魔人系
魔人系
魔化した人類のことだが、これも広義では魔物の系統である。なお、彼らは別に亜人とも呼称されるが、獣人と異なり、彼らに使う場合、蔑称とはならない。
魔狼族(狼男ウォーロック、魔女ウィッチ)
人の姿から狼の姿に変身できるようになった人間。人の姿のときも、獣に近い五感を有する。雄を狼男、雌を魔女と呼び、その名の通りに、雄は身体能力が高く、雌は魔法能力が高い。
竜鱗族(竜人チタウリ、人蛇ラミア)
鱗を生やした人間。雄は全身を鱗で覆い、雌は下半身のみが蛇のような姿をしている。女性上位社会を形成している。
魚鱗族(魚人サハギン、人魚メロウ)
魚鱗を生やした人間。鰓を持ち水中で呼吸が可能で、雄は全身を魚鱗で覆い、雌は下半身のみが魚のような姿をしている。女性上位社会を形成している。
巨人タイタン
人間の数倍の体躯を備える魔人。巨体に見合った膂力を誇るが、知能が低下している。ただ、稀に知能の高い者も生まれ、そして、そのような個体に率いられた巨人は、職人として優秀。
蜘女アラクネ
巨大な蜘蛛の身体に、その頭があるべきところから女の上半身が生えた魔人。雌しかおらず、人類の男の種で生殖するらしい。不老。
鳥女ハーピィ
女の腕と脚が猛禽の翼と鉤爪となり、尾羽を生やした魔人。飛行というよりも滑空している。雌しかおらず、人類の男の種で生殖するらしい。不老。
人馬ケンタウロス
馬の身体に、その頭があるべきところから人間の上半身が生えた魔人。賢く逞しく、弓の扱いに優れた生粋の騎馬民族?
小人ピュグマイオイ
手のひらサイズの体躯しかない魔人。純粋で、人を信じやすく、猛禽系の魔物によく襲われる。ただ、騙されたとわかると、執念深く復讐し、小鳥や草食性の動物たちとは仲の良い連中。