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詩集02  作者: 透坂雨音
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43 「Notitle」



 ひっそりと生きて来た

 目立たないように


 太陽の下

 光まっすぐに浴びることなく


 日陰の世界は

 とても寒々しくて

 鮮やぐ色 知らずにいた


「光は熱を持ってるんだって知った」


 最初に得たぬくもり


「熱は心を動かすものだって知った」


 次に得た感情


 世界にはたくさんのものが溢れてる

 沢山の色どりで満たされている


 知らず

 知らず


 生きていた今までに 別れを告げて


「手を降ってさよならと言えるまでじゃないけど」


 いつか振り返って

 そんな日々もあったと受け入れられたなら




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