表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集02  作者: 透坂雨音
2/44

02 背中合わせのデスゲーム



 背中合わせの敵 味方


 貴方を裏切る足音が、すぐ耳元で聞こえる


 なに一つ成せない貴方は 切り捨てられた犠牲者


 生贄求めて始めるデスゲーム

 娯楽を提供するのは 非道な観覧車

 命は安い安い 笑い声一つでかき消されたのは

 誰かの愛しい恋人でした


 生贄求めて続く 

 娯楽を考えるのも楽じゃないのと 非情な司会者

 仮面の下で笑う 馬鹿な奴らだ 聞こえてる

 終わった終わった 楽しい見世物でした

 簡単な 幕引きなんてさせない


 踊るなら最後まで踊りましょう


「火を放った舞台で。さあ、皆さん一緒に」


「知ってるのよ このゲームを無かった事にする方法を」


 背中合わせの敵、味方


 信じられるのは自分一人だけ


 貴方を裏切る足音が聞こえるでしょう ああ だから警告してあげたのに



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ