43.ダークエルフの住むロッカ村
43.ダークエルフの住むロッカ村
食事会の翌日、珍しいことに、リリアが1人でリョウの部屋にやってきた。
リリア「実は私の出身のダークエルフ族の村、ロッカ村は岩山の中腹にあり、
食料の少ないところで、周辺のモンスターの狩りをして生活をしていたんですが、
先日シャルシャの傭兵ギルドで村長から手紙が来ていて、
周辺で異変が起こっていて、ほとんどモンスターが取れなくなり、
飢饉に陥っている旨の手紙が来ていたの。」
リョウは説明の続きを促す。
リリア「昨日の食事会の様子を見て、私の出身の村にも、
こうした食料を渡すことができないかと思って。
先日のアースドラゴンの報酬で食料を買い、私の村に渡しに行きたいの。」
リョウはリリアの村、ロッカ村の場所を聞く。
すると北東に12日、つまり、500㎞弱のところらしい。
人口?エルフ口?は70名ほどとのこと。
リョウ(ランクルで1日がかりだな。)
リョウは快く協力を申し出た。
その後、ジークにもその話が行ったのか、
結局、いつもの暁の砂漠のメンバーとリョウで行くことになった。
翌日、リョウはリリアとシャルシャで食料の買い出しに行く。
リョウ(マリーもアイテムボックスを持っているが、
俺のサイズほどじゃないものな)
となると、結局リョウが行くことになる。
ジークとハッサンは武器の準備、マリーはリアンと薬の準備をする。
翌日、こうしてダークエルフの村、ロッカ村救出隊?は、
準備万端でランクルに乗り込む。
リリネアとリアンは屋敷の玄関のところで見送りをしてくれる。
ここから500㎞、砂漠を120㎞で飛ばす。
みんな、砂漠をランクルで走る揺れには慣れたようだ。
途中、アーミースコルピオンやサンドウォームを倒しながら進む。
AK-47やRPG-7のある、暁の砂漠とリョウのチームはほぼ無敵である。
こうして、若干時間をかけ、7時間後、暗くなり始めた頃、リリアの出身の村、ロッカ村に到着する。
村の手前にランクルを停め、宅配ボックスにしまい、村に歩いていく。
リリアが先頭で案内をする。
村の外には誰もいない。
どうしたことか?
リリアは、村長の家に行く。
そしてドアをたたく。
リリア「私です。リリアです。帰ってきました。」
すると、年老いた老ダークエルフ老夫婦が家に招き入れてくれた。
村長「遠い中、よく来た。何もないがゆっくりしていってくれ。」
村長「私はハミルという。こちらは私の妻でリミルアという。」
リミルア「初めまして。」
と挨拶される。
ハミル「ところでこちらは?」
リリア「私の仲間のジーク、ハッサン、マリー、そしてリョウです。」
リミルア「立ち話もなんだから座って。」
と、席を案内される。
リリア「あっ、そうだ、お土産を買ってきたの。」
といい、ナツメヤシの乾燥させたもの、デーツを取り出し、テーブルの上に置く。
ハミル「これはありがたい。あの手紙を読んだんじゃな。」
リリア「そう。今日、原因を調べるためにやってきたの。」
ハミル「実は最近、この村に大きなモンスターが現れて、
狩りの対象のモンスターが出なくなってしまったんじゃ。」
リリア「大きなモンスター?」




