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10.素直に答えない生成AI(その2)

「もう?」

『うん』

「なぜ判ったの?」


 そう言いながら、加奈子は不思議そうな顔を右へ向けると、光理が固唾を呑むのが見えた。


『君は、()()()って言ったよね?』

「うん」

『それで絞り込めた』


 合点がいった加奈子は、首を縦に振る。

 一方で、光理の鼓動は高まっていく。


「絞り込んだ結果は?」

『友達って、下の名前は(ひか)()だよね?』


 言われた二人は、ギョッとする。


「光理だって判ったってことは、そっちの誰が問いかけたのも判ったってことだよね?」

『もちろん』

「それは誰?」

『企業秘密』

「じゃあ、何の目的で?」

『さあね。直接聞いてみたら?』


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