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04.ネットゲームをクリアした結果4

 

「ん?、て言う事は俺、明日から学園に行かなくても良いってことか!?」

「あっ、そうなるわね、チッマタニートガイバルヨ…」

「母さん…;」


母が小言で言ってた『ニートが威張る』…と言うのも、俺が学校に行かなくなった時からずっと俺は威張ってた、と思う…


「それは心配要りませんよ?、春碑忍さん?」

「?、御婆さんだr…、…………えっ?」


窓から入って来た女の人に禁句を言った瞬間、ガードマンらしき男達が忍の辺りを囲ってた。


「おう、にいちゃん?、うちのボスになんつう口聞いてんだぁ、あぁ~ん!?」

「兄貴、ちと焼き煎れましょう、目上の恐ろしさを…」

「止めなさい、うちの生徒となる人です、入学前に怪我されたら此方も困ります」


ガードマンを静止させた。権力者か?と忍は思った。


「貴女の名前は?」

「私は、イヴェート・ツヴァイ・ネルグ、貴方の入学先…イヤ、【転校】…と言った方が良いかしら?」


…おい、今聞き捨てならない事が聞こえたぞ、転校…だと!?、受験違うのか!?


「ええ、受験とは違いますよ♪」

「ええっ!?貴女はエスパーか何かですか!?」

「あぁ!!イヴェートさん!?、魔法学校で卒業した以来ですね!!」

「母さん知り合いかよ!?」


【イヴェート・ツヴァイ・ネルグ】


俺が入学兼転校する事になった(強制)名門校、『アーヴァント魔法女校』の理事長、極度の金持ちらしく、金銭感覚も麻痺したのか、100円のペンを高級品と間違える程、何も母さんとは学生時代からの知り合いらしく、再開するのは今日が初めてらしい、


「けど、なんてうちの(ニート)を名門の女子学校に?、てか女子ですよね?、忍男ですけど…?」

「今年から男性を通わせる共同学校にする為のサンプル…ですかね?、彼は見た所頭良さそうですし…ね♪」

「あ、いえ?!、俺は頭悪いっすよ!?」


と言った瞬間、ガードマンがまた睨んで(胸蔵捕まれて)来た。


「安心して下さい、彼はあの人の子孫ですのよ?大丈夫ですよ」

「けど…女子学校の人達、反発するんじゃあないかしら?」


俺も思った、この年、女子学校は今じゃ数える程しかなく。大抵は共同学校か男子校が学校と言う学園の大半を占めている為、未だ名門の女子学校があることが珍しいのだ。


「さて、そこでですが、春碑 忍さん、とある部活に入ってくれませんか?」

「部活すっか…?」

「はい、詳しい事は後日、転校してきた時に話しますよ、」

「えっ、」


そこは説明する所だろ!?と、忍は心で突っ込んだ。


ーその夜ー


結局。学園の話は朝だけで、昼は女子トークが始まり、俺はずっとPCやスマウォをいじってた、そして夜、理事長は、【後日】と言ったが、実は明日、転校である、だから今、荷造りをしてる真っ最中です、


「んー、後はサイフに『マジンガ』とPCだな、」


『マジンガ』


2027年に大流行した雑誌、厚さは結構あり、その厚さ辞書の5分ぐらいであるが、案外軽く、しかも料金が100円と言う金が少ない学生でも買える用になってる為、学生からは超人気漫画だったが。2027年に廃刊が決まり、それ以来、雑誌会は何かルールを変えたとか、


「…これ何の写真だっけ??」


何時置いたかは忘れたが、男女それぞれ二人居た、一人は青髪の男で、身長は190cmと結構大きめ、もう一人は俺らしき人、この時の記憶は全然曖昧と言うのか、覚えてないのか、三人目は白銀と赤髪を少し分けたみたいな髪型をしており、女とは思えなかった。最後は…あれ?と忍は言い、ここだけ滲んでて、見えなかったが、女…って事は確かである、


「これは…一応持って行くか、よし、これで良いかな、後は寝て、迎えを待てば良いんだよな?」


忍は布団に入ると、二秒で就寝した。


ー翌朝ー


「忍さんおはようございます、今朝は良く眠れましたか?」

「あ、はい!、眠れました!!」

「イヴェートさん、うちの馬鹿息子を宜しくお願い致します!!」


母さんが余計な事を言ったが、気にはせず、セレフ特有の車にのり、名門校に向かうのであった…

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