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1話 冒険の始まりです!

実質初投稿です拙い文章ですが最後まで読んでいただけたらなと思います

投稿ペースは遅いですゆっくり待ってくれたら嬉しいです

星空が広がっている。もう今では生で見ることの出来ないものだ。景色を見る系のVRも何度がプレイしたがどれも嘘っぽく感じられてあまり楽しめなかった。

 でもこれは違う。そう感じた。

 

 「ようこそフリーワールドオンラインの世界へ。私はいわゆるサポートAI、アルデナと申します。」

 

 私の後ろから声がした。振り向くと綺麗系の女性が立っていた。

 

 「今から、キャラクターメイキングを始めます。リアルモジュール、リアルの貴女の姿から少し弄るか、マニュアル、完全にゼロから作るかどちらにいたしますか?」

 

 アルデナの隣にリアルの私と、マネキンが現れる。

 自分で言うのもなんだが、私の容姿は可愛い方だと思う。結構他のゲームでもリアルからあまりいじってこなかった。

 

 「リアルモジュールで、弄る」

 

 「わかりました、ここはリアルと時間が異なります。だいたいここの1時間が向こうではだいたい10分となっていますので、ゆっくりメイキングしてください」

 

 そういうと、アルデナはウィンドウを投げてきた、3枚も。

 

 「なーるほど、なーるほど。沼だな?」

 

 表示される項目は今までのゲームとは比べることの出来ない数だ筋肉のつき方とか骨格とか、その他もろもろ事細かくいじれるみたいだ。

 

 「嬉しいことに、プレイヤーの皆さんから苦情があり今の時間設定となっています」

 

 「丸一日かけても終わらないやつでしょ?これ、等倍でやらせるのは鬼畜よほんと」

 

 内蔵とかも出てきたぞ、何をやらせる気なんだ運営は…… 

   ~少女キャラメイキング中~

 

 「ふぅ…こんなもんかな」

 

 変えたのはシンプルに髪の色、目の色、胸の大きさに、筋肉の硬さ。

 

 髪の色は少し明るめの緑、目の色も同じだ。胸を小さくし、筋肉は全体的に柔軟性を高めるよう調整した、出来たはず、私は筋肉とかに詳しくは無いが。


「では、作成したアバターに変えさせていただきます」


 そういうと私の体が輝き視界が白く塗りつぶされていく。

 「次は武具ですね、制限、性能差はないので好きなのを選びください」


 若干引いてるアルデナがまた同じようにウィンドウを渡してきた。数はさっきと同じ3枚だ。


「おおう……また膨大な数で」

「試し斬りもできますよ、ゆっくり選び下さい」


 私の目の前に藁で出来たカカシが地面から生えてきた。上には耐久値が表示されている。

「またここも時間かかりそうだなぁ~」

「リアルではそこまでですよ」


 ~少女武器選び中~


 色々試して、片手剣と自在槍というものにした。

 自在槍は伸縮自在のワイヤーの先に刃をつけた物で、手持ちについているボタンで伸ばしたり縮めたりして、それを振り回す武器だ。刃に返しがついてて物に引っ掛けたり、モンスターに突き刺して引き寄せたり、逆に自分から接近できたりと結構自由が聞く感じで面白そうと感じた。


「珍しい組み合わせですね、さて次は防具ですねこちらも特に制限、性能差はないので好きなのを選びください」


 そう言って投げてきたウィンドウの数は10枚。

 少し見ただけで細かく分かれている衣服が目に入った。軽くスクロールしていくと服の種類ごとにデザインが違ったりしていた。民族風の衣装とかもあったり種類が多すぎて訳が分からなくなる。


「運営は変態なのか」

「ありがとうございます」


 軽く引いてるとアルデナが嬉しそうにしていた。


 ~少女防具選び中~

 

結局いちばんシンプルのやつにした。少し厚めの皮のズボンに、腰ぐらいまであるケープに指出しのグローブ。ちなみに色とかも変えれるみたいなので第1層の草原と同じ色にしてもらった。全身緑だ。


「では次にユニークスキルについて。ユニークスキルは貴方たちの思考とこれまでの行動、あと才能とかを私が見て、作らせていただきます。基本的にスキルは自身が出来ることがよりやりやすく、簡単に出来るようにするものです。ユニークスキルも変わりません。自身に合わない、出来ない、才能がない、こういったものはユニークスキルになりません。また、スキルも発現しません。」

 

「簡単に言うとリアルで出来ないことはこの世界でも出来ないという事です。スキルとして発現はされません。」


「てことは、剣道のプロでも才能がなければユニークにならないしスキルにもならない?で、才能があるのなら弓道のスキル、ユニークが出ると」


「そうですね。ただすみませんこれ以上は話せません。」


 このゲームレベルアップでスキルが発現するらしいから、スクロールとかスキルを覚えるアイテムを使うとどうなるのとか、他にも聞こうとしたが先に止められた。


「次にステータスですね、ステータスポイント100を好きに割り振りしてください。VITに振ると1ポイント事にHPが100、INTも同じ様にMPが増えます。HPにポイント振ると1ポイント事に1000、MPも同様に上がっていきます」


ステータスはもう決めているので、サクサク割り振ってほい!

Lv:

HP:1000

MP:1000

STR:0

VIT:0

AGI:100

INT:0

DEX:0

LUK:0


 後悔は無い、1層でのやりたい事は決まっているし。配布される武器には初心者救済の特殊な能力がついているから火力についても今の所は大丈夫。

 VITに振ってどっしり構えるよりかは動き回って回避した方が楽しいだろうし。

 そして、オープンワールドなこのゲーム足回り遅いととてもストレスだと思う。


「い、いいんですね?これで」

 頬がぴくついてるアルデナが聞いてきた。多分これが最後の確認。これから始まる苦行を今ならまだ許すと言っているのだろうが


「当たらなければどうということはない!!」


「はぁ、わかりました赤く塗ります?」


 それは結構です。私は首を左右に振った


「わかりました、ではこれで最後です」


 と言って1枚のウィンドウを投げてきた。

 

「この世界で名乗られる名前を決めてください。」


 アリスと入力


「はいこれで、キャラクターメイキングを終わります。なにか質問などないですか?」


 私は首を横に振る。正直さっさとフィールドに行きたい

「分かりました、なにか分からないことがあればヘルプを見るか、教会で祈りをしてください。私が対応します」


 そう言い終わると体に浮遊感を感じた。多分転移的ななにかだろう。


「アリス、この世界は自由の世界。なんでもできる世界です。貴方の思うがままにこの世界を冒険し、生きてください。」


 キャラメイクで時間を食われたが、これでやっと私の冒険が始まる。

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