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月を目指して

作者: 折原伶也

物思いに一日は充分すぎて

何かを感じる度に擦り傷

一日一日が長く感じるよ


ふとした言葉で傷ついて

ふとした光景で傷ついて

理由もないのに傷ついて

傷がついているのは内心で

外見と内心は違うから


訳もないのに辛くなって

訳もないのに嫌になって

訳もないのに逃げたくて


なぜこんなにもしんどいのかな

しんどいのはみんなも一緒かな


真っ暗な大海原を

不器用にも進んでく

どこを目指して?

月を目指してーー









黄色い輝きの中心で



黄色い輝きの中心で

二匹のうさぎが

ペッタン ペッタン


うさぎがペッタンする度に

星が夜空を流れていきます

流れ星が夜空を横断します


うさぎがペッタン終わったら

ペッタンしていたお星様

星の欠片を手に持って

きれいだねって微笑んで

手にしていた星の欠片は

きらきらと きらきらと


二匹のうさぎはまたペッタンしだします

ペッタンする度にお星様

音色をたてて割れちゃいます


星が夜空を流れていきます

流れ星が夜空を横断します


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