流れ星キラリ【冬の童話祭2026】
今日も窓の外の夜空に光るお星さま。
小さな男の子がその星をゆびさす。
「わぁ、お星さまいっぱい」
「そうね、今日はよく晴れていて星が良く見えるわ」
お母さんが男の子の隣で一緒に星を見ている。
「ねぇ、お母さん」
「おじいちゃんはお星さまになったの?」
男の子がお母さんに聞く。
「そうね」
「おじいちゃんはお星さまになったんだよ」
お母さんが少しさみしげな顔で男の子に話す。
「なら、あのいっぱいのお星さまの中におじいちゃんがいるのかな」
男の子が嬉しそうにお星さまを指さしながらそう言う。
「ふふふ」
男の子のその言葉に少し頬を緩めるお母さん。
「ぁ、流れ星だ」
夜空に流れる星を見つけ男の子がはしゃぐ。
「あ、でも」
「お星さまになったおじいちゃんが落ちてきちゃうのかな」
男の子がお母さんに質問する。
「ん~」
お母さんは少し考えたあとに
「お星さまはいっぱい輝いた後に落ちてくるの」
「だからおじいちゃんはまだ落ちてこないのよ」
そう答える。
「へぇ〜、そうなんだ〜」
男の子がそう話したあと、
「じゃあ」
「いっぱい輝いて落ちてきたお星さまはどうなっちゃうの?」
再び質問する。
「えとね〜」
お母さんはまた考えた後に
「またこの世界に産まれて来るんだよ」
そう答える。
「ぉ〜、じゃあ僕も流れ星だったのかな〜」
嬉しそうに夜空を見てはしゃぐ。
「ぁ、見て、また流れ星〜」
流れ星を指さして喜ぶ男の子。
「あの流れ星の子に僕会えるかな〜」
ワクワクして嬉しそうな男の子。
「ふふっ、そうね会えるといいわね」
お母さんはそう返す。
「さぁ、そろそろお眠りの時間よ」
お母さんが男の子に言う。
「うん、わかった〜」
「またね〜お星さま〜」
大きく手を振りお星さまに挨拶した男の子は走ってお布団に向かう。
「ふふっ」
そんな男の子を見て微笑むお母さん。
窓を閉めようとすると流れ星が再び流れる。
「あの子も来年にはお兄ちゃんになるのかな」
そう言ってお腹をさする。
そんな夜空には今日も沢山のお星さまが輝いていた。
男の子は、うなぎちゃんのカチューシャに出てきます。(お母さんも)
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