オマケ 魔道具
魔道具
魔法の効果を封じ込めた道具。
生命の灯火ランプ・オブ・ライフ
登録した人の生死を判定する魔道具。
隠者のローブ
使用者を視覚から隠蔽するローブ。
真偽水晶
真偽を判定する水晶球。嘘を感知すると赤く光る。
念話水晶
対となる水晶球間での念話を可能とする。双子石と呼ばれる割っても魔力的な繋がりを保つ魔鉱石が材料。
人造生命ホムンクルス
錬金魔術によって作成される人間。血の代わりに水銀が流れ、これが魔力を運ぶ。作成者によって細部は調整が可能で、記憶力に優れるタイプや不老不死タイプも存在する。
魔封じの枷
魔力を封印する効果のある枷。正確には、魔力の外部出力を防止する、つまり、魔法を封じる効果であり、体内魔力による身体能力の向上は防げない。そのため、枷の素材の耐久性に不安がある。
隷属の首輪
契約呪術の一つ隷属の強制の効果がある首輪。多くの国家に指定危険物として規制され、許可の無い所持・使用は犯罪。
護符アミュレット 護石タリスマン
お守り。一般的にアミュレットは御札、タリスマンは鉱物、どちらも災難避けの効果がある。災難の種類は、攻撃や毒、不運など多岐にわたる。
亜空の小袋アイテム・ポーチ
見た目以上に物が入る小袋。袋口より大きい物は入らない。現代の技術力でも作成は可能だが、非常に高額。内部は亜空間で、全体時間概念がないために収納した物が互いに影響しない。固有時間概念はあるので、熱々の飲料が冷めたりはする。腐敗はしないわけではないが、外より遅い。生物も入るが、入れた瞬間に死ぬ。そのため、袋口は人間サイズには広がらないように規制されている。
藁人形
呪具の一種。対象の身体の一部を埋め込んで、この人形に干渉すると対象にも同じ現象が起きる。似姿を媒介する類感呪術の典型。
栄光の手ハンド・オブ・グローリー
盗賊の手から作成された蝋燭。脂肪で蝋を手で燭台を作成する呪具。火を灯している間は、盗みに関する行動が成功しやすくなる一種の護符でもある。縁のあるモノを媒介する感染呪術の典型。
癒水薬ヒール・ポーション
傷を癒す水薬。森などに自生するありふれた薬草を材料とする。基本的に飲用だが、高位の癒水薬ならば患部に振り掛けても効果がある。
魔水薬マナ・ポーション
魔力を補充する水薬。森の奥などに自生する薬草を材料とする。癒水薬よりも、素材が希少で作成も困難であり、高価。
解毒薬アンチドート
文字通り毒を分解する丸薬。大抵の毒を分解できる魔法薬だが、猛毒とされる毒には効果が薄い。森などに自生するありふれた薬草を材料とする。
血縁の盃
血縁を証明する魔道具。盃に垂らした二人の血に血縁関係があれば、黒い器が赤く反応する。
鑑定のモノクル
単眼鏡型の魔道具。作成者の知識がインストールされており、モノクルを通して視認した物の情報を提示する。
誓約の羊皮紙ゲッシュ・スクロール
主に上流階級間の取引で利用される魔法の契約書。誓約は、己に誓う契約呪術のことを指す。誓約者のみに作用するためにリスクがないため、罰則事項に死亡を指定しやすい。
盟約の羊皮紙コントラクト・スクロール
主に上流階級間の取引で利用される魔法の契約書。盟約は、互いの同意を前提とした契約呪術のことを指す。双方にリスクがあるため、罰則事項には賠償金が指定されやすい。
魔除けの香
火を着けると、魔物除けになる香りを放つ香料。
秘宝アーティファクト
現代の技術力では再現不可能な魔道具。古代級、神代級の二階級に大別される。
古代級エンシェント
古代の超文明によって作成されたと見られる魔道具。効果自体は現代の魔道具にも見られるが、その出力が高い。
バルバトスの外套
隠形の効果がある外套。視覚のみならず、嗅覚と聴覚からも隠蔽する。名称の由来は、狩人の悪魔である。
破軍の魔槍ゲイ・ボルグ
投槍した時、無数の穂先に分裂して敵を穿つ魔槍。また、必中の効果もある。通常の槍として取り扱っても問題ない。
魔弾の射手フライシュッツ
七連装魔力弾式の呪われた銃。使用者の魔力を弾丸とし、一日七発だけ発砲することができる。七発の内、六発は必中の効果を帯びるが、七発目最期の弾丸は必殺の呪いを帯びており、標的を殺すとともに使用者も死亡する。
偽聖の騎士剣クラレント
聖王の騎士剣の再現を試みたとされる魔剣。使用者の身体能力を強化するが、使用するほど肉体を損耗する。
バロールの魔眼
紅い水晶球。見た者の力を封印することができる。制御は効かないので、保管時には遮光布で覆う必要がある。なお、これに触れている者には効果がない。
竜滅剣バルムンク
竜殺しの魔剣。竜のチカラを斬ることができるとされる。
竜滅槍アスカロン
竜殺しの魔槍。竜のチカラを貫くことができるとされる。
聖天槍ブリューナク
雷を操る魔槍。投げると戻ってくるが、上手くキャッチしないと貫かれる。
宿木の矢ミストルティン
あらゆるモノを貫く矢。一度しか使用できない。
村雨ムラサメ
氷の刃をした宝刀。水で覆われ、血糊を洗い流す手入れ要らず。氷属性の魔法の媒体としても優秀。
大輪盾アイアス
七つの結界を張る盾。青銅のような輝きを放つ。
畏怖の兜エギル
見る者に畏怖を抱かせる魔法の兜。
騎士鎧ウィガール
騎士剣シリーズの模倣を試みたと推測される鎧。身体能力を強化する。
浮遊靴タラリア
翼のついたサンダル。履けば、空を飛べる。
天女の羽衣スワンクラーク
空を飛ぶことができる羽衣。
ハルモニアの首飾り
魅了の呪いを振り撒く呪具。
ナルキッソスの花束
水仙のような宝石の造花。自愛の呪いが込められており、これを見ていると徐々に自分だけしか愛せなくなる。
賢者の石ラピス・フィロソフィカス
錬金魔術における最高の触媒。ミダスの手とも呼ばれ、霊薬作成においても重要な品。見た目は紅き石。
霊水アゾット
水薬の一種。霊薬の廉価版。不老不死にはならないが、あらゆる傷病を癒す万能薬ではある。賢者の石があれば現代でも調合できる。
霊薬エリクサー
アムリタやソーマ、ネクタルなど様々な名がある薬。不老不死さえ授けるとされる万能薬。王鳥の羽、王獣の爪、人蛇鬼神の血、一角獣の角、断末魔草の根などを材料とする。かなり難しいが、現代でも賢者の石さえあれば、調合できなくもない。
葬毒薬カンタレラ
証拠の一切残らない激毒。発熱を数日繰り返して、疫病を患ったような症状で確実に死に至らしめる。
酒蔵杯ナルタモンガ
無限に酒が湧く杯。割と美味しい。
魔動人形オートマタ
機械的な仕組みをした魔力を動力とする絡繰人形。即席で作り、術者が動かす傀儡魔術と異なり、自律的に行動できる。製作者によっては、意思があったり、人間そっくりだったりする。悠久の時を経て魔化し、魔像系の魔物になっていることもある。
蛇の縛鎖レージング
貪食の縛鎖の伸縮自在の効果を再現した鉄鎖。拘束対象の魔力を封じないので、捕縛の後は別に拘束具が必要である。
牙の縛鎖ドローミ
貪食の縛鎖の魔力吸収の効果を再現した鉄鎖。魔力の封印には優れるが、これの使用は捕縛の後になるだろう。
天空城ラピュータ
秘宝にして迷宮。空を浮遊する古城。数多くの秘宝があるとされ、しかし、誰も辿り着くことのできなかった古代遺跡。一箇所に止まらず、世界の空を彷徨っている。噂の中では、竜の棲処であったり、未だ古代人が生きているとされるが、所詮は噂に過ぎない。
神代級ミソロジー
神話の時代に作成された神造兵器。兵器と表現されるように、古代級を凌駕する強大なチカラを秘めている。そのため、多くの物は悪用を恐れたのか、使用には厳重な封印が掛かっており、条件を満たした資格者のみ扱うことができる。
聖王の騎士剣エクスキャリバー
湖の乙女と呼ばれる水婦が保管する剣と鞘の神造兵器。湖の乙女が認めた者にのみ、そのチカラは解放される。剣は使用者の身体能力を強化し、鞘は使用者に不死身の再生能力を与える。
太陽の騎士剣ガラティーン
聖王の騎士剣の姉妹剣、聖王の騎士剣と共に湖の乙女が保管している。炎または光属性を有し、かつ、聖王の騎士剣資格者から仲間として認められなければ使用できない。太陽の元で使用者の能力を極大強化するが、太陽がなければただ頑丈な剣でしかない。
闇黒の騎士剣アロンダイト
聖王の騎士剣の姉妹剣、聖王の騎士剣と共に湖の乙女が保管している。氷または闇属性を有し、かつ、聖王の騎士剣資格者から仲間として認められなければ使用できない。闇夜の元で使用者の能力を極大強化するが、太陽の元ではただ頑丈な剣でしかない。
風切の騎士弓フェイルノート
聖王の騎士剣と共に湖の乙女が保管している。嵐属性を有し、かつ、聖王の騎士剣資格者から仲間として認められなければ使用できない。弦を弾くことで風の矢を放つ。不可視かつ自在な射角、音速によって必中の性能を誇り、構える必要のない魔弓。弦は五本張られており、同時に五発放つことができる。
血聖の騎士槍ロンゴミニアド
聖王の騎士剣と共に湖の乙女が保管している。樹属性を有し、かつ、聖王の騎士剣資格者から仲間として認められなければ使用できない。穂先から血を滴らせ、その血はあらゆる傷を癒やすが、槍でつけた傷はこの血でしか癒せぬ不治の傷となる。
大地の騎士盾エヴァラック
聖王の騎士剣と共に湖の乙女が保管している。地属性を有し、かつ、聖王の騎士剣資格者から仲間として認められなければ使用できない。盾の正面には、聖人の血で描かれたという十字架が存在する。使用者の任意で、大地を仮初めのカラダとした漆黒の騎士を召喚できる。また、盾としては使用者の精神に呼応してその強度を決定する。
不滅の刃デュランダル
決して折れることの無い最強の剣。凡ゆるモノを両断することができる斬撃の概念の具象。使用資格は特に無いが、使用者に剣の腕前がなければ、ただ頑丈な棒に過ぎない。不滅の刃が斬撃と認めなければ、何も斬れないナマクラとなる。
騒速之剣ソハヤノツルギ
夜天に輝く星々を投影した神造兵器。浮遊する剣。使用者の力量に応じて分裂し、それを思考操作することができる。最大数は星の数であり、また、光熱を帯びる。
ファフニールの財宝
触れた者を邪竜へと変える呪われた黄金。とある悪神が戯れに造った呪具で、人の欲望の醜さを嘲笑うための代物。
求血の妖魔剣ダーインスレイヴ
生きた魔剣。一度、鞘から抜かれれば、血を啜るまで納まることのない殺戮衝動を使用者に齎す。血を啜るほどチカラを高め、いつか不滅の刃に届く日を望んでいる。
神隠の兜アイドネウス
被った者の存在の不在を証明する神造兵器。使用者を五感全てから隠蔽する。使用資格は、悪意の無いこと。
互恵神杖ケリュケイオン
天秤の如きチカラを持つ神造兵器。ある者に死を与えたならば、ある者を蘇らせることができ、また、ある者を眠らせれば、ある者を覚醒させることができる。法則に反しない方ならば、いつでも実行できる。つまり、前者の場合は、蘇生してから死を与えることはできないが、後者の場合は、どちらからでも問題はない。使用資格は、他の神造兵器との交換である。
貪食の縛鎖グレイプニル
拘束のチカラを持つ神造兵器。この鎖はどこまでも伸び、拘束したモノの魔力を吸収することで封印する。使用資格は、勇敢であること。
戦神槍グングニル
一軍を殲滅する必中の投槍。投げても、自分の手元に帰ってくる。破軍の魔槍や聖天槍の原型。使用資格は、片眼を捧げること。
王毒槍アラドヴァル
揮発性の猛毒を穂先から常に滴らせている魔槍。猛毒は水に溶けないので、保管の際には水を張った大釜で入れておくなどすることが望ましい。使用者は毒に対する免疫がなければ、自滅するだけである。かつて、これを扱ったとされる王に因んで、別名をピサールの毒槍とも呼ばれる。
神炎剣レーヴァテイン
燃え上がる宝剣。その一撃は視界すべてを灼くと伝えられる。炎属性と光属性の魔法の媒体として、非常に優秀。使用資格は、知恵あること。
雷神鎚ミョルニル
雷神が如きチカラを持つ神造兵器。大鎚だが、柄が短い。使用資格は、雷神の手套を持つこと。
雷神の手套ヤールングレイプル
雷神鎚を制御するための籠手。使用資格は、膂力。
太陽神鎧カヴァーチャ
黄金に輝く無敵の鎧。炎や光をチカラに変換して、使用者の身を守る。夜でも蓄光しておけば一度の戦闘程度は使える。使用資格は、救恤してきたこと。
神盾イージス
浮遊する黄金の盾。使用者を自動的に守護し、攻撃を防いだ敵を硬直させる。使用資格は、大切な人がいること。
ソロモンの指輪
あらゆる魔物を従わせるチカラを持った指輪。魔物たちの言葉が理解できるようになる。使用資格は、賢いこと。
ダンタリオンの魔導書
司書の悪魔が封印されていると伝わる魔導書。事実として、この魔導書には意思があり、所有者と念話による対話を可能としている。この世のあらゆる知識が集約されているらしいが、中身は子どもの落書きにしか見えず、宿る意思の言葉で伝えられるが、それが真実ではないこともある。意思曰く、確かに全知のモノではあるらしいのだが、それを教えてやる義理はないとのこと。異説では、ラジエルの書ともされる。
無限ノ斬刻
世界に刻み込む斬撃。ただの一振りを、無限の斬撃とする秘刀。斬撃の極致に辿り着いた者が有する概念結晶。