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うぃず・めがっ!【第一部・完】  作者: 煮木 倫太郎
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1.序幕―女神様との邂逅―(1)


 ―ブチブチィッ!


 身を預けていた(つる)が、嫌な音を立てた。

 うお、と呻き声を上げながら、俺は引き裂かれた蔓の代わりを探すために、咄嗟(とっさ)に両手をバタバタと動かす。いや、()()と言うよりは、()()の方がより正確だろうか。

 とにもかくにも、周囲の草木を掴もうと藻掻(もが)いた俺の両腕は、悲しきかな、深山のきれいな空気だけを握りしめた。

 あ、ヤバい―。

 ようやくその思考に至った頃には、俺の視界は反転していて。


「(ああ―、やっぱりやめておけばよかった…。)」


 己の浅はかさを嘆いても、後の祭り。

 物理法則に従い、全身は自由落下運動を始めていた。


 ◇◇◇


 事の顛末は、(さかのぼ)る事5分前。

 崖、と呼ぶには少し勾配(こうばい)が足りない、そんな急勾配の上部。目算で高さ4メートル程の場所から突き出している朽木に、なめこが群生していた。

 そんな「なめこ集落」の真下でしばし熟考を始める。

 目の前には宝の山、そしてそれを守るように切り立つガーディアン…、か。どうしよう。

 あ、もちろん宝というのはなめこの事だ。大げさかもしれないが、山菜やキノコを採る人にとっては宝に等しい。

 それで、だ。登れない…と言う程の崖ではないと思う。思うけど、かなり危ないよな、これ。装備は何もないし、いわゆる身一つだし。

 どうする?下手をすれば怪我では済まないかもしれない。命に関わる重要な選択だぞ?よく考えなければ。

 と、俺は熟考から更に深く思案するため、脳内で自問自答を試みる。

 そこでは俺の葛藤を代弁するかのように、我が可愛い分身たちが激しい議論を投げつけあっていた。

 ―俺の中の悪魔が、『今日の夕食は、なめこ汁だぜぇ!!』と叫ぶ。正直うるさい。

 ―俺の中の天使は、『なめこのホイル焼き、美味しいよね!』と笑う。おい、お前もか。

 …。

 というわけで、熟考の体を示した甲斐もなく、危険を顧みもせずに、俺はなめこ採取を即決したのだった。


 ◇◇◇


 そして今に至る。欲に駆られた結果がコレだ。

 絶賛天地反転状態。

 ちなみに、目的のお宝はビニール袋にたんまり詰め込まれ、俺の腕にぶら下がっていた。()()()()()()()()―と過去形なのは、今の俺は現在落下中であり、なめこ達と運命を共にしているからである。地球様の力に逆らうことなく従順そのものである俺に、なめこ達は残念ながらぶら下がれないのだ。

 当たり前だが、このまま落ちれば壁面にぶつかりながら地面に落下するのは間違いない。ただ幸いなことにそれほどの高さはない為、急所さえ守れば即死ということは無いと思う。

 無い…だろうが、軽い怪我では済まないのは想像に難くない。そして、ここはそれなりの山奥。重い怪我を負って山を下りるのは、はっきり言って厳しいだろう。

 携帯?―八ツ、これだから都会っ子は。山には電波が無いところが沢山あるのだよ!と嘲笑気味に自身にツッコミをいれる。

 残念なことに…助かる見込みは薄そうだ。

 これだけの思考を落下開始のコンマ何秒という間で行った俺は、走馬灯っていうのは助かる術を脳が全力で探す結果、思考が加速した故に周りが遅く見えるって本当だったんだなーという、なんとも的外れな結論で緊急脳内会議を打ち切ったのだった。


「(あーあ。せめて、今採ったなめこくらいは食べたかったな。)」 


 ―だが早々に諦めた俺に反して、自分の脳は、そして体はひとりでに抵抗を続けていた。思考を止めたはずの脳内に、俺の知らない光景がフラッシュバックする。

 その光景とは―。

 状況は現実と変わらず落下中の映像だったが、場所が違っている。

 そこは住宅街。住宅街の塀から落ちる瞬間だったのだ。そして落ちる時に口から飛び出た叫び声は―。


『ニ゛ャァアアアアア゛ッ!!!』


 声というより、それは咆哮(ほうこう)だった。

 おおよそ人には出せそうにない声が自分の耳に響くと同時に、鋭い(のど)の痛みに襲われ現実に意識が半分引き戻される。

 すると、眼前には今まさに激突しそうな壁が視界一杯に広がっていた。

 俺は反射的に目を閉じ、きたる衝撃に備え頭を抱えて体を強張らせようとしたが、しかし、自分の体は俺の意志とは無関係に反射的に体をグイとひねらせ、右足でその壁面を蹴り飛ばした。

 己の体に起こっている現象は全く呑み込めていないが、とりあえずこれで壁面に衝突という危機は脱したらしい。でも、まだ問題は残っている。

 ―地面。

 そう、地面というどうしようも回避できない最終地点が、俄然物凄い速さで迫ってきている。

 けれども、俺の体はまたもや勝手に体をひねらせた後、地面と体が平行になるようバランスを取ると、着地に向けて手足を下に伸ばした。

 

『ニ゛ャアア゛ア゛ッ!!』


 横隔膜に押し上げられた空気が、声帯を豪勢に震わせる。またもや、人が出せるはずもない音が自分の口から放射された。喉が焼けるように痛む。

 しかし、そんなことはお構いなしに、自分の体は未だ脳内で流れ続けていた映像と同じように見事に衝撃を四肢で吸収し、怪我無く地面に着地していた。

 ―ああ、これが前世の記憶ってやつ、なのかな。

 その考えに自然と至った直後、俺の意識は途絶えたのだった。



 ◆◆◆◆

 


「…ーし。」

「もしもぉし。」


 甘く優しい声が聞こえるような―。


「あのぉ、もしもぉし。」

「起きてくださぁい。」


 そして体が揺すられる感触。

 どうやら誰かに呼びかけられているようだ。いったい誰だろう。

 

「う~ん…起きませんねぇ、やる事山積みなのにぃ。むぅ、困りましたねぇ。」


 声の主はうんうんと唸りながら、何かお悩みのご様子だ。どうしたんだろうか。

 何か助け舟を出してあげたいところだが、耳に届くこの声が正直とても好みだ。この声にずっと揺られるというのも悪くない。

 俺は出社しかけた脳に再び休暇を与えるように、無理やり覚醒を拒んだ。

 そうやってしばらく抵抗を続けていると、「あぁ」という声と共にパンと何かが叩かれる音が耳に届く。それから続けて、その声の主は聞きなれない言葉を発し始めた。

 いや、それは()()というよりも、()と表現する方が正しいのかもしれない。

 そんな()が鳴り響いた後、再び先ほどの優しい声がしゃべり始めた。

 

「では、一発ぶっ叩いてみましょ~。痛いのは一瞬だけですよぉ。我慢してくださいねぇ。では、このエスカリボル…」

「わぁーーー!」


 有休を楽しみかけた脳を無理やり覚醒させる。

 いきなり働かされた脳は、今まさに抗議のデモ活動中だ。うるさいっ、命が無ければデモ活動も出来ないんだ、おとなしく働け!

 ぶつくさ文句を垂れる脳細胞達を黙らせ、俺は覚醒したのも束の間、今まさに降りかかろうとしている惨劇を、振りかぶられた釘バットを、未然に防ごうと大慌てで抗議の声を張り上げた。


「著作権に引っかかるから!やめて!!」

「えぇ~、大丈夫ですよぉ?死んでも、ぴぴるぴるぴると生き返らせますからぁ。」

「いや、だから!やめてくださいよ!」

「でも、最近見ましたよね?ドクロちゃん。」


 そう言いながら、残念そうにエスカリボル…釘バットを仕舞う。仕舞う、というか目の前で消してみせたのは、おそらく先ほどの声の主だろう。

 

「見ましたけども!」

「えー、一度やってみたかったんですけどねぇ~、残念ですぅ。」


 ホントに残念だったらしい。

 頬を軽く膨らませた彼女は、ちぇーですぅ、とか言いながらクルっと身を返し、後ろでぽつねんと佇んでいた椅子にてくてく歩み寄り、ふわりと腰を掛けた。

 ああ。それを見て今気づいたけど、俺も椅子に座っているらしい。

 まあそれはともかく、ようやく落ち着いた。これでちゃんと話ができるな。


「―というか、あなた誰なんですか?」

「えぇ~、今更それを聞くんですかぁ?というか、あなたは見ず知らずの人に、いきなりあんなツッコミをいれたんですかぁ?」


 彼女のその言葉に、すみませんね、と悪態をついて返そうとしたのだが、その出かかった言葉は喉のなかほどで急停止してしまった。

 それは、向かい合って座ったことで、ようやく彼女の顔をまじまじと見ることができたからだった。

 薄く笑みをたたえていて座っている彼女は、目は大きく垂れ目気味で、鼻は小ぶり、口は鼻とバランスよく配置されている。輪郭はすこし丸顔だが、太っているというわけではなく、むしろ可愛さを引き立たせる造形だ。そのせいか幼さが残っていると感じるが、全体的な雰囲気はそうでもなく、包容力のある大人な雰囲気を醸し出している。

 ピンクと白を基調とした普段見慣れない衣装が、その雰囲気を際立たせてくれているのかもしれない。


「あんまりまじまじ見ないでくださいねぇ。訴訟しますよ?」

「先に警察を呼んで!!」


 淡いピンクの長い髪を膝の上で弄びながら、酷いことを言われた。

 ぶっちゃけて言うと、かなりタイプの女性で見てるだけでドキドキするほどだが、性格がどうも残念そうだ。


「残念とか、そちらも酷い事言いますねぇ。」

「いや、言ってないから。心を読まないで!」


 起きてからずっとツッコミをさせられている気がする。正直疲れる。

 …うん?心を読まれた?というか、さっきも釘バットを消してたよね。

 その違和感に遅ればせながら気付いた俺は、そこでようやく周囲を見渡すという行動に思い至った。


「どうしたんですか、今度はキョロキョロと挙動不審に。気持ち悪いですよぉ?」

 

 相も変わらず酷い事を言ってくる彼女を無視し、周囲の観察を継続する。

 継続するとは言ったものの、その作業は長くはかからなかった。というのも、自分がいる場所には()()無かったのである。

 壁も、床も、天井も、ついには空も、何も無い。あるのは自分と彼女と、二人が座っている向かい合った椅子、そしてその下で淡く光る謎の魔法陣のような何かだけだった。


「…。ああ、夢か。」

「はい、夢ですよぉ。」

 

 あっけなく返された。


「え?ホントに夢なの?何か特別な力に目覚めたとかじゃなくて?」

「何言ってるんですかぁ?気持ち悪いだけでなく、恥ずかしい人でもあったんですねぇ。」


 また言葉にナイフを乗せて返された。俺のガラスのハートはずだぼろだ…。

 すだぼろだけど、()()()タイプの女性に、好みのやさしい声で罵倒されるという特殊な状況に、自分の新たな扉が開きかけたところで、目の前の女性は顔を少し引き攣らせながら説明を始めてくれた。


「夢、と言っても全てあなたの妄想ってわけではありませんよぉ。私はあなたの夢を間借りして、あなたに話しかけてるっていう状態ですねぇ。うーん、ここまで言えば、アニメやラノベをよく見る世代の人は、何となく伝わると思いますけど…ああ!例えるなら太極図を貰ったときの太公…」

「伝わりましたよ!大丈夫です!」


 大慌てで話に割り込む。あぶないあぶない、またこの人は危ない発言を。しかもその例えは少しずれてる気もする。

 というか、さっきの釘バットでも思ったことだが、話に出すネタが古くて、しかもマニアックだ。若い人どころか、同世代でも伝わらないんじゃなかろうか。

 もっとユーザビリティを心がけて欲しい。お年寄りだけでなく、若い人も大切にしよう。


「仕方ないじゃないですかぁ。あなたの夢を間借りしているんですからぁ。あなたの知っている知識からしか、言葉を引き出せないんですよぉ。恨むなら自身の趣味と知識を恨んでくださいねぇ。」

「…さいですか。」


 なんだ、そのよくある設定は、と言いかけて止めた。設定に文句言っても仕方ないし。

 それに、ここ何年と仕事に追われてアニメを嗜めてなかったのは本当だし。

 新しい物語を頭に入れるのは結構疲れるという理由で、最近は、たまにぽっかり空いた時間を一度見たアニメをボーっと眺めるのに費やしていたからな。

 古いネタしか出ないのも頷けてしまう。年、とったなぁ俺。


「それはさすがに、同情しますねぇ。」


 と心がこもっているのかいないのか微妙な物言いで、俺の思考に勝手に返事をした後、彼女はその可愛い口から謎の()を発した。

 すると何もない空間に一冊の本がポンッと現れる。

 ―ああ、なるほど。覚醒前に聞いたあの謎の音は、彼女が釘バットを出すためのものだったのか。一応詠唱みたいなのが必要なのね。

 …それにしても夢ってすげぇな。


「夢ってなんでもありで、便利ですよねぇ。」


 と本をめくりながら、彼女は言う。

 夢だって、やりたい放題のあなたにだけは言われたくないだろうよ。


「えーっとぉ…。名前、坂井雄介。年齢32才。彼女いない歴イコール年齢。といっても、不細工というわけではなく、いたって平凡。その平凡な容姿で平凡な中学、平凡な高校、平凡な大学で平凡な学生生活を送る。そんな学生生活を送ったにも関わらず大手製薬会社に内定をもらう。運が良いかと思いきや、入った企業は超が付くほどのブラック企業。休みはほとんど貰えず、帰りは毎日夜中前。働いては寝て、寝ては働いての生活を10年繰り返す。そしてつい先日、いきなり企業が倒産し、無職で放り出されてしまう。そんな企業だったにもかかわらず、給料はしっかり払われており、なおかつ失業時の補償もしっかりもらえた為、お金だけは不自由ないくらいに貯まっている。けれども、今までお金を使う暇がなかったため、このお金をどう使えばわからず、とりあえず貯金し、このお金でスローライフを送りながら残りの長い人生を終えようと決意。…。うわぁ…これは流石に…。」


 ここまで一気に読み上げた後、先程とは打って変わり心から同情したという態度と表情で、加えてこう言った。


「…生きるの、楽しいですか?」

「辛辣すぎるっ!!!」


 しかも今までの甘ったるいイントネーションではなく、マジトーンで言われた。マジでへこむ。その優しい笑顔をとりあえずやめて欲しい。辛い。

 いま椅子に座っていなかったら、足から(くずお)れていただろう。クズな自分にはぴったりだな。


「そんなに卑下しないでください。いいこと、うん、きっといいこと…あります、から?」

「せめて言葉だけでも、しっかりと取り繕ってくれ…。」

 

 俺の人生そんなにか?


「それはさておきぃ、雄介さん。」

「はい、何ですか?」


 目から何かが(こぼ)れそうな状態で、やけくそ気味に返してやる。


「ここに来るまえに何をしてたのか、覚えていますかぁ?」


 いつのまにか彼女の口調が元に戻っている。どうやら、真面目なパートに入るらしい。

 この、甘ったるい喋りが真面目モードというのが何とも言えないが、自分の好みの喋り方なのであまり気にしない。というか、指摘して直されたら悲しいから言わない。

 で?なんだっけ。ここに来る前?

 …えーっと。

 確かキノコを採ろうと山に入ったら、偶然にもなめこが群生しているのを発見して―。

 そこまで思い出したところで、血の気が引いた。


「思い出しましたぁ?そうですぅ。アリの様に、馬車馬の如く、搾り取られるように働かされた雄介さんはぁ、疲れた体と疲れ切った精神を癒すためにスローライフを決心。スローライフと言ったらぁ、山菜取りとキノコ狩りだろうという安直な発想のもと、本や動画サイトを参考に山に入り、運よくなめこの群生を発見。危険な場所に生えてたのにも関わらずぅ、無謀にも挑戦した結果ぁ、なめこと共に落下しましたぁ。ラッキーだと思ったら、実は不幸につながっていたとかぁ、製薬会社から内定をもらった時と似ていて、正直笑えませんねぇ。」


 長ゼリフの所々に小さなトゲを感じるが、それはさておこう。

 たしかに内定をもらった時も、なめこを見つけた時も、程度は違うが大喜びしていた。その結果が今の自分自身だ。本当に笑えないな。

 でも、そうか。あんな人間とは程遠い生活をしてたけど、切なさという感情はまだ無くしてなかったのか。

 決して楽しい人生じゃなかったし、いいことも特になかったけど、それでも終わったとなるとやっぱり心にくるものがあるんだな。


「親くらいは、…泣いてくれるんだろうか。」


 仕事尽くしだった十年間を振り返りながら、ボソッと呟く。

 働きづめたった俺はもちろん遊ぶ暇もなく、学生の頃の友達とは疎遠になっていた。会社の同僚はいるが、俺と同じく皆死んだ魚のような目で働いているだけで、同じ穴の(むじな)であっても決して友人とは言えなかった。両親でさえ、年に二回ほどしか連絡をとっていない。

 そんな自分の悲しい人生を、自身の涙で慰めようとした時―。


「あのぉ…死んでませんよ?」

「え?」


 予想とは全く違った言葉が、正面から投げかけられた。


「生きてますよぉ?」


 …。

 

「ええええ!?いやいやいや、ちょっとまって。この流れでおかしくない?今の展開なら『悲しい人生を送って来た雄介さんに、今一度チャンスをあげましょう』って女神であるあなたが言って、俺は他の世界に転生し新たな人生を歩むっていう、そんな流れじゃないの!?」


 あまりの拍子抜け具合に、俺はガタッと椅子から立ち上がって目の前の女神だろう彼女に詰め寄る。

 その迫真の詰め寄り具合に、彼女は若干引きながらも意外としっかり答えてくれた。


                                      ―続―

最後まで読んでいただきありがとうございました。

読んでいただいた通り、女神様の可愛さと、女神様との会話をメインに進めていきます。

話の展開は大体これくらいの速度になります。ご了承ください。

一応区切りのいいところまでは、頑張って書き進めてみたいと思います。


拙作になりますが、もし楽しく読めた方がいらしましたら応援お願いします。m(_ _)m

コメントもお待ちしております。

更新頻度はあまり早くないかもですが、応援を励みに書き進めます。よろしくお願いします。


追記

12000文字程あったので2話に分割しました。次話とこの1話で旧1話になります。

頂いたコメントの中には、旧の時の物があります。ご了承ください。

また、1章完結まで書いた時点で大幅に修正を加えました。

この1話目だけでなく、他の話数にも修正を加えてますので、ご了承ください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 斬新な設定でとても面白いです!前世を思い出していく、しかも普通の人より多め! これからどうなるのかとても楽しみです [気になる点] 女神様が一方的に話しているのでせっかくなら主人公も時々相…
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