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モコモコおててで異世界を歩く。  作者: 壱菜
モコモコおてては旅に出る。
38/83

もこはプチ勉強会中。


がっついて満腹になったお腹を摩る。


--満足しましたか??


優雅に食後のティータイムを満喫する白蓮。


--うんっ!美味しかったぁ。


でも、羨ましい。私も食後のティータイムしたい…

椅子の上に両足を投げ出し、両手を使い後ろで体を支える姿は、太った中年のオヤジみたいだ。ポッコリ出たお腹を見て、食後のティータイムを諦める。


--では、もこさんの疑問に答えていきますね。まずは、海についてですが…もこさんの世界では海はどういったものでしたか?


--海は、しょっぱくて深くて水が引いたり満ちたり、波があって…魚が沢山泳いでるところかな。


思い浮かぶのは家族で行った海水浴場。

綺麗とは言い難い海に、透き通って泳いでいる魚を見ることができる海。日本は海に囲まれた島国だから海のことは少しだが知っている。でも、きっとこの世界の海は私の常識を覆す何かがあるんだろうな。



--この世界の海に魚はいません。


はい?えっ?今なんと?


--正確には海、土、海と三層になっているので、生き物は全て三層目に生息しています。


ほ?三層とは?意味がわからなく頭を傾げる。


--魔物が頻繁に出没するようになり、海の魚が食べられる被害が多発したのです。魔物が乱獲しないようにと姉が海の中に地層を作り、その下で魚が住める環境を作ったのです。


--えっ、でもそれだと息できないし、魚獲れなくなるよね?


--えぇ、姉は「じゃぁ地層に穴を開けてみよう」と言って何万箇所に大小さまざまな穴が開いているのです。


木蓮恐るべし…


--潮が引くタイミングでその穴の場所へ船で行き、潮が引くと地層が丸見えになるのでその時間だけ穴から漁ができるのです。


ほうほう。木蓮って実は凄い精霊なのかもしれない。


--勿論、それを狙った魔物も来ますがここら辺はカラスズや、大型の海鳥しかおりませんのでこの町の警備隊だけで対処できるそうです。漁ができるような大きな穴は町から近いところだけにありますから、警備隊は船に同行し魔物を排除します。


--信じがたいことだらけで頭がパンクしそう…


テーブルに顎を乗せ項垂れる。

垂れた耳ごと白蓮の手によって撫でられる。次に眉間をマッサージするように撫でられ、尻尾の先が左右に揺れた。


気持ちいい…

魔物やら、魔法やら、魔物やら、魔法やら。

この世界にはまだまだ色ん な仕掛けがあるんだろうな…と小さくため息をついた。

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