浮気した君へ
23歳×19歳
君と出会ってもう2年が経つね。
私は君に出会ってから、初めて人のことを愛するってどんなことかを知ることが出来たよ。いとしくて愛してる、大切にしたいし独占したくなる私だけが傷つけたいけど1番に慰めてあげたいずっと傍にいたいっていう気持ち。
すごく感謝してる。君に出会って君が私をきちんと恋人ってこういう事だよって教えてくれたからすごく幸せな恋人として過ごすことができたと思う。
君と付き合っていくなかでセックスとか性的なこと、裸で2人で抱き合ったりっていうのは、好きな人とするから気持ちが良いんだって思うようになった。今まではそういう性的なことをする理由は性欲の発散と愛されたい・寂しいという気持ちを埋められたらそれでいいと思ってた。ちんちんなんてただの男の付属物だと思ってた。嫌われるかもしれないけど君の事を気に入ったのも、好みの身体付きで興奮するからと、ちんちんの大きさが大きすぎなくてちょうどいい所、勃起しやすいところ、すぐに2回戦いけるところ、ホテルにすぐ連れ込んで来れるところとかだった。君のことを人としてじゃなくて性的な対象としてしか見てなかった。
でも君と付き合って対話を続けていく中で、君の人間としての器の大きさ、私が駄目でもどんなことがあっても見捨てないで根気強く言い聞かせてやってみせて一緒に成長していこうって言ってくれるところに惹かれた。私は短絡的な思考回路だからすぐに自分の不甲斐なさに憤りを感じて君に当たってしまったこともあった。本当にごめん。だけど君は優しく諭してくれたし、時には叱ってくれたね。将来のことを見据えて未来設計図を2人で話すのがとっても楽しかった。私は君と出会ってから風俗をやめたし学校もやめたし一緒の仕事もしたし普通のバイトも始めた。 ダメなところもまだあるけど、すぐに分からない・出来ないって言わなくなったし前よりも強くなった。たくさん君のおかげで変わることが出来たし成長できたよ。ありがとう。
私が言いたかったのはね、
君と付き合って1年くらい経ってから、君が私の好みの身体付きじゃなくなったでしょう。私はちょっと気分が萎えて興奮しなくなったから濡れにくくなってしまって挿れるときに痛くなってからはあんまりセックスしなくなったね。
私が痛いっていったらやめてくれるのは優しいなって思ったけど私を興奮させる努力とかはあんまりしてくれなかったよね。
昔は君の外見で身体が好きだったからすぐにキスして股まさぐられてても濡れてたけど君に興奮する要素が外見で何も無いから濡れにくくなってしまった。ベッドですぐ手マンされたときに最初はそのシチュエーションに興奮することはあってもそれが何回も続くと作業的だなって思うようになった。作業的に乳首を触られて手マンされるようになったとき何回も泣きそうになった。作業的な前戯って自分が女体っていう物になった気分ですごく嫌だった。私は愛されてるって感じられるような手つきで優しく愛撫されたかったよ。気分じゃないって断っちゃったときは愛されてる気がしなくて辛い時だった。私はただ、2人で抱き合ってキスして、好きだよって言って安心させてくれるだけで幸せな気分になると興奮してくる。私は君の存在が大好きなんだよ。好きだなぁって思えたら濡れてくる。即物的なセックスが好きなのかもしれないけど私は抱きしめながらキスするのだって大事な前戯だと思うよ。
私だって性欲が溜まってムラムラするときはあった。でも君と出会って愛することを知ったから別の人と性的なことをしようとは思わなかったよ。愛してる人以外するのは"気持ち悪い"と思ったから1人で処理してたよ。
愛する気持ちが伴わないと気持ちよくない。逆に愛する人とするのはとても気持ちが良いし、心が満たされる。だから愛する人以外とはしたくない。君も同じ気持ちでいると思ってた。
でも君はわざわざ安くないお金を払って(社会人の君にとって1万円程度は はした金かもしれないけど)風俗の女の子を呼んだ。君は性欲はたまるからしょうがない、気の迷いだって言ってたけれど、風俗呼びたくなるから一緒にして欲しいって言ってくれたら私は一緒にしたよ。付き合ってるんだから2人でセックスの問題を解決したら良かったよね。私ももっとセックスについて真剣に考えて話せばよかった。どこかで君だけは浮気しないって信用してたんだろうね。今考えたら馬鹿みたいだけど。
私は愛する人とするセックスは気持ちいいし、愛してるという気持ちも込みでセックスだと思うようになってしまったから君以外とはしたくない。私はもう2年前とは全くセックスとか性的な接触に対する気持ちが変わった。
要するに、私は君と付き合って性的なことに対する価値観が変わったけど、君は私と付き合う前と性的なことに対する価値観が変わってないことがショックなんだよ。
私がセックスしたり裸で触れ合ったりすることを性欲を発散するだけじゃなく幸せだと感じてた時に君はただ性欲発散するだけが目的だったのかなとか考えちゃうわけ。そうは思いたくないけどこれまでの幸せが全部私の一人相撲だったのかなって考えてしまって毎日涙が止まらない。
君と過ごした日々が幸せだったからこそ、嘘をつかれたこと、私以外と性的なことをしたことも許せないけどなにより君の心が分からないのが辛い。世界一愛していて可愛くて一生一緒に居たいと思った人が平気な顔でずっと隠してたことがあったのが辛いんだよ。
きっとこれからも君のことは好きなんだと思う。もう人は信じないって思って生きてた私に最後の希望を与えてくれた人だったからすごく感謝してるし一時だったけど幸せな夢を見せてくれてありがとう。すごくすごく信用してたし信頼してた。安心をくれる人は君しかいなかった。家族も友達もだれも頼れる人がいない中君だけが頼りだった。私の崩壊してる家族とは違う、君の家族みたいな、幸せな家庭を築けると思ってた。全部夢だったけど。まだ君のことこんなにも好きだよ。この思いが伝わってるか分からないけどしぬほど好きなんだよ。この数週間泣いてない日は無いよ。涙って枯れないんだね。愛がこんなに辛いなら私に教えてくれなくてよかったよ。
2人で旅行に行く楽しさも、離れたくなくてなんでもない日に一緒にお泊まりしちゃったときのドキドキ感も、私がドジしたときにしょうがないなあって笑う君の顔も、いつもギュッて抱きしめてくれる力強い腕も、泣いたらすぐ赤くなっちゃう目も、なにがあっても受け止めてくれるその広い心も、全部全部大好きだから今こんなに辛くなるんだったら全部全部知りたくなかったよ。
私は2年前と比べて君を愛する気持ちを知ったから、愛している人以外とセックスするのは"気持ち悪い"って思うように変わっちゃった。
でも君は私のことを本当に"愛して"た?
愛してる人 以外 がしてくれる性的なことに興奮して射精して"気持ち悪い"と思わなかったの?
私はそんな君が、気持ち悪いよ。