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第61話〜 順調な初仕事 〜

遅くなってすみません

 ダンジョンが現れたら、早急にギルドが調査を行ってそのダンジョンの難易度ランクをつける。

 ダンジョンの入り口には分かりやすいようにランクが書かれた看板もあり、間違えて入るような事はないようになっている。


 ボスモンスターの魔石を見せたらダンジョン攻略完了の証明になるそう。だから、ボスモンスターの魔石を見せれば任務も達成。

 ダンジョンはボスモンスターがいなくなって1日経ったら消滅する。

 ボスモンスターが持っていた魔素が空気中に散乱するからだそうだ。


 ダンジョンができる理由は、モンスターが魔素を沢山蓄えたらダンジョンを創るってこの前メアが教えてくれた。









 門から外に出て、ダンジョンに到着。


 門兵さんは、この前の二人ではなかった。

 この前の二人だとしても今の自分の姿では誰かわかるわけもないか……。


 門を通過する時、証明書を見せないといけないのだが。「ノア」名義のでは無く、ギルドカードを見せた。


 今の僕はDランク冒険者の「リサー」だ。だから、ノアの証明書をみせると後々面倒な事なると思った。


 ギルドカードでも証明書扱いになるようで助かった。




 ダンジョンに着くまでの経緯をある程度思い出しながら、入り口をじっと見つめる。



 緊張して強張った身体を肩を回したりして解しながらダンジョンに入った。

 ダンジョンは、これで2回目だ。1回目はもう事故なようなもの。急に現れたスライムダンジョンに巻き込まれたのだった。

 あの時はまじでびびったなぁ。死ぬかと思った……。







 一人でダンジョンに入るのは初めての事。勿論臆病者の僕は緊張しまくり。

 呼吸が浅くなり、足を止めたらすかさず震える。そんな状態。

 慎重に左右や後ろを気を付けながら進んで行く。





 結論から言うが、今回のダンジョンでは幸い、特にこれと言って死にそうになるような状況には陥らなかった。

 けれどやはりモンスターの数が異常に多かったり、なにもないところで躓いてコケたりとそういう小さな不幸は沢山あった。




 ダンジョンをクリアして、外に出てくると日は高いところにあった。

 朝からギルドに行ったのに、もうこんな時間なのか……。

 結構ダンジョンって道がわからなかったりして攻略に時間がかかる事が今回分かった。例え、モンスターが弱いからと言って油断していたら危険だ。


 いつも気を張っていないといけないとなると大変だが、そうする他ない。

 精神が徐々に擦り減っていくのを感じながらも僕はそれに気付かないふりをし、ギルドに帰るのだった。


 






短くてすみません

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