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3話 え、ステータスですか?

誤字を修正しました!ご協力ありがとうございます。

「これが今回の買取額になるわ。確認してね」

「え、こんなにももらえるんですか?!」


 私が金額を見ると5000万円という金額が目に入った。


「そうよ。重要情報だったし魔石に関しても変わりがない品になるから高くなったの。すっごいお金持ちになったし結婚する?」

「優さんなら大歓迎デス。いややっぱりやめます。なんか食べられそうな気がしたので、、」


 とゆうかこれだけのお金があれば目的のものはもう受け取れるのでは?


「もしかしてこれってこの金で予約していたもの買えますか」

「もちろん買えるわよ。それと今日から胡桃ちゃんの専属になったから。えっと、ミスリルのフライパンであってる?」


「そうです!確か1000万円だった気がするので今回から引いて今受け取りたいです」

「それじゃあフライパンの方持ってくるからちょっと待っててね」


 優さんはフライパンを取りに部屋を出て行ってしまったので出された紅茶を飲もうとする。


 ぼーっとコップの水面を見つめていると、、、


『身辺調査を自身に使用しますか? はい/いいえ』


 ん?どういうことだろう。私は紅茶を飲む前にフリーズしてしまう。


 とりあえず気になるので はい を選択してみる。


夕凪 胡桃 女性 17歳 163cm Lv8


 HP 1500

 MP 150

 攻撃 E

 速度 F

 防御 F

 魔力 F


ポイント 80


加護 幸運スライムの加護


ユニークスキル

クランLv1


通常スキル

支援魔法


 

 あれ、身辺調査っていう能力なんてないけどなんで使えたんだろう。もしかして、、、、


『クランLv1』

付属スキル

身辺調査 拠点生成 クランリーダー クランメンバー クラン倉庫 


身辺調査

見たものの情報を取得できる。


 やっぱりスキルの中にスキルがあることがあるんだ。

 身辺調査は鑑定に似ている能力だけどこっちは人にも使えるのね。というかステータスってあったんだね。


 え、っていうかもしかして幸運スライム以上にやばい情報、かも、、


「ええぇえぇぇ!」


「ん?胡桃ちゃん何がええぇ、なの?」


 叫んだところでちょうど優さんが帰ってきたみたい。叫びが聞こえちゃったて思うと恥ずかしい。


「い、いや。なんでもないです。そのケースの中身がフライパンですか?」

「そうよ。中身の金額が高いからケースに入れられてるわ。」


私は確認のためにケース出す。


 ふわあぁ。この光沢!フライパンなのにこの軽さ!待ち望んだ新フライパン君だ!やった〜


 ヤバイ、ステータスより嬉しいかも。。


 私は興奮して素手でコンコンと叩いたり少し振ってみたりする。


 私は側から見たら新しいおもちゃを手に入れた子供に見えるかもしれない。


ーーーーーーーーーーーーーーーー



 家に帰ると私の弁護士さんからメールが来ていた。

 

 見てみると相続のことに関してらしい。


 なんでこんな時期に相続の話かというともう二年経つけど私の両親は既に亡くなっている。


 交差点での信号無視と極度のスピードの出し過ぎの交通事故だそうなの。


 私自身当初はショックから立ち直れなくて泣き続けていたけどおばあちゃんが慰めてくれたからなんとかなってるの。


 お母さん達が昔からお世話になっている優しい弁護士さんが色々面倒な手続きとかはやってくれている。

 

 その中の相続のことが終わったらしいので連絡が来たっぽい。


 家族と過ごしてきた家は私がこれからも私が使っていくので問題ない。

 

 両親が残したお金や保険のお金は貯金するしそれなりにお父さんがいい仕事についていたのでお金の心配もない。

 

 ただ一つ困っているのが私の家の隣にある結構広い空き地なの。


 売るにも隣にマンションが建てられるのは日当たりが悪くなるから出来ないし、困った。。。


 あることが思いついたのですぐに実行に移すべく隣の空き地に行く。


『拠点生成が使用しますか? はい/いいえ』


 私は迷わず はい を押す。


 すると一瞬で目の前の何もなかった空き地に立派な少し古風な家が建っていた。


 ウソ、ほんとにできちゃった。

 

 拠点生成の説明文にクランの拠点となるクランホームを生成すると書いてあったの。

 冗談半分のつもりで使用したのに本当に一瞬でクラハウスが出来てしまった。


 あ、もしかしてこれってたまたま深夜だったからよかったけど、昼間だったら何もないところから家ができてたからまずかった?!


  危ない、危ない、ステータスの秘密どころじゃなくなるとこだった。せ、セーフ。


 いや、アウトかな?明日にはバレちゃうんだし。


 このまま国のやばい組織みたいのに連れ拐われて解剖されちゃうかも?!どうしよう!現代のドラえ◯んになっちゃう


 私の頭はそんなアホみたいな考えでショートしそうになったので一度現実逃避をする。


 けどなんかこれユニークスキルで生成されたわけだし、ただの家じゃないよね。


『身辺調査をクランホームに使用しますか? はい/いいえ』


 身辺調査先生から考えを見透かすかのように提案されたので即答で はい を選択する。


「お願い!建物隠せるような能力ついていて!」


 クランホーム

クランマスターの認めた人のみにしか見れず、指定された人またはクランメンバーにしか入れない。現時点ではクラン内にいると消耗されたステータスの回復速度が通常の1.5倍になる。レベルが上がると能力が追加されクランハウスは大きくなる。


 えぇ、思ったより数段優秀だぁ〜


 でもスキルのお陰で私が次世代のドラえ◯もんになるのは防がれたわ。


 土地の活用もできたことだし、これからクランのことクラン大先生と呼ぶことにしようかな。


ここまで読んでくれてありがとうございました♪



くるみ頑張れ!!とかくるみかわいいとかあったら下にある高評価やブックマークもしていただけると執筆の励みになります♪




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