第2話
この世界には特徴を持った人間が生まれる、【異形型】【憑依型】【融合型】そして【特有型】だ。【異形型】はそのまま異形のまま生まれる、【憑依型】は悪魔と契約しを憑依させることが出来る、【融合型】は悪魔と融合した者、そして【特有型】は他の者とは異なる特性を持つ者。希少性が高くレアだ。誰かが言った亜久市で生まれるものたちをこう言った【亜人】と言う。【亜人】と呼ばれるものたちは昔は迫害を受けていたが今は違う【亜人】が九割になったことにより【亜人】という存在が当たり前になった。アクトは【融合型】だ。死神の悪魔と融合したのだ。
「はーダリィー…」
「……パトロールは大切だ。しっかりしろ。」
「へーへ。」
「……はぁ…」
【悪魔】は訓練された【亜人】しか倒せない。そうして導入されたのがバディー制度。訓練された者同士ならば【悪魔】を的確に祓えるからだ。
「そういやーお前何型だ?俺【融合型】。」
「……言わなきゃダメか?」
「バディーになったからには知っておかないとな。」
「【特有型】。」
「……へ、マジ?」
「嘘ついて何になる。」
「レアじゃん。」
「……」
「俺は腕を大鎌に変形なんだけどよ。お前は?」
「…刀を出せる。」
「へ?じゃああの怪力なんだよ。」
「素。」
「嘘だろおい。」
一方その頃所長室
「将来立派になるね。この2人。」
「問題児同士仲良くなれるかと。」
「私の為に立派になるんだよリンネ。」
一方その頃アクトとリンネは悪魔祓いをしていた。相手はNo.298、牙の悪魔である。生態は牙を使い生き物を食らう。なんでも食べるので注意するべき悪魔だ。
「さっさと祓うぞ。」
「分かった。」
さっさと祓った後アクトとリンネはコンビニによっていた。アクトは適当にお菓子とジュースを買い。悪魔対策課にある休憩所でお菓子とジュースをあける。
「やっぱポテチ最高ー!コーラと合う!」
「…」
「ん?なに?」
「それなんだ。」
「ポテチだけど知らねぇの?」
「知らない。」
「うめぇぞ食えよ。」
「……」
1口食べると黙々と食べ進めていた。あっこいつ一袋全部食べる気だと思ったのか他の味のポテトチップスを死守したのだった。この後リナがやってきて物凄く叱られるのは言うまでもないだろう。
「何故俺まで。」
「ポテチ食べたからだろ。」
「……庶民の味?」
「庶民の味って…お前お坊ちゃまかなにか?」
「リンネはお金持ちで由緒ある家柄よ知らなかったの?」
「金持ち坊ちゃんかよ!ハイスペックじゃねぇか!」
「何の話ですか。」
「悔しがってるのよ。」
「ああ…」
「納得するなし!」
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