表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
377/438

377.ミレバで畜産を

377.ミレバで畜産を


この世界に来た動物学者の張博士は、1つ考えていることがあった。


それは畜産で、この世界の食肉の流通は、ほぼ100%といって良い程、

傭兵ギルドで狩って来たナーガや、ラージマウントクラブ、ワイバーン等の肉が流通していた。


張博士の能力として、畜産用の牛や豚、羊、鳥等の種となる家畜を出すこと、

品種改良等と言った能力を得ていた。


また、ライアン博士の尽力により、牧草地の拡大についても、

目途が立ってきていた。


今現在、ブラックドラゴンの研究も行っているがリョウに、

ミレバ畜産研究所とミレバ牧場の開設をしたい旨、

市庁舎に請願に来ていた。


張は市長室に通され、リョウにその旨を伝える。


張「この世界に来てから、東村さんの出した牛や豚、羊、鳥等の食肉は流通していますが、

畜産についても、本腰を入れた方が良いと思います。」


リョウ「具体的にどのような施設が必要ですか?」


張「そうですね、まずは、牛、豚、羊、鳥といったものから始めようと思います。

欲を言うと、牛でも、ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイス等、一通りの種類を育てたいですね。

豚は、少なくとも、ヨークシャー系、バークシャー、ランドレースの3種ですかね。

鶏はコーニッシュ系と、プリマスロック系は絶対です。あと数種。

羊は、メリノ種、コリデール種、あっ、サフォーク種も。


こういったところですかね。


場所は、海岸線沿いの霧が出るところが良いですかね。

生育の良い牧草地として使うことができます。ミレバとシャルシャの間当たりの海岸線が良いですね。

そこに土地と牛舎や豚舎、鶏舎と言った建物と、

研究設備、サイロなどの飼料を確保する設備などですかね。」


リョウ「1人じゃできないだろ。」


張「その点も市長に相談したかったところなんです。

人いませんかね?」


リョウ「…。まずは、ミレバとシャルシャで求人だな。

傭兵ギルドに行って、解体班に相談してみたらどうでしょう?」


張「それはいいアイデアですね。」


リョウ「そうだ、大量の建築資材と飼料がしばらくは必要だと思うので、

東村君と、佐藤氏にこの件話しておくよ。

ただ細かい所は、張氏の方から説明してくれ。」


張「わかりました。」


それから1っ週間後、張氏はリョウ市長のスケジュールを抑え、

ミレバ牧場と畜産研究所の建設予定地に下見に来ていた。


訪れた当日は午前中で、霧が出ており、

砂地に草がところどころ生えている地域だった。


道路は無く、砂地を走らなければならないため、

ワジムはラン○クルーザーのタイヤの空気を少し抜き、

砂地を走れるようにしていた。


ワジム「ここに車を停めておきますから見てきてください。」


張とリョウは、候補地を見渡す。


張「この様に霧が発生するので、牧草地を育てるのに有利なんですよ。

ただ、水道管も引いて、スプリンクラーで負ける様にもしますがね。


あっちが食牛と乳牛の地域、そちらが、豚の地域。その隣が羊。

そしてこちら側が鶏舎と放し飼いをする地域ですね。


そして、それぞれ、牛舎、豚舎等を設けて…、…研究所の建屋はここに…」


張博士はもう夢中で、説明する。


彼には完成した施設が見えているのだろうなと、リョウは思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ