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詩集02  作者: 透坂雨音
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04 クロックワールド『ファンタスマゴリア』



 この手のひらの中に 

 赤い赤いリンゴ とても

 美味しそうで

 かじれば きっと甘くて

 頬がとけちゃうんだろうな


 傍に置かれた ヌイグルミ

 本棚にはたくさんの本


 お外は歩けない

 だけど 冒険も 旅行も

 たくさん 知ってるんだよ


 真っ黒で 大きな雲

 空にかかって 見えなくなってる

 その向こうで 輝いてる

 お日様は でもね

 いつでも そこにいるから


 春が巡って たくさん笑った

 夏がやって来て たくさん遊んだ

 秋がくれば 色んな話して

 冬が来たなら お別れ… だよね


 ずっと 前から 話してた

 事 そう だったよね…


 ありがとう そして さよなら

 たくさん

 たくさん

 楽しかったよ


 だから 言うね

 またねって笑って


 これは永遠のさよなら

 じゃないんだって 知ってるから… 




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