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河野太郎

作者: 丹羽恒太郎

拝啓

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

ふたりのあいだにこどもはいませんでしたが、なかよくくらしておりました。


そして今日もおじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。

おじいさんが山でしばをかっていると、突然神が現れ、お爺さんは神から十戒を授かりました。

おじいさんは

「おや、これはいいみやげになるぞ」

と十戒の刻まれた石版を担いでおばあさんのもとへいきました。


そして、おじいさんが川でせんたくをしているおばあさんにむかって手をふると、突如として川が割れ、なんと中からげんきのいい男の赤ちゃんがとび出してきました。

「これはきっと、神様がくださったに違いない」

子供のいなかったおじいさんとおばあさんは、おおよろこびしました。

川から生まれた男の子なので、おじいさんとおばあさんはその子に

河野太郎(かわのたろう)

と名付けました。


河野太郎はすくすく育って、やがて外務大臣になりました。


ごめんなさい。

敬具

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