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プロローグ 【それはたった一人の英雄の物語】

2019年12月10日 15:45 天候曇り。

今日も世界は生きている。


「パシュッ」

「カラン、カラン」


空気が抜ける音に、薬莢が床を打つ音が静かに響く。

ここはビルの立ち込める廃ビルの屋上。


「こちらα1(アルファワン)、ターゲット撃破。」

誰もいない屋上に一人の若い男の声小さく響く。


B1(ベースワン)了解、そちらには人影は見当たらない。迅速に帰還せよ」

男の耳に付けたヘッドセットから司令官の声が聞こえる。


若い男はその体の大きさの倍はありそうな銃を手早く仕舞っていく。


彼は名村(ナムラ) (タカシ)。年齢は20歳、白い髪に赤い瞳をしている。

体は小さく、実年齢よりも幼く見える少年だ。


彼は大国の軍人である。

戦争が絶えないこの国で彼は、指揮官や異常な能力を持つ兵士を暗殺することが主な任務である。


しかし、そんな彼のその眼は光を失い、生気を感じない。

若くして絶望と地獄を知った青年は、今日もまた、自らの苦悩に飲まれる。


そして、愛する者の為、また引き金を聞くのだろう。

例え、自らの心が壊れようとも。

クトゥルフ神話TRPGのキャラクターを作った際、出来たストーリーです。

友人に探索者のストーリを上げてみてという要望に応え、描いてみました。

小説を書くのは初めてなので、何卒よろしくお願いいたします。

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