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リンクエイジ その2

[素晴らしいデモンストレーションだったよ。エドワード君][これからですよ。鴉様。忙しくなりそうですね][退屈よりは良いであろう]





[列、話がある。着いてこい][兄さん。シルバーオックス]





[兄さん…………この前はありがとう。なんとか無事に帰れたよ][列。ナゼ今になってお前に会いたくなったかわかるか?][………なんでだろう。スパイダーが動きだしたとか?][それもある。だが、肝心なのは今後の話だ。俺が表れた以上、連中の攻撃も激化するだろう。はっきり言おう。昨日の攻撃はお前を捕らえに来たのだよ。奴等が欲しいのは人間の心では無い。それに気づいて介入した。それだけだ][ナゼ、僕を捕らえに?][気が熟したからだ。スパイダーとて永遠に権力を保つ事は出来ない。だから後継者が必要なのだ。ソーサラーの血が流れる俺達ならその王座に相応しい。たまたまそんな星の元に産まれたのだ。我々は。つまりお前が捕らわれたら俺も都合が悪い][1つ聞いて良いかな?兄さんは今まで何処にいたんだ?][知りたいか?後には引けないぞ][構わない。俺は決めてるんだ。必ず父さんにたどり着くと。俺達双子を捨ててソーサラー軍に寝返った父さんに!][…………そうか。安心した。俺は見ていた。お前たちの行く末を。お前の影となり、常に見ていた。決して表に出ること無く、深い影の底で見ていた。お前をカオス予備軍に導いたのは俺だ。その先に父親や宿命がある][………そうだったのか。俺の辛さや苦痛。その全てを一人で受け止めていたのか?兄さん][慣れている。それを糧に育ててきた][兄さんもカオス予備軍なの?][そう言われる覚えは無い。初めてだ。影の宿命だな。俺はそれに従っただけ][グスン…………ありがとう。兄さん。貴方がいなかったら僕はここにはいなかった。不思議だったんだ。僕の父親がスパイダーだと知った時、痛みは無かったんだ。ナゼか。………一緒に来てくれないか?皆に紹介したいんだ][照れ臭いな。俺が見ていたと聞いて怒る奴はいないか?][関係無いよ。そんなやつ俺が殴ってやるって。スカーンと。行こうよ][………そうだな。いつかは話さなくてはいけないんだ。今であろうと何時になろうと。我々、影の軍隊に対してな。案内しろ。列]






[オーイ!パトリック!みずほ!][列?貴方、何処に行ってたの?][ン?新しい仲間の所さ。紹介するぜ!ジャーン!南条 隼人さんだ][隼人?ダレ?][ウオッホン。エー…………俺の双子の兄さんさ][カツカツカツ………また会ったな。シルバーオックス。あの日は世話になった][構わないさ。パトリック。それにみずほ。デカく逞しくなったな。俺は列の影となり、お前たちを見ていた。れっきとしたカオス軍になるように誘導したのは私だ][要するに私たちの先輩ね。宜しくお願いしますわ][南条 隼人。今後の事を考えると敵は作りたく無い。俺達に協力してくれないか。頼む][そのつもりだパトリック。都合が良いだろう。お前たちを知っている男が側にいると][アノ〜サー………私、列のダーリンで良いのかな?隼人さん][知らん。勝手にやれ][ヨッシャー!エドワードの代わりだ!見てろよー。エドワード・スカイ!お前の選んだ道が間違えていたと俺達が証明してやっから!]





次の日、南条 隼人は学園長の部屋にいた。




[おひさしぶりです。園長。南条 隼人。シルバーオックス。ただ今、戻りました][ウム。南条 隼人。南条 列の双子の兄よ。これよりカオス予備軍として迎え入れる。サア、仲間の元へ行け。新生カオス予備軍の元に][ありがとうございます。必ずや彼等を導いてみせます][頼んだぞ。シルバーオックス]






絶望の中、シルバーオックスはカオス予備軍に加わった。新たな仲間を得た四人はグラウンドを走っていた。



目を細め煙草に火を灯す学園長。[良かった。これで。さて、ハードポインターの準備をしないとな]



続く



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