経験値の端数が切り捨てられる世界~他人の経験値をネコババするレベル屋さん~
この世界にはレベルという概念が存在する。
レベルを上げるためには、経験値が必要である。
例えば、レベル1からレベル2に上がる場合。
経験値100が必要。
だが、思いのほか、経験値120が溜まってしまう時もある。
そうなれば、経験値20は切り捨てられる。
結果としてレベル2に上がり、余分な経験値は霧散する。
つまり、余分な経験値20分は無駄になるのだ。
――しかし、しがないレベル屋であるオオバはその経験値を無駄にしない。
彼はレベル屋という立場を利用し、
その経験値の切り捨て分を我が物とし、
自らのレベルを苦労なく上げていく術を手に入れたのだから。
他人の経験値(くろう)をネコババする、レベル屋の腹黒い物語。
レベルを上げるためには、経験値が必要である。
例えば、レベル1からレベル2に上がる場合。
経験値100が必要。
だが、思いのほか、経験値120が溜まってしまう時もある。
そうなれば、経験値20は切り捨てられる。
結果としてレベル2に上がり、余分な経験値は霧散する。
つまり、余分な経験値20分は無駄になるのだ。
――しかし、しがないレベル屋であるオオバはその経験値を無駄にしない。
彼はレベル屋という立場を利用し、
その経験値の切り捨て分を我が物とし、
自らのレベルを苦労なく上げていく術を手に入れたのだから。
他人の経験値(くろう)をネコババする、レベル屋の腹黒い物語。
1/泥沼の時間
2020/10/23 22:54
2/悪評のレベル屋
2020/10/26 18:49
(改)
3/魔王への供物
2020/10/28 22:38
4/レベル神への冒涜
2020/11/02 01:24
5/夜明けの酒場
2020/11/03 00:32
6/自作自演で失ったモノ
2020/11/06 13:58
7/拾う選択、捨てる選択
2020/11/06 22:08