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青とオレンジの記憶  作者: 春山 灘
16/20

伝えなきゃいけないこと【綾視点】

これまでの出来事を朱美さんに話し終えた私は、酒が回って熱くなった顔をカウンターに伏せていた。


「まぁ、どっちに傾いてるかは一目瞭然なんだけどねぇ」


頭の上から降り注ぐ声に耳を傾け、何も答えずに小さく息を吐く。


「どうせ綾ちゃんのことだから、気持ちにケジメ付けてからじゃないとあの子に会えないとか思ってるんでしょ?」


やっぱり朱美さんは私のことをよく理解してくれている。


だからここに来たのだ。

朱美さんなら、私にケジメを付けさせるための何かをくれると信じて。


私は伏せていた顔をゆっくりと上げ、少しぼんやりして見える朱美さんの顔に目を向けた。


「たしかに、莉子ちゃんとのことは難しいことよ。私にだって想像くらいはできる」

「……はい。両親のこともあるし」

「でも、ここでもし慶くんを選んだとしたら? 綾ちゃん自身がこの先も苦しみ続けるんじゃないかしら?」

「それは……、そうかも知れないですけど」

「将来的にこれで良かったと思える時が来ても、莉子ちゃんを苦しませてしまった記憶は絶対に消えない。綾ちゃんがそれでもいいって言うなら、私はもう何も言わないわ」


私がもし莉子との別れを選んだら、莉子からあの笑顔を奪ってしまうことになる。


時間をかけてまた笑い合える時が来たとしても、一度くすませてしまったあの色を元に戻すことはできない。


「……でも、母にはどう説明したら……」


いい人と結婚して幸せになって欲しい。

早く孫の顔が見たい。

普通の親なら自分の子どもにそう望むものだ。


見合いを勧めてまで私の結婚を望む母も、我が子の幸せを望む普通の親。


そんな母親に同性の恋人を紹介するなんてことをできるはずがない。


そんなことをした時には、いつもは何も言わない父も黙ってはいないだろう。


「ねぇ、綾ちゃん」

「はい?」

「この前、莉子ちゃんと一緒に来てくれた時に言ったわよね? 幸子のこと話すって」

「……あ、そうでしたね。なんですか?」


すると、朱美さんは返答を言い澱んで、手元にあったグラスを持ち上げ、口を付けた。


いつもならすぐにくれる返答がなかなか届かない。


それほど言いにくいことなのかと胸に不安が過った時、グラスを離したその口がようやく開いた。


「実は、幸子には口止めされてるんだけどね。でもこの際だから話すわ。聞かなかったことにして」

「え……、はい」

「あのね、幸子は過去に一度、離婚を経験してるのよ」

「……え?」


一瞬、思考が止まった。

そんなことは初耳だ。


そして、その直後に思った。

そうすると私は、今の父の子ではないんだろうか。


「驚いたわよね。私も話すべきかどうか悩んだわ」

「……じゃあ私は、父の子じゃないんですか?」

「ううん。幸子夫婦の子よ。お兄さんも」

「あ、そうなんだ。良かった……」

「でね、前のご主人と別れた理由なんだけど……。本当に黙っててね?」


朱美さんはまた、少しだけ言葉を濁した。

それほど言いにくいことなのだろう。

私は朱美さんの言葉に頷き、先を促した。


「他に一緒になりたい人がいたからなの。それが今のご主人。綾ちゃんのお父さんよ」

「え、まさか不倫……?」

「……まぁ、そういうことになるのかしら。でもね、出会いはお父さんとの方が早かったの。前のご主人とは、両親から無理に勧められたお見合いで結婚させられたのよ」


まさかあの母にそんな過去があっただなんて。


でもたしかに、こんなの自分の子どもには聞かせられない話だ。


「で、幸子は結局お父さんのことが忘れられなかった。そのせいで離婚に至ったって訳ね。まぁ、他にも色々あったんだけど」

「……うーん。美談じゃないですね」

「けど、幸い……って言っていいのか分からないけど、前のご主人との間に子どもはできなかった。ご主人が原因だったそうだから、案外離婚話はすんなり進んだそうよ」


でもそれなら、母は形だけの結婚の辛さを知っているはず。


普通なら、大切な娘に同じ思いをして欲しくないと考えるはずだ。


「……でも、それならなんで母は私にお見合いを勧めて来るんですか? 自分は辛い思いしてるはずなのに」

「本当にお見合いさせる気なんてなかったのよ」

「……え?」

「綾ちゃん、幸子から『彼氏できたの?』ってよく聞かれてたでしょ?」

「はい。正直鬱陶しかったですけど」

「それを気にしてたのよ、幸子は。もしかしたら、慶くんと別れたことを未だに引きずったままなんじゃないかって」


ふと、あの時の母の涙が頭を過ぎった。

慶と別れたことを告げた時、涙を流す私を見て、それにつられるように涙した母。


「……そういえば母、あの時泣いてました。慶と別れたこと話したら」

「ふふ、そうね。綾ちゃんがあんまり辛そうだから一緒に泣いちゃったんですって。不覚だったって言ってたわ」


あの顔を思い出した時、急に涙が溢れ出した。

私は、あの時の母の涙を誤解していた。


「でね、もしそうなら、早く前に進んで欲しいって。綾ちゃんが何も話してくれないから、そうしてでも本心を聞き出したかったのよ」


慶と私との結婚の願いが果たされなくて、親としてそれが辛かった。

それで泣いたのだと思っていた。


でも、そうじゃなかった。

あれは、娘の気持ちを想う母親としての純粋な涙だったのだ。


「幸子はね、綾ちゃんに結婚して欲しい訳じゃないの。世間体を気にして無理に結婚するくらいなら、本当に大切な人と幸せになって欲しいのよ」


いろんな感情が溢れ出して涙が止まらなくなった。


莉子を裏切りかけた自分の愚かさや、私を思ってくれる朱美さんの優しさ。それから、長い間私を忘れないでいてくれた慶の気持ち、今まで知らなかった母の本音。


私はまたカウンターに伏せ、嗚咽を上げてその場で泣き続けた。


いつの間にか私のそばに来ていた朱美さんに背中を撫でられ、それでもまだ泣き続ける。


朱美さんはその間、何も言わずにずっと私の背中をさすってくれていた。


「時間はかかると思うわ。でも、幸子はきっと大丈夫」

「……はい」

「ふふ、まだ不安?」

「まぁ、あの母ですし……」

「私が言ってるんだから。幸子との付き合いは綾ちゃんより長いのよ?」


朱美さんが気を使って早めに閉めてくれた店は、営業中よりも照明が暗めに落とされている。


私がここに来たのは何時だったか。

記憶を手繰ると、到着した時はそんなことを気にかける余裕もなかったことを思い出した。


何気なく腕時計を確認すると、朱美さんも同時に壁時計に視線を向けた。


「もう11時過ぎね。今日は私の部屋に泊まりなさい」

「……いや、これ以上朱美さんに迷惑かける訳には……」


その時、私のバッグから携帯の着信音が鳴った。


たぶん、慶からだろう。

そう思ってバッグから携帯を取り出すと、予想していなかった相手の名前が画面に表示されていた。


「……えっ?」

「ん? 慶くん?」

「いや……、莉子からです」

「出てあげなさい」

「でも、まだ……」

「今の気持ちを伝えるの。素直な気持ちをね」


跳ねる胸を押さえ、指先で画面に触れる。


朱美さんは休憩室の方向を指差し、私にそこで話せと促した。


「……もしもし?」

『綾、いま大丈夫?』


『うん』と答えようとしたのに、一度止まったはずの涙がまた溢れ出して言葉にならなかった。


涙で濡れたままの裾でもう一度目元を拭う。


「……うん。大丈夫……」


私の震える声を聞いた莉子は、『ふふ。泣いてるの?』と電話の向こうで笑った。


涙が止まらない。

最後に見た莉子は声を震わせて泣いていた。

その莉子が今は笑っている。


『あのさ、やっぱり我慢するのやめるね』

「……え?」

『私だけ見てて欲しい。綾が他の人に取られるなんてイヤだよ』


莉子はどこまで私を泣かせるんだろう。


素直な気持ちを伝えたいのに、涙に邪魔されて言葉が出ない。


『大人ぶって綾の意思を尊重するみたいこと言ったけどさ、そんなのやっぱり無理。綾が私じゃない人のそばにいるなんて耐えられない』


莉子の声が少しずつ震え始めた。


それほど思い詰めていたのだろう。

莉子をここまで苦しませてしまったのは私だ。


『だから、彼じゃなくて私のそばにいて欲しい。それだけ伝えたかったの』


この言葉で急に大泣きしてしまったのは言うまでもない。


言葉を絞り出して、電話の向こうの莉子に何度も謝る。


謝ってどうにかなることじゃない。

だけどもう、謝罪の言葉以外に莉子に伝えられる言葉はなかった。


ーー


「……あのさ、莉子」

『ん?』

「でもいいの? 私なんかで」

『うん。綾じゃなきゃイヤ』

「だってさ、大事な人がいるのに他の人と会う約束しちゃうような女だよ?」

『それはしょうがないじゃん。そんなの誰でも迷うよ』

「いや、迷っちゃいけなかったんだよ。最低だよ、私……」

『綾、そうやって自分責めるのやめて』

「……え?」

『今度私が責めるから。綾は私だけ見てて』


もう、どんなに責められても構わない。

それで莉子が許してくれるなら、私はどんな罰でも受ける。


『綾、明日ヒマ?』

「あ、あと1週間待って。それまでまだ会わないでいたい」

『……え、1週間も? なんで?』

「次の日曜、莉子の部屋に行くよ。その時に全部伝えるから」


ーー


店内で後片付けをしていた朱美さんは、電話を終えて戻った私に気付き、その手を止めた。


私の表情で全部察したのか、その口元は綻んでいる。


「ちゃんと伝えられた?」

「……はい。一応」

「じゃ、一件落着ってことね」

「いや、まだ残ってます」

「慶くんのこと?」

「はい」


もう、慶との関係を曖昧にしたままではいられない。私に心を縛られたままでは、慶は幸せになれない。


気持ちが重く沈む。

私が最初から毅然とした態度で慶に接していれば、慶も莉子も傷付くことはなかったのだ。


「今夜は私の部屋に泊まりなさい。さっきも言ったけど」

「いや、それは申し訳ないんで……」

「ふふ、そう言うと思った。でもその様子じゃ何も準備してきてないでしょ?」

「……はい、まぁ」

「じゃあ、休憩室貸すわ。寝られるように準備してくるわね」


頭が煮詰まったまま部屋を飛び出してきた私は、朱美さんが言うように何も準備してきていない。

ホテルを探すにしても、今の所持金では宿泊費を支払えるかどうかも怪しい。


ここに来たあと帰りはどうするか、そんなことすら考えないまま高速を走り、自分の欲求のままに店でお酒を飲んだ。


あとさき考えない行動はこれで最後だ。

それで傷付けてしまう相手がいるのだから。


「……慶、話したいことがある」

『ん? ……どうした?』

「やっぱり会えない。軽率なこと言ってごめん」

『……そうか。いや、仕方ないよ』

「あとさ、もう連絡取るのも終わりにしよう」

『結婚するのか……?』

「うん」


多くを語る必要はない。

慶はこの言葉だけで察してくれる。


この電話を終えるまでは涙は流さない。

自分の過ちで傷付けた相手に涙は見せられない。


「慶、今までありがとう。あの時のこと、ちゃんと話せて嬉しかった」

『俺もだよ。ありがとう、綾。元気でな』


電話を終えた直後、堰を切ったように涙が溢れ出した。


震える手で携帯の画面に触れる。


慶から届いたもの全てを一つずつ消していく。


最後に電話帳を開き、登録された電話番号を消去した。


ーー


翌日目覚めてすぐに店を出た私は、昨夜迷惑をかけてしまった朱美さんのアパートへ挨拶に行った。


店の鍵を渡すと、朱美さんは笑顔でこう言ってくれた。


「今度また2人で来てね。サービスするから」


頭を下げてその場を立ち去ろうとした時、「あ、もう一つ伝え忘れてたわ」と朱美さんに呼び止められた。


「そういえばね、綾ちゃんが私の店で働いてくれることになった時のことを思い出したの。実は、初出勤の前に幸子から改めて話があったのよ」

「え、どんな話ですか?」

「私への質問攻め。どんな仕事をやらせるかとか、裏に変な繋がりがないかとか、とにかく事細かくいろんなことを聞かれたわ。いくらただの飲食業って言っても、やっぱりこの世界だからね。親は心配するわよ」


前に莉子にも話したけど、私があのスナックで働くことになったきっかけは、母と一緒に店を訪れた私を朱美さんがスカウトしてくれたことだった。


あの時母は、『いいねぇ。あんたの人見知り治すいい機会だわ』の一言だけで私を朱美さんに任せたのだと思っていた。


「で、綾ちゃんを全力で守るって何度も説得したら、ようやく……って感じだったわね。まぁ綾ちゃんの前では言えなかったんだと思うわ。幸子あの性格だから」


本当に、あの母は。

なんで娘の前で素直になれないんだろう。

あんなに愛する人の娘なのに。


「でも朱美さん、どうしてそこまでして私を……?」

「もちろん客寄せのためよ。大当たりだったじゃない」


朱美さんはニコッと笑い、私の目を見つめる。


「けどね、それだけじゃなくて。なんか放って置けない感じがしたのよ。ただの直感だったんだけど」

「えっ? 直感?」

「やっぱり放って置かなくて良かったわ。……ね?」


高速を走り、1時間かけてアパートに到着するなり、私は、ヒーターのスイッチを押すのも忘れて真っ白なキャンバスの前に立った。


この真っ白なキャンバスを見たのはこれで何度目だろう。


苦手を理由にして具象画から逃げ、抽象的な表現ばかりに囚われていた自分に、莉子に本当に伝えたいことを伝えられる訳がない。


私は、今のありのままの気持ちを莉子に知って欲しい。


それなら、記憶にあるままの柔らかな色を素直にキャンバスに写せばいい。


無心に筆を走らせ、途中で見直してはまた白で塗り潰す。


翌日も、その翌日もそれを繰り返す。

何度も何度も色を塗り重ねながら。


そして、ようやく納得できるものが仕上がったのは、約束の日の前夜。

既に深夜12時を過ぎている。


莉子はこれをちゃんと受け取ってくれるだろうか。

微妙な顔をされたりしないだろうか。


ベッドに身を横たえ、莉子の反応をあれこれ想像しながらゆっくりと目を瞑る。


そうしていつの間にか落ちていた夢の中で、莉子は私に向かって笑顔を浮かべていた。


ーー翌朝。


キャンバスを入れた白い布袋を持ち、莉子の部屋の前でドアが開くのを待つ。


莉子と顔を合わせるのは約1カ月ぶりだ。


会社で姿を見かけることはあっても、そのたびに敢えて視線を逸らし、当たり前に一緒にいた昼休みの食堂では、不自然なほど離れた場所で時間を潰していた。


そんな悲しい関係はこれで終わる。

早く終わらせたい。


カチャッ、と遠慮気味にドアが開いた。

そのドアの向こうから、少し寝ぼけた様子の莉子が顔を覗かせた。


「……おはよう、綾。久しぶりだね」

「うん。おはよう」

「なんか、綾に会えるの楽しみで昨日寝られなくてさ」

「……そっか」


ブーツを脱いで玄関を上がった時、莉子が急に私の方を振り向いた。


その両腕が私の顔に向かってくる。


抱きしめたかった身体をやっと抱きしめられる。


私はもう、この身体を手放さない。


そして、莉子を受け止めようと両腕を伸ばしたその時だった。


「いっ……!!?」


突然、両頬に激痛が走った。

莉子が私の頬をつねったのだ。


『痛い』と言いかけた口を咄嗟に閉じる。


こんな痛みは莉子の痛みとは比べられない。

莉子の方がよっぽど痛かったはず。

私に痛いだなんて言う資格はない。


でも、それにしても痛い。

これまでのつねり方より数段強い。


そして数秒後、顔を歪めて無言で耐える私を見かね、莉子はようやくその手を離してくれた。


「ふふ、痛いって言わなかったね。じゃあもう許す。これでこの件は全部終わりね」

「……あ、ありがとう……」


どうやら、あの電話の『私が責める』というのはこういうことだったようだ。


莉子らしいやり方に、直前までの痛みを忘れてつい吹き出してしまった。


莉子は部屋でソファに腰掛け、ついたままだったテレビにリモコンを向けた。


静かになった部屋でソファに座り、お互いの顔を見合わせる。


「莉子、渡したいものがあるんだけど」

「ん? それ?」

「うん」

「ふふ、もしかして私の絵?」

「そうだよ。もうバレてたよね」

「まぁ、1週間待てって言われた時点でなんとなく分かったけどさ」


布袋からキャンバスを取り出し、テーブルの上に置く。


身を乗り出した莉子の顔に視線を向けると、莉子は少し口を開いたまま絵をジッと見つめていた。


「……え? 人物画苦手だったんじゃないの……?」

「苦手だよ。苦手なりに一生懸命描いたんだよ」


莉子はキャンバスを凝視したまま、それをゆっくりと手に取った。


「うそ……。すごい、泣きそう……」


片手で口を押さえた莉子は、その頬に一粒の涙を零した。


その涙に胸が込み上げ、慌てて涙腺に力を入れる。


莉子に涙は見せない。

見せてはいけないのだ。


「ねぇ、この絵、一人だけ見せたい人がいるんだけど……いいかな?」

「ん? 誰?」

「お母さん」


何度も色を重ねては白で塗り潰すことを繰り返して来たこのキャンバスは、普通のアクリル画では考えられないくらいの厚みを持っている。


それでも私は、敢えてキャンバスを張り直すことはしなかった。


「いいよ。莉子が見せたいなら」


莉子がこの厚みに気付いてくれるのはいつだろう。


気付いてくれた時、私はその意味を照れずに打ち明けるつもりでいる。


「あれ? でもなんか妙に厚くない?」


直後に莉子はそれに気付き、私のロマンチックな妄想をいつものように一瞬でかき消した。

やっぱり莉子はいつまで経っても莉子のままだ。


想定よりも口に出すのが早まった言葉。


私は莉子の目を真っ直ぐに見つめ、背筋をピンと伸ばした。


「私の想いの厚さだよ。決め台詞だから突っ込み不可ね」












『青とオレンジの記憶』

おわり



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