黒太子の婚約者は剣豪聖女

現代日本の警護官・帯刀瑠璃子は、幼い王子を救った任務中に殉職する。
しかし次に目を覚ましたとき、彼女は小国モンテリュー公国の「忘れられた末姫」シャルローヌとなっていた。
金髪と橙の瞳を持ち、癒しの力を宿す「聖女」。政略の駒として隣国の黒太子アレクサンドルに嫁ぐはずだった姫。だが嵐の海で船が難破し、消息を絶つ――。
脳筋聖女とこじらせ王子が、王国を救う（のか？）