プロローグ
初心者ですがよろしくお願いします。
とある男は恐ろしい存在から逃げ出す為にひたすら走っていた。
「ここまでくれば…!」
「なーにがここまでくればなんだ?」
男は振り向くそこにいたのは金色の瞳をした男であった。逃げてきた存在だ。
「た、頼む助けて…」
「残念お前は罪を犯し過ぎた。」
腕が変形する。変形した腕は大鎌の形をしていた。このままでは首が狩られると思った男は……変形した。
「やーっと姿を現したかクソ悪魔。」
「おのれおのれ!人間如きが…!」
「残念俺人間じゃねぇの…」
死神なんだよとそう言って悪魔の首を跳ねる。その姿正しく…死神。
「ふー…終わった終わった。」
変形した腕が元通りになる。血を振り払い。とある人物とスマホで連絡する。上司のリナだ。
「リナさーん終わりましたぜー。」
『終わりましたじゃないの!!バディーはどうしたの?!』
「あんな雑魚置いて来ましたよ。」
『あのね!ちょっとは聞きなさいよ!!』
「あー電波の調子がー。」
『まち!』
連絡をきり、彼は空を見上げ煙草を吸っていた。彼の名はアクト、悪魔対策課の所属している死神である。
「帰ったら怒られるな。」
死神は今日も狩る、後処理は係に任せてだ…彼は死神と同時にこう呼ばれている悪魔対策課の問題児と。
「ただいま戻りやした〜。」
「戻りましたじゃあないでしょうが!!」
「げっリナさん。」
リナはアクトの上司だ。アクトの問題行動を叱りつける役目がある彼女は物凄く怒っていた。
「バディー放置ってどういうつもり?!」
「ビビってるヤローに興味ないんで。」
「はぁ…馬鹿なの?」
「いいじゃないっすか〜。」
「よくなーい!!」
「ぶー。」
「ぶーじゃない可愛くない!」
「嘘でしょ俺イケメン!」
「あんたの性格最悪だからダメ。」
「えぇ…」
俺イケメンなのにと項垂れるアクト、そんなアクトに司令を伝える。
「司令よ次のバディー用意したから。」
「はぁ?!俺には必要ねぇっす!!」
「良くない。新しいバディー紹介するわ。」
アクトがブーイングしていると入ってきたのは白い髪赤い瞳をした大男であった。
「紹介するわ彼はエリートの…」
「リンネ。」
「は?」
「リンネよろしく。」
「俺先輩なんだけど?」
「尊敬出来る人になら敬語つける。」
「んだとコラ!!」
「喧嘩しないの!リンネ!アクト!仲良くしなさい!」
「嫌っすね!」
「お断りします。」
「はー…」
頭を抱えるリナはリンネについて説明するがスルー。リナはため息つき、リンネはどうでもいいと言いたげな顔をしていた。
「取り敢えず俺はこいつ認めないんで!」
「はぁー…お願いでも?」
「それは…卑怯っすよ…」
「……よろしく。」
「へーへ、足元をすくわれないようにな。」
「……」
「黙りかよ。」
こうして結成したバディー…後にこう呼ばれる様になる黒と白のコンビ
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