の背を押してくれる。俺に勇気をくれる!
―約束は、破れないっ!
『嫌だよっ!おにぃちゃん!』
『「父さんと母さんの頑張りを無駄にする気かっ!」』
『―っ!』
後ろから、走り去る声が聞こえる。良かった、分かってくれた。
あとは…、俺がこいつを何とかするだけだ!
『「うぉおおおっ!」』
覚悟を決め、男へ向かって突進。
そしてその僅かな間に、気休め程度の作戦を立てる。
初撃、まずはそれを交わして胴にしがみこう。あとはもう、どうとでもなれっ!
『「あああああっ!」』
―ブンッ!
袈裟切り気味に放たれた斬撃を、ギリギリで躱すことに成功した。
正直、奇跡に近い。
初撃は袈裟切りで来るだろうという、予想とは決して言えないただの願望がたまたま現実と重なり、運よく身を躱すことができただけだ。それでも紙一重だったが。
しかしそのおかげで、男の胴にしがみつき体制を崩すことに成功している。
しているが、動きを止められるのはほんの一瞬だけだ。そもそも、武器を持った腕を抑えられていない!
―どうするっ?
「(右の崖に飛び込め!)」
その瞬間、ユウの中に居た雄介が叫んだ。
「(俺を信じろっ!)」
『―っ!分かった!』
男が体勢を立て直す前に、動かなければっ!
掴んだ胴をそのままに、何とか崖へと地を蹴った。
―。
世界が、反転する。
一緒に落ちた男が、叫び声をあげている。どうだ、ざまぁみやがれ。
あとは…、思い出せ。あの時の感覚を。
どうやった?
どうやって助かった?
俺は―。
なめこ採りで崖から落ちた時、どうやって助かった―。
「に゛ぃぃぃやぁぁあああ!」
横隔膜に押し上げられた空気が、声帯を豪勢に震わせる懐かしい感覚。
それを契機に、俺の体は人とは思えない動きで身を捻る。
しかし、今回は完全に崖だ。前回の様な高さならまだしも、崖の上から身を投げたのだ。現に、下には木々が見えている。つまり、だいたい20メートルほど。助かる…のか?
男を既に開放し終えていた手は、もう着地の用意を始めているが、枝葉のせいで着地点が見えない。さらに言えば、そこら中に張り巡らされているだろう枝も、無数にある葉に隠れてどこに存るか分からない。体勢を整えたはいいものの、決して窮地は脱してはいない。
―ええぃっ、ままよっ!
枝を掴もうと、勘で手を伸ばした。迫りくる地面は待ってくれない!頼むっ!
ガシっ!
前世では空を切った手だったが、今回はしっかりと枝を掴むことができた!よしっ!
―メキメキメキッ!
しかし枝の強度が足りないのか、嫌な音が枝を通して体へと伝わる。
くっ!次っ、次は!?
落下の速度を落とせはしたが、それでもまだ地面まで10メートルほどもある。安心とはまるで程遠い。
俺は諦めず更に手を伸ばすが、しかしそう何度も上手くいくはずが無かった。
結局、枝と葉に体中をぶつけるという強引なブレーキをかけての着地になってしまった。
それでも「着地」という言葉通り、その瞬間だけは前世と同じように体を捻らせ、四肢で衝撃を吸収し、綺麗な着地を決めたのだった。
「痛ってぇ…。」
着地できたはいいが、枝と葉で全身が傷だらけだ。
体を動かすことすらままならない。
が、ルイが待っている!このままここにいるわけにはいかない!すぐに戻らないと!
しかし、痛む体にむち打ち、崖の上へと戻る道を探し出して何とか元の場所に戻るのに何十分もかかってしまった。
ようやくたどり着いた時にはルイの姿は既になく、更に30分程探し彷徨ったのちに地面に落ちている何かを見つけた。
「ルイ…」
それは、ルイが付けていた白いリボン。
「ルイ―っ!!」
叫んでも、叫んでも。
ルイが返事してくれることは無い。
その事実から推測できてしまう「最悪の結末」が、満身創痍の体に重くのしかかり―。
俺は、そこで意識を手放したのだった。
―続―
お疲れ様でした。
まじめパートって書くのが大変だな、おい。
しかも無駄に長くなってしまった。
ストレスなく読めるように書けていればいいんだけど。どうでしょうか。
是非とも感想をお待ちしております。
それでは最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
次回もお待ちしています。
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