表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

作者によって召還されちゃった人!!!その3

「ようやく喋って 最初の一言がそれかい?もーちょいなんかあんだろ?」


「(なんだこいつらは? まぁいい弱そうな奴らだし 片付けてここから逃げ出し任務を遂行する」

彼女は迷うことなく手裏剣とクナイを龍騎と原作者に投げつけるが二人は投げた手裏剣もクナイ見ることなく指日本 つまり人差し指と中指だけで挟んでキャッチしたのだ


「(こいつらは危険だここは一度引くしかない)」

くノ一は煙幕を取り出し窓を突き破って逃げ出したのだ

「やーれやれ壊しちまった窓ガラス代の弁償でもしてもらうとするか」

「なんだあのくノ一のねーちゃんの居場所でも知ってるのか?」

と原作者が問いかけるが五月女はこう答えた


「この街は俺の庭みたいなものだ 奴がどこへ行こうとも見つけ出すのは簡単だ」

そう原作者に言って彼もまた窓から飛び出したのだ

「なにも窓から飛び出さなくても・・・まぁいいか」


マンションから500メートルほど離れたビルの屋上の片隅

「それにしてもここはいったいどこなんだ それにしてもここは平和すぎる なぜこうも平和でいられるのだ ありえない」

彼女はここに留まるのは危険と判断し先へと歩む

そこから数百メートル先に廃墟を見つけ一先ずここへ身を隠す事を決める

「ここなら 身を隠すには十分だな」

深呼吸をしため息をもらしたのちに一言もらす

「私はこんなところでぐずぐずしていられない 早く任務を完了させて上様に報告をしなければ」

「どうして・・・どうして私はこんなところにいるのだ?」


「あんれー俺たちの隠れ家に誰かいるね」

「なになに?君迷子」

「俺らと一緒に遊ばない?楽しいことしようぜ」


男たちは強引に彼女の腕を強引に引っ張る

「やめろ離せ」

腕を振り払うと男たちが激怒し

「人がやさしく接してやればいい気になりやがって」

「おいやっちまおうぜ ここにはだーーれもいねーもんなーー」

「へへへ 俺も我慢できねー 俺から一発目やらせろよ」

男たちはナイフを取り出し 少しずつ近づいていき 一斉に襲い掛かったその時だ

男たちの持っていたナイフが突然折れた

「ななっっななな」

「お・・・折れたぁぁぁぁ」


彼女は忍刀を持ち一瞬でナイフの刃を切断したのだ あまりにも速すぎた為に何が起こったのが全く分からないチンピラ達

「早くかかってきなよ 次は容赦はしないけど、まぁその前に命が亡くなるかもね」

「うわああああバケモノだぁぁぁぁ」

「逃げろーー」

男たちは震えあがり 折れたナイフを床に落とし一目散に立ち去って行った


5分ほどしてため息をまじらせながら

涙をなじませながら

「私はどうして こんなところにきてしまったのだろう?」

 

「さぁどうしてだろうね?」

「!?」

その男は・・・・えーっとどちら様でしたっけ?

「なんで忘れてんだえぇおい」

あぁ ゴメンゴメンゴ 

仕切り直して そこ現れたのは五月女コーポミレニアムの管理人五月女龍騎だった

「なぜここが?」

彼女がそう聞くと なんだそんなことかよという顔をして五月女はこう答える

「なぜかって?そりゃあ身を隠すにはここしかないからだよ 俺のマンションからも近いしな それにこの廃墟はさっきのような連中なんかがよくたまり場にしてるからな」

そう笑顔で答える五月女 彼女は敵意をむき出しして話しかける


「何をしに来た?」

「お前が壊した窓ガラスを弁償しにもらいにきたのさ さっさと払えよ」

「私には関係ない事だ」

「悪いけどそうはいかないのよね じゃなきゃ一生タダ働きだ 遠慮することはないんだぜ」

「ならアンタを殺して私は自分の世界へ帰らせてもらう」

「悪いが俺をそんじょそこらのチンピラと一緒にするなよ」


こうしてマンションの管理人五月女と謎のくノ一の戦いの火蓋が切られたのだった


「あー俺作者だけど ・・・・ もっと出番をくれーーーーーー」






誤字報告を受けたので修正しました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ