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日常が壊れたあの日から‥‥‥誰にも分からない世界のミライ  作者: 弱い初心者レス
1章失いと始まり
6/8

6話

少し投稿遅れてすみません

«ヒューーーー»

康太の耳には風が横切る音がしており落下している現実をより一層際立たせるものだった

「・・・どうするっ」

康太は今の現状についてどうするか考えていた

焦っては何も対処出来ない、かといって急がないと死ぬ

地面に着く時間が分からない今急ぐしかない

小説や漫画で見たもので今の現状を打開できるものは

「落下速度を落とすには風魔法しかない」

康太が今できることは自分の持っているSpを消費し、風魔法を習得し自分に打つことだった

「Sp消費して、風魔法習得するっ!」

〖Spを消費して風魔法を手に入れました、Spが30減ります〗

「風魔法のやり方は分からないが自分に打つようなイメージでいいんだよなぁ!」

康太はすぐにイメージする

«ヒューーーー»

下からの風が強くなった

「まだだ、まだまだっ!」

«ヒューーーーーーー»

「こんなんじゃ全然たりないっ!はぁっ!」

«ビューブルブルブルブルっ!!!»

〖風魔法の特殊な使い方により落下速度低下を手に入れました〗

〖世界で初めて努力スキルを手に入れた者・・・称号と特典が与えられます〗

«ヒュー»

風を勢いが突然遅くなった

康太はもっと強く風魔法を使えば上に行けるかもと思ったが余計な事をしたら今度こそやばい目に会うかもしれないと思い、そのままじっとしていた

途中〖落下速度低下を一定時間使ったことによりRankが上がります〗と何回か聞こえたが気にしなかった

そのまま落ちて1時間、やっと下に着いた

康太は着地した瞬間緊張が解けたように足から崩れ落ちた

「あぁ、緊張した」

流石に死ぬような高さから落ちて助かるとは康太自身思っていなかった

だから、恐怖と安堵が混じりあっている

康太が今Sp足りなかったら死んでいたかもしれない

そんな思考が過ぎる

「くそっ、こんなに下きたら強い魔物がいるんだろうなぁ」

康太は今、何処にいるのだろうか

周りを見渡すと上に穴と一本道だった

「また、ダンジョンが一本道になった系なのか?それとも複数の内の1本なのか」

康太はここに留まってはいけないと感じ、道を進む

«がァァァァっ»

前からレッサースモールウッドウルフの何倍かある魔物に遭遇した

よく見ると羽が生えている

「ドラゴンってか?」

口から溶岩みたいなのが垂れていてドラゴンみたいに見えるからそうなのだろう

「トラップに引っかかり相当下に行かされるわ、やっと抜け出したと思ったら口から溶岩出している奴がいるわって色々仕込み過ぎだろ」

康太はナイフを抜いて地面を蹴る

「はぁっ!」

力を振り絞りドラゴンへと向かう

«ガキんっ!»

ナイフは背中に当たったものはいいのだが当たった部分から鉄のぶつかり合う音がする

「はぁっ?」

«がァっ!»

ドラゴンが爪をたてて下から上へと攻撃してくる

直撃したら死ぬような速さで

«ガキンッ!»

「ガハッ!くそっ」

康太は自分の持っていたナイフを下に向け、爪をナイフで防いだがドラゴンの勢いに負け上に吹っ飛ばされ地面に勢いよく落ちる

受け身が取れなかったので結構ダメージが入ったようだ

«グワッ?ガガガガガッ!»

ドラゴンは康太を見て自分の手を見るなり興奮している、まるで初めて敵を倒すような

「くそっ」

«グパァッ!»

ドラゴンは口を閉じて口の中から何かを吐き出そうとする

康太はそれを見て大体の展開を予想し

「ブレスかっ!ならっ!」

康太は風魔法をドラゴンの口にうつ

«グパァッ?ガパパパパパパパッ!»

ドラゴンは溺れたように口をもがもがさせる

「どうなるかっ」

«ドカンっ!!!»

ドラゴンの口の中で爆発が起きた

«ガハッ!»

「倒れるか?」

ドラゴンは口を開いたままたっていた

そのまま倒れてくれと祈ったがそう上手くいかないようだ

«グァッ!ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!»

ドラゴンが爪を立てながら襲ってきた

見るからに相当お怒りの様子だった

だが、最初より遅く、康太はそのまま口にナイフを入れる

«ガッ!»

グサッと喉に刺し、貫通させた

外からの防御は高くても中は脆いようだった

だが康太は攻撃を続ける もう起きることがないように

«グサッ、グサッ、グサッ、グサッ»

康太の手は血まみれになり

«ドサッ»

ドラゴンが倒れる

「よっし」

小さく康太は手を握る

〖スモールドラゴンを討伐・・・経験値が入ります〗

〖ERROR・・・ERROR・・・ERROR〗

「ん?」

康太は喜んでいたが聞こえる声がおかしいと思い、首を傾げる

〖不可能な討伐を1人で討伐・・・・・・予想外な討伐・・・・・・進化先が現れました・・・システムを困らせる者・・・称号と特典が与えられます〗

「んんっ?え?ちょっと、え?そんなに予想外?後システムを困らせる者って何?ちょっと待って、ステータス」

{笹豊 康太} 17歳

Lv MAX [24京9999兆] {人間種}進化先あり

HP︰99億1054万6123/100億1000

MP︰55億/100億1000

攻撃力︰15億

物理防御力︰7億5000万

魔法力︰10億100

魔法耐性力︰5億50

俊敏︰10億100

精神力︰10億100

スキル Sp9999万9920

Rank1簡易食物

Rank1風魔法

努力スキル

Rank9落下速度低下

耐性

なし

称号

・世界で初めて戦闘に挑む者

・世界で初めて戦闘に勝った者

・世界で初めてレベルシステムを獲得した者

・世界で初めて階層をクリアした者×2

・システムを困らせる者

討伐数

Z2195

E1


康太はそれを見て10分間固まっていたがようやく口が動く

「おっふ、もう天と地だな、2桁台から一気に9桁行けるのか、本当はもっと時間かけてあげるべきなんだろうが、討伐数のところにEって書かれているな、なるほど、レッサースモールウッドウルフは1番下のZ、そしてドラゴンが上から5番目のE、これはなんで俺があいつを倒せたのだろう、予想外って言われるのも納得出来るわ、ほんと不思議だな、そこは置いとくとして後は進化だな、進化・・・かぁ、どうなるんだろ、進化先を表示、でいいのかな、あ、出てきた」


進化先の表示

・上位人間種

・龍人種

・エルフ種

・獣人種

・悪魔種

・花人種

・魔人種

・吸血種

・繧ェ繝ェ繧ク繝翫Ν


「いや、上位人間種は分かるんだけど他もあんの?そして、最後のやつこえーよ、どうなってんだよ、文字化けされていて押す気にもなら、いや、文字化けされるぐらい強いものだったら?いや、それはねぇか流石に、強いとしてもリスクが高すぎるな、じゃあその他を選んだ方がいいのだが龍人種か、しっぽ生えてきたり炎を口から吹けたりするんだろうな、でも扱いにくいだろうし却下だな、獣人種は力に特化した種族だろう、今の自分の戦い方と似ているしまぁ候補としてはこれかな、エルフ種かぁ、これは小説で見てみた感じ弓が上手いのと長生きすることかな、確か体が弱かったと思うからなしだな、悪魔種?これはならない方がいいね、何となく、本当に何となく、花人種ねぇ、花を扱って木や水に強そうだが火に弱そうだから却下かな、魔人種は人類の敵みたいなのが多かったからこれもおすすめできないな、吸血種は夜に強く朝に弱い感じだろ、なしだな、ここまで来れば獣人種しかないんだがうーん」

«ドサッドサッ»

後ろから何者かが走ってきて攻撃された

「うっっ!!」

康太は突然の痛みに倒れてしまった

「またお前かっ!」

今さっき倒したやつと同じようなドラゴンがいた

«グアっ?グハハハッ!!»

「くそっ!」

康太は走りドラゴンの口を無理やり開けて喉にナイフを刺す

«グギャッ!»

康太はふうっとため息をついた

だが、康太は倒れる際自分の進化しないと決めていた進化先を押してしまっていたようだ


その進化先は文字化けされていた進化


〖進化を始めます・・・種族繧ェ繝ェ繧ク繝翫Ν・・・ERROR・・・ERROR解除・・・種族オリジナルへの進化を始めます〗


「え?ちょっうっっ!!なんだこれっっ!!身体中がァ痛てぇよ、痛てぇよ、どうするんだ、これじゃあまともに動けな・・・」

康太は痛みによって気絶してしまった


〖進化開始、種族名オリジナルこの種族はどこにも見当たりません、ERROR、進化に時間がかかります、ご了承ください〗


康太が地下ダンジョンに入って1ヶ月が経過した

康太はその事は知らないが仕方ないことだろう

ダンジョンの魔物をいつも狩っていて時間を気にする暇が無かったのだから

そうして上で何が起こっているのかも康太には分からない

世界で起こった騒動も


康太の住んでいた夏菜子さんの家で涙を流し康太を憎んでいた人がいることにも

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