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断片、眠眠ね胸胸の中で寝ましょうねショタ少年は母の胸の中で夢を見続ける運命なのだ、拝承。

作者: 高間塁側

 亡骸見ながら泣きながら、死んだ骸は戻ってこない。

 残酷な運命に、抗うとか。立ち向かうとか。

 違うんだ。

 全てのことは仕方ない。

 ここは大切な場所。

 問舞々という名の猫の人。式森高校に通っている生徒。今日もしゃーしゃー言いながら、猫や鼠を追いかける。

 犬も。

  前は人も追いかけていたが、構造化されて人に会わなくなった。もともと人に合わないので、別に問題ない。

 最近はそんな奇行も無くなって来て、ちゃんとした服きて歩いてる。

 猫耳つけているだけで。

  困ったちゃんとぶりっ子ちゃん。弱虫くんのことは後で話そう。

 ちなみに、この3人を絶対に会わせてはいけない。見るも無残な掴み合いの地獄絵図の喧嘩になる。

 ただ、彼等は優しい。本当に。純粋で愛らしく、愛溢れる顔をしてる。

「 猫耳、お前だよ、お前のことだよ。無視をするなよ」

「コオロギだったら食べたいにゃあ〜」

「あのー、あのさ、髪の毛はどうしたんだ?ガンの治療か?」

「その通りだにゃん。昨日全部抜けたにゃん。私は別に恥ずかしくないけどにゃあん」

「はあ、それは重畳。通常、あと八回は使わなきゃならないがーー」

「何の話かにゃあん?」

  「こっちの話よ。まあ、なんだ、学校頑張れよ。42才」

「 そんなことはどうでもいいにゃあん。そんじゃにゃあん。」

「おう、じゃあな。ーー一発書きを載せるなんて作者はどうかしてるぜ。 さてと。おれは八階に登るかーーこの病院の」

 さて、彼女の通う学校は無償の愛の高校。

  つまり、母性愛。

 どんな人も一人も漏れなく幸せになれる。

  幸せに慣れる。

 だが、それは良いことだ。

 この学校は六名の生徒が在籍することに決められている。六人の先生ーー六人の生徒。そのような学校。

 そういうシステム。

  システムとはなんぞや。

 答ーー有機体。

 では、自閉症は有機体か?

 正しい判断力は?

 総合的な、生活の上での頭の良さはあるのか?ーーいやない。

 では、自閉症とは何か?

 自閉とは何か?

 外界はぶるぶる震え、Aを崩そうとする。

 Aは耐える。

 必死に、耐える。

 だが、外界、周囲はAを突き崩す。

 Aは震える、ぶるぶる。ぶるぶる、つきつき、ぶるぶる、ヅキヅキ。

 薙熊銅戈くんは打ち砕かれる、震えが止まらない。

 ぶるぶるぶる。

 あまり重い話もなんだ、少しは面白い話もしもしよう。

 A少年とは、薙熊銅戈とはまた別の人なのだが、だからまあ、面白い話をしよう。

 さあ、あるところに、緑色の木の幹があった。

 その気になる木を持ってる人は美樹沙也香という名。

 動物飼育員の一人として動物園で働いている。

 その気になれば自分の力で動物園は建て直せるとも思った、だが、まあ、働くって大変だ、動物園は失敗した。

 縞馬が逃げ出したのだ、二頭も。

 動物園はその責任を問われ、今、存亡の危機にいる。

 ああー、誰か助けてやれ。

 ここまで書いて思ったが、文体は変えられない。

でも頭はどうやったら冴えられるのだろう。とりあえず、1日1日必ず毎日、図書館に行こうか。

さあ、物語の始まりだ。

  と、ここまで書いてきたが、一体何の話か分からなくなった。もっかい一遍きちんと読んでは見るが、めんどくさくて見ないかも知れぬ。

いや、ちゃんと一遍ひととおり見た。

 みたところ、なにか文体を確立していたような。

 カタコト文体ーー。そうなるのは今、手がかじかんでいるせいだ。

 ああ早く小説が書きたい。手をかじかませないで、小説を書きたい。

 いや、書くのだ、でもまあそれには朝まで待とう。

 今ストーブ止められてて寒いから。

 僕は青春が嫌いだ。

 更に言うと、特に恋愛が。

 怖気が走る 。

 ぞぞぞ、ぞく、続々。

 またまた話は飛ぶが、いいかな、葵唯ちゃん?

「はあい」

「いっくよー?」

「はーい!」

「投げてー!」

「はい、何をですかー!」

「その犬耳カチューシャ!」

「いや、これはダメでーす!これは祖父の大事な宝物で形見でーす。あげられませーん!でも、代わりに私のパンツとブラをあげましょう!」

「なんでー⁈ヘリからこっちに持ってくるのは犬耳カチューシャじゃないと困るのだよ!」

「そんなこと言われても!なんか脱ぎたくなったのでーす!」

「そんなところで脱いだら寒いぞ!今そなたは飛んでるヘリの上!そんなことしたら落ちるぞ!ミイラになるぞ!5000年後くらいに氷結ミイラになって!」

「なってやろうじゃありませんか!きゃあー!黒田さんー!落ちはー⁈」

「君を失うなら落ちなんてどうだっていい!落ちるなー!」

 はあ、落ち着かないなあ。

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