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不思議な部屋  作者: 竜胆
30/40

文がいよいよ試験外泊する日になりました。

翌朝は五時半過ぎに目覚めた。

喉が渇いていて咳が出たから、枕元に置いていた眼鏡を掛けて部屋の電気を付けた。その眩しさに目がシパシパとした。うがい薬でうがいをしてから、白湯をマグカップに作り飲んだ。まだ咳が止まらなかったから、喘息の吸入器を吸ってうがいをした。飴を舐めながら、机の引き出しから日記帳を取り出して、睡眠時間と、カーテンを開けて外を見てみたら雨が降っていたから、天気は雨と書き、気分の記号は○と書いた。


洗面所で鏡で顔を見たら、目が少し腫れていた。昨夜泣いたせいだな、と思った。ホットタオルを作って目元に乗せて、次は冷たいタオルで冷やしてを繰り返した。なんとか目元の腫れは引いた。

歯を磨いてうがい薬でうがいをした。うがい薬も残りがわずかになってしまったから、今日の歯科の予約の時にうがい薬も出して貰おうと思った。


午前六時の起床時間を知らせるチャイムが部屋の外から聞こえて来た。私は看護師詰め所に行き、シャンプー類とドライヤーを出して貰った。

部屋に戻り扉に鍵を掛けて、クローゼットからバスタオルとタオル、部屋着と下着を取り出した。浴室の入り口にタオルを敷きバスタオルを置いた。部屋着や下着はベッドの上に置き、身につけていた、カーディガン、パジャマ、下着を脱いで洗濯カゴに入れた。机の引き出しから、肌がしっとりするという入浴剤を選び、シャンプー類が入ったカゴを持ち、浴室に入った。

髪を洗い、身体も洗ってから、頭からシャワーを浴びて、浴槽をシャワーで流してから、湯舟にお湯をためて入浴剤を入れてみたら、白くお湯は濁った。香りも良かった。ぬる目のお湯でも長風呂をした。湯舟から出るタイミングが分からなくなった。気持ちが良かった。

湯舟の栓を抜き、私は浴室の外に置いていたバスタオルで髪と身体を拭いた。浴槽を洗って抜毛も拾った。顔や身体の肌のお手入れをしてから、濡れた足元やトイレの蓋をバスタオルで拭いた。シャンプー類やカゴはタオルで水気を拭いた。

バスタオルやタオルを洗濯カゴに入れて、下着や部屋着と上にパーカーを羽織った。髪をドライヤーで乾かした。仕上げにブラシを使いながら、ブローした。看護師詰め所にドライヤーの熱が冷めてから、シャンプー類とドライヤーを返しに行った。


部屋に戻り机の引き出しから、煙草とライター、携帯を取り出し、ジャンパーを羽織り、ポケットに入れた。ニット帽もかぶり、首にタオルを巻いた。首に巻いていたタオルは真っ黒なタオルで遠目に見たら、タオルとは分からないはずだ、と思っていた。ニット帽とジャンパーも黒だった。

部屋着やパジャマ、妹が最初の入院先で母に頼まれて彼女が選んで買ってくれたもので、シンプルだが可愛いもので気に入っていた。


顔にお粉をはたき、リップクリームを塗った。クローゼットから傘を出して、煙草を吸いにエレベーターに乗り一階に降りて、傘を開いて雨が降る中外に出て喫煙所まで走って行った。冷たい雨だった。

喫煙所のベンチは雨で濡れていたから、私は立って煙草を吸った。二本吸ってから病棟に戻り、入り口に設置されている傘にビニールを入れる機械に傘を入れてビニールに傘を入れた。エレベーターに乗り、部屋に戻って傘を机に立てかけて、脱いだジャンパーに消臭剤をかけて、フックに吊るした。

ニット帽を脱ぎ、首に巻いていたタオルも取った。溜まった洗濯物は、実家に持って帰ってしようと思った。乾燥機は衣類が痛むし、縮むから使いたくなかった。


朝食を知らせる八時のチャイムが聞こえて来たから、私は洗面所で石鹸で手を洗いうがい薬でうがいをしてから部屋を出た。部屋を出たら、二人組がちょうど歩いて来るところだったから、三人で食堂に向かった。

「文ちゃん〜また朝風呂したでしょー」とほっそりとした女性から言われ、「昨夜入らないで寝たのです」と説明した。「いい匂いがするよ」と闊達な女性から言われた。「気持ちよくて、お風呂を出るタイミングが分からなくなり、ずっとお湯に浸かっていました」と言うと笑われてしまった。

カートから自分の名前のプレートのお盆を引き出して、いつも食事をするテーブルに向かった。三人がそろってから「いただきます」と言って朝ごはんを食べ始めた。お味噌汁にお湯を加えて薄めた。ゆっくりとよく噛んで食べて完食した。

二人組の話を聞いていたら、闊達な女性の子どもさん達は、長男さんの運転で面会をしに来たらしかった。そんなに大きな息子さんがいるとは驚いてしまった。ほっそりとした女性の長男さんも同じ年だと聞いてやはり驚いたのだった。


部屋に戻り朝薬を飲んで、歯を磨いてうがい薬でうがいをした。

実家に持って帰る荷物をリストアップしてメモ用紙に書いてから、バックに荷造りをした。


部屋をノックする音がして返事をしたら、副長さんとベテランの私を気に掛けて下さる看護助手さんだった。検診をしてくださり、「痛みがなくなったそうね。良かったわね。今日から外泊するのよね。荷造りしたみたいね。以前言ったように無理をせずに頑張り過ぎないのよ」と副長さんは言われた。ベテランの看護助手さんは「いいなー、俺も付いていきたい」と言われるから笑ってしまった。

お二人に、父の金沢土産の焼き菓子を渡した。「マドレーヌ、美味しかったわよ。今度は金沢のお土産?文さん、ありがとうね」と副長さんは仰り、「あーあのマドレーヌね、懐かしいな」とベテランの看護助手さんが言われるから、私は「買って来ますね」と看護助手さんに約束をした。


歯科の予約は九時からだったから、私はもう一度歯を磨いてうがい薬でうがいをした。看護師詰め所に行き、中におられた看護師さんに「歯科の予約を九時に入れています」と言った。若い子看護助手さんが歯科まで連れて行って下さった。途中話しかけて来られた。他の患者さんの彼が面白いと思った話をして来たが、私は黙っていた。この若い看護助手さんは、私が閉鎖病棟の隔離室で、暴れたり、喚き散らしていた様子を、他の患者さん達に話していて、私はそれを知って気分を害し彼のことが嫌いだった。軽薄な人だな、と思い内心で軽蔑していた。

歯科に着き、彼にお礼を言ってから、部屋の中に入った。女性の看護師さんに促されて、治療台に座った。この前の若い女性の先生が来られて、「口を開けてください」と言われて、私はなるべく口を大きく開けた。「抜い跡はキレイです。他に虫歯もないし、治療はこれで終わりです」と仰られた。私はうがい薬を出して欲しくてお願いをしたら、簡単に「いいですよ」と言って下さった。お礼を言ってから、看護師さんからうがいを薬が入った薬袋を受け取り部屋の外に出たら、またあの嫌いな看護助手さんが迎えに来ていてガックリとした。

話しかけられても私は無視しているのに、彼は話すのをやめないから、うんざりとした。お礼を言って部屋に戻った。


珈琲を淹れて飲んでも、まだイライラするから、煙草を吸いに行こうとジャンパーフックから取り、首にタオルを巻いてニット帽を被り、ジャンパーのポケットに煙草とライターと形態を入れて傘を持って部屋の外に出た。

外に出て出てみたら雨は止んでいた。ベンチは雨どなたが拭かれたのか、渇いていたから座ってる煙草を吸った。一本吸うと気持ちも静まり、二本目はゆっくりと吸った。

雨上がりの空気は気持ちが良かった。木の下に行き深呼吸をしたら水滴が落ちて来て、首に巻いていたタオルで水滴を拭きながら病棟に戻った。


部屋に戻り、ポケットから煙草とライター、携帯を取り出して机の上に置き、脱いだジャンパーに消臭剤をかけてフックに吊り下げた。傘を机に立てかけて、ニット帽を脱ぎタオルは机の椅子の背もたれにかけた。

洗面所で手を石鹸で洗い、うがい薬でうがいをした。


親友がくれた紅茶を淹れてから、カウンセリングの先生とお話ししたいことについて、考えをまとめようと机の引き出しから、日記帳とカウンセリングノートを出して見直した。


*両親の愛情に素直に甘えられない

*愛情を重たく感じてしまう

*退院後の生活の不安


これらをご相談したいと書いた。


携帯が鳴り、見てみたら妹からのメールだった。姪っ子がオレンジのブレスレットをはめてはにかんだ表情をしている写真に、沈んでいた気持ちが上昇した。また電話が鳴り、出てみたら妹からだった。「写メール見た?」と言うので「見たよ。可愛い顔してた」と私が言うと、「ビーズで他に何か作れる?」と言うから、「ストラップ作ろうか?」と私が言うと、「今度はそれを作って!幼稚園の鞄や防犯ブザーに付けたい」と妹は言った。「分かった。来週のアートの時間は水曜日だから、それ以降に送るね」と私は活動のスケジュール表を見ながら言った。「今日から、試験外泊で家に帰るの。お父さんが仕事帰りに迎えに来てくれて、日曜日までいる予定なの」と私が言うと、妹は「サクラが喜ぶね」と言った。「お母さんと電話で話していると、サクラ鳴くのよ」と言うと、「サクラはふーちゃんにしか懐いていなかったもんねー」と妹は言った。「寒くなったから、風邪ひかないようにね。インフルエンザにも気を付けてね」と言うと「ふーちゃんもね」と言って電話を切った。


日記帳に妹から電話があった事を書いた。姪っ子の写メールの可愛さについても書いた。

虫歯がなくて、歯科の治療も終わったことも書いた。

親友に手紙を書くことにした。また、週末に試験外泊をするけど、実家は二回目だし心配しなくていいからね、と書いたところで、子ども達が喜びそうな駄菓子か玩具を入れてやりたくなり、小さな引き出しの鍵を開けてお財布を取り出した。


部屋着のズボンをジーンズに変えて、マフラーを巻いてジャンパーを羽織り、ニット帽を被った。ポケットにお財布と携帯、煙草とライターを入れて、近隣外出届に行き先と時刻を書いて、ショピングセンターに行った。中に駄菓子屋さんコーナーがあった。沢山ある品物から悩んで紙風船を二つ選んだ。喜んでくれるといいな、と思った。

病棟の部屋に戻り、そのまま封筒に紙風船を二つ入れて、手紙の追伸に子ども達に渡してね、と書いてから、封筒に宛名を書いて封をして切手を貼り、近くにある郵便局で封書の重さを計って貰ったら料金内で済んだ。


病院に戻り喫煙所で一服してから、部屋に戻って、ポケットから携帯と煙草とライターを出して机の上に置き、ジャンパーとマフラーに消臭スプレーをかけて、ハンガーにかけてフックに吊り下げた。ニット帽も脱いだ。ジーンズも脱ぎ部屋着のズボンを履いた。

洗面所で手を合わせ洗い、うがい薬袋をうがいをした。


机の引き出しに煙草とライターをなおし、携帯はパーカーのポケットに入れた。


昼食の十二時を知らせるチャイムが鳴ったから、部屋を出て食堂にて歩いて行った。

匂いでお昼ごはんの内容が分かった。カレーだった。カレーライスとサラダ、わかめスープがメニューだった。二人組のお昼ごはんのお盆もテーブルに置いた。二人組が来たから、手招きをして、私は合図を出した。

「文ちゃん、早かったね〜ありがとう」とほっそりとした女性から言われた。「ありがと!」と闊達な女性から言われた。三人で「いただきます」と言ってから食べ始めた。病院のカレー派甘口の私には辛く感じられたが、頑張って完食した。口の中も身体も熱くなった。


二人組と別れて部屋に入って戻って、昼薬を飲んだ。まだ口の中が熱かったから、冷蔵庫の冷凍庫を開けて、レモンのシャーベットを食べた。口の中が冷んやりとして美味しかった。食べ終えてから、容器を洗面所で水ですすいでゴミ箱に捨てた。スプーンも洗い、布巾で拭いて戸棚になおした。

口をすすいでから、歯を磨きうがい薬でうがいをした。携帯が鳴り、見てみたら地元の友達が土曜日に温泉に行きましょうという内容のメールだった。私は楽しみ!と書いて送信した。


カウンセリングの時間まで、部屋の掃除をする事にした。看護師詰め所に行き、掃除機を借りて来た。掃除機をベッドの下や机の下、部屋の隅々までかけてから、看護師詰め所に返しに行った。タオルを水で濡らして固く絞って、机や窓、ベッドなどを拭いた。

靴下を脱いで浴室に入って、浴槽を洗剤をかけてスポンジで丁寧に洗い、シャワーカーテンも洗った。トイレも洗剤をかけて念入りにして磨いた。

洗面所の鏡を濡れタオルで拭いて、乾いたタオルで仕上げに磨いた。洗面所も洗剤をかけてスポンジで洗った。

サンスベリアの葉を濡れタオルで優しく拭いた。

濡れタオルと靴下を洗濯カゴに入れて、手を石鹸で洗い、一息ついてベッドの上でゴロゴロとしながら本を読んでいた。


部屋をノックする音がして返事をしたら、カウンセリングの先生だった。机の引き出しからカウンセリングノートとペンを出して、裸足だったからクローゼットから靴下を出して履いた。

「お待たせしました」と先生に謝った。「いいのよ、気にしないで。では行きましょうか。この前いただいたマドレーヌ、美味しかったです。ありがとう。本当に大きかったわ」と先生は話されながら、看護師詰め所の中にある、面談やカウンセリングを受けるスペースに私たちは入って促されて席についた。


「先生、素直になるって難しいです。両親は私に対して深い愛情を持って接してくれているのですが、重たく感じてしまう自分が嫌です。。。甘えていい、と言われますがそれも難しくて出来ません」と先生に言った。

「そうね、文さんはご両親と十年以上関係が途切れていたから、どう接したら良いか分からなくて当然だと思います。文さん、今すぐには解決しません。時間を掛けてゆっくりと解決する悩みですよ」と仰られて、主治医の先生と同じことを言われるのだな、と思った。

「今度の試験外泊は、どのように過ごすつもりかな?」と尋ねられて、「前回は頑張りすぎて疲れたので、今回はゆっくりと出来る範囲で母のお手伝いをして過ごします。土曜日には、地元の友達と温泉にも行きます」とわたしが言うと、「無理をしない事が大事なのです。継続して行けるかが重要なの。無理をしたら疲れて何も出来なくなってしまでしょう?家事はお手伝い程度にしてね。お友達と会って、楽しむのはいいけれど、楽し過ぎるのも疲れます。何事もほどほどにね」と先生は仰られた。楽しいと疲れるのか、と不思議に思った。

「言い残した事は無いですか」と尋ねられて、時計を見たら一時間が経とうとしていた。「ありません、ありがとうございました」とお礼を言ってから、先生と看護師詰め所を出た。先生に、「父のお土産のお菓子があります」と言って、先生に部屋に入って貰い金沢土産の洋菓子の中から、先生に好きなお菓子を選んで貰った。先生はダコワーズを選ばれた。私も好きだった。

「先生、お時間おありですか?」と尋ねると、「大丈夫よ」と仰ったから、先生に「珈琲か紅茶のどちらが良いですか」と尋ねたら、「紅茶をいただける?」と言われたので、マグカップを二つお湯で温めて、お湯を洗面所に捨ててから、先生が選んだダージリンティーを二人で飲みながら、ダコワーズを食べてお茶をした。上品な甘さで美味しかった。先生と「美味しい!」と言いながら食べた。大好きな先生とお茶することが出来て嬉しかった。

「文さん、月曜日に面談入れておくわね」と先生から言って下さった。有難かった。「ありがとうございます」と言って、涙が出てポロリと溢れた。先生はティッシュを渡して下さり、「涙が出るのは、良いことなのよ。感情が動いている証拠なの。心が揺れ動くようになったでしょう?」と優しく微笑みながら仰られるのだった。私はただ頷いていた。


先生は、「ご馳走さま。気を付けて帰ってね!また月曜日に会いましょうね」と言って部屋を出て行かれた。


カウンセリングノートのまとめをして、七色ペンで囲ったりした。

マグカップを洗って、布巾で拭いて戸棚になおした。布巾は洗濯カゴに入れた。


部屋着から、実家に帰るために服を着替えた。父がこの前は黒ずくめで死神のようだと言ったから、白いセーターに黒のコーデュロイパンツを履いた。紫色の細い皮のベルトをはめた。

看護師詰め所に行き、コンタクトケースと液、化粧ポーチを出して貰った。

部屋に戻り洗面所でコンタクトをはめてから、机に座り薄化粧になるよう心掛けてお化粧をした。

看護師詰め所にコンタクトケースと液、化粧ポーチを返しに行った。副長さんが対応して下さり、「可愛いじゃない」と言って下さった。「たまにしかしないから、お化粧の仕方を忘れます」と私が言うと笑っておられた。


部屋に戻り、バックの中の荷物をチェックした。

部屋をノックする音がして返事したら、看護助手さんが「お父さんが来られました」と言われ、時計を見たら、まだ四時になっていなかった。「早かったねぇ」と父に言うと、「準備は出来ているのか」と言うから、「出来てるけど、もう帰ってもいいか、看護師さんに聞いてくるから、待っていてくれる?」と言って、看護師詰め所に行った。

副長さんと目が合って、カウンターの窓口まで来てくださった。「父が来ました。もう帰れるのか、と言っていますが、帰れますか?」と尋ねると、「いいわよ。ちゃんとお薬持った?無理をしないで、お父さん、お母さんの言うことを聞くのよ」と言ってくださった。「ありがとうございます。無理は禁物ですね!それでは、日曜日にはまた病院に戻ります」と言ってから、外出届を受け取って、部屋に戻った。


「帰っていいって。副長さんがオッケーを出してくださったよ」と言いながら、私はマフラーを巻き、赤いニット帽を被り、ジャンパーを羽織った。父に洗濯カゴを持ってもらい、私はバックに外出届を入れてから、また看護師詰め所に行き、「これから帰ります。施錠お願いします」とおられた看護師さんに声をかけてお願いした。


父とエレベーターで一階に降りて、荷物を後部座席に置いた。

喫煙所で一服してから帰ろうと二人して喫煙所で煙草を吸った。

「文、マフラー持っているじゃないか」と言われて、「うん、前に話したでしょう?近くのショッピングセンターで半額になっていたから買ったの」と父がやっと見てくれて嬉しかった。「寒くなったな。早く帰ろう」と言い、車に乗り込み家路を急いだのだった。

入院中に、ある時から涙が出るようになりました。子どもの時から泣かない子だったのにです。

「泣くのは良い事です」といわれていました。たしかに泣いた後は、気持ちが浄化されたようにすっきりとしました。


お読みくださり、ありがとうございます!

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