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宇宙戦記ガンダール  作者: SHIN
第一部 地球連邦編
3/18

第2話 たった一隻の新造艦

「艦長!

十二時の方角に、ドルガ帝国軍イクス級巡洋艦です!

大型機動兵器多数!」


オペレーターの女性が、声をあげる。


強化機動服パワードスーツ隊を出せ!

準備ができていたら、ナディア・ハーク少尉も「新型機動兵器テルナハル・ET-001ガンダールで出せ!」


「正気ですか!?」


ファリスは、艦長ダグラス・マッカーサー二世の言葉にかみついた。


「まだ、テスト中だと言うのだろう?

ファリス少尉。

いい機会だ!

これがテストになる!」


マッカーサー二世は、ニヤリと笑う。


「後、こういう場合は、「正気か?」ではなく、「本気か?」というものだ。」



新造戦艦ニュージャージー級二番艦・ニュージャージーⅡ・・・


かつての浮沈艦を破った戦闘空母から名付けられた等級の艦だ。


「まったく・・・

先の「カイパーベルト戦役」で全滅した旗艦の二番艦とはな・・・

縁起が悪いというものだ!」


しかしである。


主砲として、レーザーキャノンやガドリングバルカンを備えるだけでなく、艦首に「粒子閃熱砲《フラッシュ・エクストラ」を搭載している。


マッカーサー二世にしてみれば、大日本帝国の「大和」を主役に据えた旧日本国のSFアニメを思い起こさせるものだった。


「しかし・・・

この「粒子閃熱砲フラッシュ・エクストラ」なんて兵器・・・

誰が、提唱者なんでしょう・・・?」


ファリスが言う。


「なんでも、昔の狐の神が言っていた理論だそうだ!

今、そいつの子孫は地球の経済と科学力を裏から操っているそうだ!」


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