表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちら魔王城居住区化最前線  作者: ささくら一茶
第十六章 跳ね月、王族会議編
275/506

十六章十七話 『バノーヴェンの大災厄 vsローレライ・ケンタウロス』

バノーヴェン城東側の湖上に、宙に浮かぶ巨大な水の球があった。


その前に超常を纏った大魔導士メローネが立つ。

感情を絶った顔、かつて魔王軍と戦った勇者一行の姿がそこにあった。

対面するは、泡に包まれ浮上してきた人魚妃ローレライ賢人馬ケンタウロス


「いやぁ~、あそこまでの偏らせ方は凄いね。人間の最高クラスにはまだ届かないなぁ。

 魔法の神秘はまだまだ深いんだね~」


「感心している場合じゃないだろう、アルカディア。応戦するぞ、泡を割ってくれ」


「んー」


人魚妃ローレライが指を鳴らすと、宙に浮いていた泡が割れる。


「風水闊歩、“七大天蹄グラスホッパー”」


賢人馬ケンタウロスが己が足先を撫でる―――泡から落ちた彼はそのまま、水面へと立った。

湖面から顔を出した人魚妃ローレライと、メローネに対峙する。


「シャングリラ、作戦は~?」


「絶対目標は奴の足止め。ついでにしたいのは陸の奴らの数減らし。

 ここはお前の独壇場フィールドだ、思う存分やれ」


「んっふー、あいあいさー!!」


人魚妃ローレライが歌い出す。湖の水がざわつき、彼女の周囲から蛇のような水流が幾つも昇り、メローネへと向かっていく。


「喰らいつけぇー!!」



人魚妃ローレライ


人魚マーメイドたちの上位種、より高度な魔法を扱う上半身が人、下半身が魚の知性魔物。

周囲の水は全て武器、水場は彼女の独壇場だ。



次の瞬間、水の刃が蛇たちの首を一閃していた。

メローネの水球から放たれた鋭く細い水流。


「…………んあ?」


独壇場じゃないの?と人魚妃ローレライが文句を言う暇はなかった。

帽子のつばの下の、メローネの瞳が彼女を穿つ。


「手加減はしませんよ」


彼女の背後の水球に、幾つもの渦が生じる。渦が尖る。水の矢になる。

次には水球から、幾百の水の矢が放たれていた。


「う、わ、あ!」






「――――成程、小さい竜巻で水を挟んで放つのか。

 単純に魔法で動かすより遙かに速く放たれた水が刃となる……。

 矢にするのも竜巻で圧縮して弾き出す」


水の矢を放つメローネと、それを必死で避ける人魚妃ローレライを見物しながら、賢人馬ケンタウロスは遠巻きに湖を駆ける。


「風魔法を利用した水圧………自然を扱う魔法でも理論が根付いているのだな。

 魔法の論理と物理の理論の滑らかな結合。あぁ、何とも奥ゆかしい。


 そうだ、それこそが其方達が持ち得る智!!」


「シャングリラーー!!この理論オタク!!手伝って!!」


水中に潜り、水上を跳ね矢を躱しながら、人魚妃ローレライがぷりぷりと怒った。

肩をすくめると賢人馬ケンタウロスは、弓を構えメローネへと狙いを定める。


「――――弾道再現、“七大天弓ホーネット”」






真横から、一本の矢と七本の光の矢が迫ってくる。

目で人魚妃ローレライを捉えたままメローネは、旋毛風を纏った左手で振り払おうとし―――。


ガチャンと、左手が拘束されていることに気付いた。

さっき湖に引き摺られた時の光の腕輪。


(水中を伝わせて…………)


腕輪についた鎖の先を、賢人馬ケンタウロスが強く引っ張る。


「――――捕縛鉄鎖、“七大天鎖スパイダー”」


敵の体勢を崩し、矢を当てる。戦略の実行は完璧だ。



けれど規格外は依然、大魔導士メローネの方だった。



左手の旋毛風を瞬時に、自身を包む旋風へと遷移させる。

その過程、風圧で、自らの重心を僅かに動かした。

八本の矢は彼女の横を通り過ぎる。

通り過ぎ、旋風の回転に巻き取られ―――そして速度はそのままに、今度は賢人馬ケンタウロスへと射出された。



「……………反射カウンター!!?」


七本の矢を避け、けれども残りの一本が彼の脇腹を霞める。

それは賢人馬ケンタウロスの戦歴で初めてのことだった。

放った矢をそのまま返してくる相手など。



「何やってんのシャングリラぁ~!!」


水面から勢いよく跳ね上がった人魚妃ローレライが、右腕に伴わせた水の塊をメローネへ振り下ろす。

メローネが水流を逆向かせ、人魚妃ローレライの水塊と衝突させると、水のハンマーと水の盾の競り合いのような形になった。



勇者一行、大魔道士メローネ。

長い歴史を経て積み重なった魔法論理が結実した現代において、更に数世代先を行くような魔法を行使する、当代最高にて史上最高峰の魔道士。

大魔法を連続して繰り出せる魔法規模がその理由の1つ。

そしてもう1つの理由を、まさに人魚妃ローレライが目撃した。



鍔迫り合いのようにぶつかる水と水。

その、メローネ側の水が複雑な渦を巻いていく。

幾つもの水の突起になり、棘になって、螺旋を描いて人魚妃ローレライの水を裂いていく。


微に入り細を穿つ。大規模マクロの魔力展開と、微細ミクロの魔力制御。


それを看破できた人魚妃ローレライが上体を反らすのと同時に、水の塊が引き裂かれ風の刃が空を切った。


「首飛んでたじゃーん、撤退撤退ぁーい!!」



脱兎の如く、人魚妃ローレライはメローネから距離を取ると、賢人馬ケンタウロスの近くへと移動する。

メローネは少し息を整え、改めて二体の朱紋付き(タトゥー)と対峙した。


「やばいよ、やばいじゃ~んシャングリラ!押されてるよー、二対一だよー?私たち」


「む………あの相手に対してならば上々とは思うが………恰好がつかないのは確かだな」


「なに呑気にしてんのさー、役立たずだよ、私たち、役立たず~」


「………………………」


まるで人間のような掛け合い。

下半身が馬と魚のそれがやっている様を見ると正直、メローネは気味悪さを覚えてしまう。


メローネは知っている。


“人型の魔物”が、生物の進化の偶然で生まれるわけがない。




「あなた達は、どうして攻め込んできたのですか?」


思わずメローネは問いかけてしまった。

この状況で、相手がどう反応するか予想も付かなかったが――――。


人魚妃ローレライは笑い、賢人馬ケンタウロスは真顔で彼女に向き直った。


「どうして?どうして、ふふー、そりゃあ復讐戦ってやつだよー。

 あなた達がエル・ドラードを殺したんじゃない」


エル・ドラード。蛇女神メドゥーサが、自身をそう名乗っていたと聞いている。


「復讐というなら、魔王がいなくなった時に暴れるべきだったのでは?」


「そりゃーそれができたら一番だったけどねぇー。

 使命があったからねぇー、できなかったんだよねぇー」


「…………使命。人間を識るっていう」


「そう!よく知ってるね。エル・ドラードが喋ってたのかな?」


ここまでは、メドゥーサ撤退戦の報告書にあった記載と一致している。

ぺらぺらと喋る人魚妃ローレライを、真顔のまま諫めもしない賢人馬ケンタウロスに、メローネは若干の違和感を覚えた。何故止めない?


「その使命は、本当に重要なの?」


ならばメローネも深く、相手へ踏み込んでいく。


「魔王はもういなくなったでしょう。いない主の命にいつまで従うのですか?

 総出で王族会議を襲撃するような真似、する必要があった?」


「あったよ!エル・ドラードちゃんの仇は取らなきゃ~」


「この襲撃に、其方たちがどのような反応をするのか見たかった。観察の一種だ」


バラバラの返答をして、人魚妃ローレライ賢人馬ケンタウロスは顔を見合わせる。


「メイン目的は仇討ちでしょ?じゃなきゃわざわざ王族会議狙わないよ~」


「いや、政治の中枢部にダメージを入れて、各国がどう動くか………。

 政治の変動は未だサンプルが少ない。私としてはいいデータが見れる」


「ふーん、そ。ま、主の使命にいつまで、って話だけど。

 終わりなんてないよ、それが私たちの生まれた意味なんだから」


「いや、答えを報告する相手がいなくなった今、使命の意味は薄れた。

 ただ我々は、答えが本当に合っているかを知りたいのだ。

 この知的欲求は抑えられない」


「何言ってんのシャングリラ!使命は使命だよ、遂行しなきゃ!」


「だから、相手がいなくなっただろう。

 後は、身も蓋もない言い方をすれば我々の自己満足だ」


「おバカだねぇ、人間を識ることが目的じゃないでしょ?

 あいつらの武器を識って、それを魔王軍に取り入れること!

 それか、弱点を見出すこと!それが結局の目的だよ!

 最後は人を殺すため、だからここでもいっぱい殺さないと!!」


「それはお前の過大解釈だ、そこまでの使命は受けていない」



と、仲間内で言い合いをする二体の魔物を、メローネは呆然と見てしまう。

二割は呆れ、三割は人型の魔物が言い合いをする奇妙さ。

そして五割は、彼らが真っ当な議論をしているという底知れない不気味さ。


(知性魔物…………ここまで……………)


「まぁ、われわれ門番ゴルゴダはそこまで一枚岩の組織ではないということだ。

 受けた使命は一緒だが、スタンスもアプローチも異なる。

 だから解釈も、目的も、色々バラバラでな」


「今回はよく集まったよね~。やっぱりエル・ドラードの件が大きいと思うけど」


「後は、襲撃による人類へのダメージの大きさ」


「いい加減暴れたいってのも」


「使命の答えにある程度の見通しがついたとかな」


「……………成程」



何故、そこまでペラペラと喋るのだろう。

蛇女神メドゥーサの報告書でも、敵が事情をすんなりと話すのは不思議に思えたと記述があった。


魔物間での共通言語を持たず、戦術に乏しい魔王軍と、軍機密という単語もある人類との感覚の違いだろうか。

この局面で、喋っている間は時間稼ぎになると判断した?


いや、とメローネは推測する。彼らは楽しい(・・・)のだ。

魔王から使命を託され、長い時の間観察を続けた人間との対話が。

その者が強き者であればある程、使命の答えを持つ可能性が高い。


観察と推論を続けた者達の実態へと触れていく。

言葉を重ねれば重ねる程、彼らの求める真理に近づくような気がするのだろう。



「―――――最後に1つ、答えて頂けるなら、質問を。

 王族会議を襲撃して、あなた達はこれからどうするつもりなのですか?」


「んー、そういう計画は個人個人にあるだけだよー。

 さっきも言った通り、今回はたまたま意見が一致しただけー」


やれやれポーズで人魚妃ローレライが答えると、真顔で賢人馬ケンタウロスも追従した。


人魚妃アルカディアはエル・ドラードの敵討ち。

 吸血鬼ザナドゥはただ暴れたいから。

 蜘蛛女アアルは人間への大いなるダメージを望んだ。

 寄生獣(マグ・メル)は彼女自身の復讐が故。

 首無し卿(アヴァロン)は普段通りの武者修行の一環。

 淫夢エデンはあいつに都合のいい政情を創るため。


 そして私は、襲撃の後の其方らの揺れ方に興味があったのだ。

 ただそれだけだ、人の子よ」


「そう、ですか」



挙がった名前の数が湖畔で遭遇した四体よりも多かった時点で、メローネは立ち話を打ち切ることに決めた。

瞬時に烈風が湖面を薙ぎ払う、賢人馬ケンタウロス人魚妃ローレライは既に走り出していた。


「うっはー、強烈ぅ!」


再び人魚妃ローレライは歌い、水流を立ち昇らせ、メローネへと向かわせる。

賢人馬ケンタウロスも同じく、矢を一本、二本と放ち、それに光の矢を追従させていく。


「向こうも本気を出してきたな。私たちも本気を出さなければ――――」



言いかけて、賢人馬ケンタウロスは絶句してしまう。

蛍の女王、の単語が浮かんだ。メローネの周りに、八十ほどの光が浮かぶ。


見覚えがない筈がない。賢人馬ケンタウロス自身の魔法、光の矢。


「“七大天弓ホーネット”、だったかしら」


「まさか」


言葉は続かない。

放たれた何十もの矢が湖面を叩き、乱立する水柱の合間を駆けるので精いっぱいだ。


「うひー、真似っこじゃん!!」


賢人馬ケンタウロスの魔法も、そして人魚妃ローレライの魔法も。

彼らはそれを、誰かに習ったわけではない。独学だ。

人を真似てその知識を得、独自の魔法論理を構築した。


それをなんとなしに返して見せる相手。大魔導士、メローネ。



いいじゃないか(・・・・・・・)、アルカディア」


「う~ん、サイコー。まだ先があるなんてね」


光の矢の前に怯えるでもない、憤るでもない。

笑った二人の姿にメローネは悪寒を覚えた。

久しく忘れていた、魔王軍、朱紋付き(タトゥー)の脅威。


知性魔物の危険性。


「ううん、こうだったかな――――“七大天盾ロリポリ”」



今度は、メローネの方が呆気に取られることになる。

発現した、浮遊する光の盾が、賢人馬ケンタウロスの周囲をぐるりと回った。

円状に回転する盾は光の矢の幾つかを巻き込み、半回転をしてメローネの方へと返す。



先程のメローネと全く同じ。



「な―――――」


その、驚愕で反応が遅れたメローネが、紙一重で反射カウンターを躱す。

さっきの自分のやり方を、見ただけで真似てきた。

魔法の使い方も。戦いの中での駆け引きも。真似された。学習された。


「やぁっぱ相手のやり方で返すのが、隙を作るには一番いいよねぇ~」


声が思ったより近くで聞こえて、メローネを鳥肌が襲う。

人魚妃ローレライが、自らが立ち昇らせた水流の上を滑って彼女の上を取っていた。


繊細な風魔法の制御コントロールによる波乗り。

これも、メローネが陸の戦いで見せた魔法行使。


「馬鹿な―――――」


再度、人魚妃ローレライの振り下ろした水塊とメローネの水流が激突する。

水飛沫が散る。メローネは瞬時に、先程と同じように水を操作する。

複数の渦、棘を生み、螺旋状に伸ばし―――。


全く同じ動作を、人魚妃ローレライ側も繰り出していた。


「あはぁ~!」


驚愕で呆然自失となったのはいつぶりだっただろうか。

ここまでの敵、知性魔物は、メローネでも記憶にない。


魔法のやり方を見習い、真似し、その智を進化させてくる魔物。



「―――――弾道再現、“七大天弓ホーネット”」



回避行動が遅れた。

賢人馬ケンタウロスの放った矢がメローネの頬を霞め、七本の光の矢の一本が脇腹を、もう一本が腿を貫いた。


「んっひっひ、見抜いちゃったよ。接近戦に弱いよねあなた」


水の鍔迫り合いをする向こうで、人魚妃ローレライが笑った。


った♪」


メローネがバランスを崩す。賢人馬ケンタウロスが、止めの矢を構える――――。




その肩に、矢が突き刺さった。




「――――――—な!?」


賢人馬ケンタウロスも、人魚妃ローレライも、そしてメローネも一瞬理解が出来ない。

放たれた方向、前邸の屋上――――――。


射手、【月落し】のエミリア。







「よく当てたなぁ、次は俺も当てる」


「話す前に矢を放てジンダイ、恐らくあの敵をやれれば大きいぞ」


屋上では既に、東側の戦線への援護体制が構築されていた。

アルストロメリアが造った氷壁で守られた場所に、【鷹の目】のジンダイと【月落し】のエミリアが並ぶ。


「レネゲード!あいつから目を離すな!」


【隻眼】のディルが叫ぶ。射手以外の者達は、彼女たちを守るべく展開していた。


「あぁ、まだ近づいていない………城の側壁に張り付いて機を伺っているみたいだ」


「ディル!やっぱこのまま攻めようぜ!逃しちゃマズいだろ!」


ラカンカの意見に、ディルは顔を振る。


「側壁に張り付く蜘蛛の魔物に戦いを挑むのは流石に自殺行為だ………。

 俺たちのミッションは変わらん。ここから各戦線を援護。

 ピコティ、正面側が大きく動いたらいつでも言え!!

 ………俺たちが十分な脅威を示せば、蜘蛛女アラクネも放ってはおけない。

 他の戦線に行かなければそれでいい」


「つまり、俺たちへの期待はデカいってわけだ」


矢をつがえながら、【鷹の目】のジンダイが呟いた。







「うわぁ、あんな遠くから、的確ぅ~~!シャングリラより上手いんじゃないの!?」


「人の作った道具だ、順当さ」


「あんもー、いいところだったのに!アアルったら何やってんのー!!」


「二人がかりで結果を出せん私たちが言えることではないな」


矢を躱しながら、人魚妃ローレライ賢人馬ケンタウロスが言葉を交わす。


「だがマズいな………最も意表をつける機会を失ったぞ」



始めは劣勢だった。一度きりの奇襲を使って僅かな間だけ凌駕した。

けれど敵に援護が入って、また二人は劣勢だ。


かつて、勇者一行の一人として在った感覚を取り戻してきた。

宙に浮いた大魔導士メローネが、二人の前に立つ。




「喰らいつくぞアルカディア。あいつを少しでも、ここに留めよう」


「うん、シャングリラ。やってやろう」



二体の魔物が、それに挑む。





十六章十七話 『バノーヴェンの大災厄 vsローレライ・ケンタウロス』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 勇者一行の強さは今まで瞬間瞬間な感じで超越者というより分厚いけど紙一重くらいのイメージでしたが、面目躍如のデタラメっぷり!当代一番の魔法使いは伊達じゃない [一言] これケンタウロスじゃな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ