374. ミレバ空港開港
374. ミレバ空港開港
遺跡にある書物の調査など、引き続き続いているが、
ミレバとの空港と魔族の国の都市、ベレチドの空港が完成し、
初号機の運行が開始されるとのことで、
リョウとリリネアは、空港にやってきていた。
空港は1階の到着ロビーと2階のレストランやショッピング街、
そして3階の出発ロビーの3階建てのビルで、ボーディングブリッジが6か所、
駐機場が12か所、滑走路1本の小規模の空港で、状況によって、
拡張すると、サンチェス氏は話していた。
まずは、ベレチドの便を1日1便就航させるだけだが、
やがては、ドワンやロウネン等、空港が完成すれば、
それらの都市とも、路線を就航させるとエマニュエル氏が話をしている。
今回エマニュエル氏は、ミレバ航空と言う航空会社を起していて、
今回その航空会社の便となる。
就航する飛行機はA380で、ミレバで生成された航空燃料で飛行する。
就航にあたり、ヒルダ姫が空港に来ており、あいさつの後、
ベレチド行の航空機を駐機させたボーディングブリッジ前の待合スペースで、
テープカットする。
この初号機は満席で、魔族が5、人間が2、エルフが1、ドワーフやその他の種族が2と言う割合だった。
航空機の準備が整い、これらの乗員が、次々と航空機に乗り込む。
リョウやリリネア、ヒルダも乗り込み、シートに座るとエマニュエル氏が、
今日は特別に機長を務めており、就航のあいさつをする。
乗客からは、キャビンアテンダントから、記念のシャンパンやジュースが配られる。
地球では、エルフのキャビンアテンダントはいなかったので、
少し見とれていると、隣でリリネアが咳ばらいをし、懸念な顔をしていた。
しばらくすると飛行機は離陸し、ベレチド空港までは5時間かかるとのアナウンスがある。
飛行機が水平飛行になると、早速機内食が配られる。
この機体はビジネスとエコノミーの席のみで、
リョウ達は、ビジネスシートに座っている。
食事はお皿に盛られた食事が出てくる。
機内食が終わると、リョウはゾランの作った機内エンターテイメントシステムで、
映画を見る。
最近ゾランは、エンターテイメントコンテンツにも力を入れており、
ドワーフの考古学者(主演:ワジム)が遺跡を探検するワジージョーンズや、
ジーク主演のスパイ映画、070-1234....、
シャミル主演のガチ魔法少年?映画、シャミルポッターなど、
公開しており、この機内映画でも、これらの映画が見れた。
リョウ(…。ワジム、ジーク、シャミル、何やっているの…)
こうして、良く知っている人?達が主演した映画を見ていると、
エマニュエル氏が、まもなく機体降下を始めるので、
シートベルトをしてください、とアナウンスが入る。
エルフのキャビンアテンダントが、シートベルトの確認をした後、
機体は降下する。
そして、無事、ベレチドの空港に着陸した。
ベレチド空港は、ミレバよりも小さく、
ボーディングブリッジの3本だけで、
このブリッジから飛行機から降り、空港の建物に入ると、
ディルドラ魔王を始め、用心が何人もおり、
歓迎の言葉を述べている。
こうして、ミレバとベレチドの間を毎日航空機が飛ぶ様になった。




