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第1話 召喚

どうも皆さん五月ノ酢飯です。

投稿が少し遅れました。

なかなか筆が進まず苦戦してます

 「晴山樹。樹、まだここで死ぬ事は許されない。貴様は##になるのだから」 


 またこの夢だ。眩しいほどに光っている場所で言われて、真っ暗になって………


「おにーちゃーん、朝だよー」


毎回このタイミングで起こされる。

あの夢は何なんだ?なぜいつも見ている?


考えを深めていると腹に衝撃が走った。


「うぐっ」


目の前にいる衝撃を与えた人物へ

「おい桜、毎回腹を殴らなくてもいいだろ?」


「お兄ちゃんが起きないのが悪いんだよ?」


 目の前の人物、晴山桜は樹の妹である。


「今日は春休みだろ?、高校も受かったしのんびり寝させてくれよ」と言いもう一度夢の中へダイブ……させてもらえず


「起きろ!」

再び腹を殴られた。


 我が家は2階建ての普通の一戸建て住宅で

俺の部屋は2階にある。

1階にはリビング、ダイニング、風呂、トイレがあり2階には、4部屋ある。


ゆっくり階段を降りて行くと父の晴山秀昭(はるやまひであき)と母の晴山恵孤(はるやまみえこ)がいた。


 「遅かったな樹。今日は重爺(しげじい)

のとこに11時前に行くんじゃなかったのか?」


と言われて気づく、時間を見ると10時前。

重爺のとこに行くのに10分、のんびり飯を食

べて出掛けた。


 5分程歩いたときに、遂にばったり出会ってしまった。

「ばったり出会ってしまったってひどいじゃないか」ばったり出会ってしまったのは黒霧糸葉(くろきりいとは)。一応幼馴染である。


「糸葉暇なの?、外に出て


 樹が気になって聞いてみると


「いや別に、ただ新しいランニングシューズのはき心地を確かめるため走ってただけだよ」

と返された。結局、暇らしい


「……ついでに重爺から秀昭さんに届け物を届けに行くだけだよ。」……心を読まれただと…


「顔に出てたよ」


さらに心を読み、我が家の方に走っていった。


 結局何がしたかったんだろう?



 何だかんだで重爺の家についた。

重爺の家は、和風だ。とにかく和風。


2階建てで道場も付いている。


その中の道場に入ると重爺がすでにいた。

「よお、樹今日は話がある。そこに座れ」

と言われて正座をとる。


「今日は、樹にある場所に行ってもらう。」

疑問に思い聞いてみた

「ある場所とは?」


重爺が辛そうに言い出した。

「それはな、異世界じゃ。」

その言葉に首をかしげた。


「いやいや異世界なんて漫画や小説の中のフィクションでしょ。ないないありえな……ってえ?」


重爺は手のひらから雷の玉を出していた


「それが、存在するんじゃな」


手のひらの雷の玉はゆっくりと形を変え最終的にネックレスに変わり重爺はそれを樹に渡した。


「ほれ、命の危険があったらこれを使え」

ほのかに生暖かいネックレス。


渋々つけて聞いた「これは何?」

「それはお前の預からせてもらった力の塊じゃ。それとお前への餞別の品じゃ、まあ帰えるといい」


何も意味がわからず帰らされた


家についたら秀昭から

「お、重爺から力の結晶貰ったか」と言われた。

「力の結晶って?」

と聞いてみると


「力の結晶はな、力の塊、つまり潜在能力的なものを結晶化させた物だ。」…やっぱり意味不明


「まあとりあえずあと10秒後に召喚されるから頑張れ。」


「………あと10秒!?、えっ、ちょ、マジ?」


「おうマジだ。まあ俺も初めてはビビったけど樹は多分大丈夫だ。恵孤の血も少し引いてるから」


サムズアップしていってやがる。


驚いてるうちに足元に魔法陣が現れた


「え、まじで召喚され……」言葉を言い切れず魔法陣とともにきえてしまった。




「あれ?お兄ちゃんもう召喚された?」

桜が秀昭に聞いている


「ああ、少し前に召喚されたぞ」


桜は安心して

「これでやっとお兄ちゃんが呪われる前に呪いを殴り飛ばさなくても済むよ」と笑っていた


「………樹も可哀想に、いつも寝起きで腹を殴られるなんて、まあ、呪いの耐性はもうできてると思ってもいいか」



 秀明は樹の腹へのダメージに心の中で合掌した。



驚きの殴られてる真実

そして謎の伏線を少し貼っておく。


今後ともよろしくお願いします。

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