表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/20

5,さあ対決の時は来た



グオオオオオオオオオオオオオオオン!!!



今日も今日とてクマジャナイの怒号がとどろき響く。


でも今の僕にはクマジャナイの鳴声が、さほど恐怖に感じられない。

普通なら、何一つ食べ物の無い穴蔵に閉じ込められて、脅され続けたりなんかしたら発狂するだろうね。

そうでなくても最終的に餓死する。


だけども何ということでしょう。

今やこの穴蔵は、匠の手によって居食住のととのった素敵空間に早変わり。

なんなら、ねーちゃんとシェアしていた自分の部屋より居心地が良いまであるよ。

人を駄目にするクッションに寝転びながらお絵描きして、腹が減ったらコーラ片手にピザを頬張るんだ。


「うーん、優雅!」


・・・とまあ、これだけなら良かった。


だけど、様々な理由からそうもいかなくなってきたのだ。

なぜならお絵かき召喚能力の新たな可能性に気がついたからである。


「ここではやっぱり広さがたりないんだよなあ」


あれは電気を充填したバッテリーから着想を得た、新アイテムを作った時のことだ。



◇◇◇


「よーし、描けた!!電気蓄電バッテリーならぬ、劫火蓄炎刀ごうかちくえんとうだ!!」


僕は実にファンタジーな物を考え出していた。

でも予想が正しいのならば実現出来るはずさ!


地面で仕上げた絵は空間を凹ましながら光った。

そしておしゃれな赤い鞘と、劫火を蓄炎した刀身がを持った小太刀が現れたんだ。

朱色を基調に、炎をイメージした柄の入った持ち手が美しい。

僕はウキウキしながらその小太刀を手に取ろうとしたけど・・・そこで異変はおきた。


ヒュゴッ・・ヒュゴゴーコゴオオオーー


刀を握る前から劫火がほとばしり始めたんだ。

この剣を描いたのは僕だからね。

その火力がどれほどのものか、詳細を知っているわけで・・・


「う、うお!あぶない!?」


鉄板をも焼き切る炎を噴射する刀だぞ!!

あんなのに触れたら炭化しちゃう・・・


「ーって、うあああああ炎の勢いで刀が走りはじめたあああああ!!」


ギャリンギャリンと音をたてて、回転しながら跳ねて動く小太刀は、巨大なネズミ花火のようだった。

駄目だ!このままじゃ死ぬっ!!

そう思って、僕は洞窟の真ん中にある、大きな水溜りに飛び込んだ。

とりあえず水溜りの真ん中まで全力で泳いだ後、小太刀の方を見ると今まで実体化させてきた物が焼き尽くされ、燃えあがっていた。

一生懸命描いたのに・・・


小太刀はたっぷり1分ほど炎を噴射し尽くして、ようやく動きを止めたようだ。

後に残ったのは、沢山の消し炭と、黒焦げの小太刀だった。


◇◇◇



とまあ、素敵ファンタジーアイテムが作れるということが分かったんだけど、危うく自分が劫火に焼かれて消し炭になる所だったんだ。

この穴蔵はとても快適だけど、手狭なんだよね。

ファンタジーアイテム作成に全く向かない。

例えるなら、子供部屋で工業製品の開発と製造を、している感じだと思う。

気が付かぬ内に、とんでもない無茶をやっていたんだ。


岩壁に穴を開けて穴蔵を拡張しようかとも考えたのだけど、崩壊して生き埋めにでもなったら嫌過ぎる。

やっぱりこの穴蔵から抜け出すのが一番かな。

ということはクマジャナイをどうにかするしか無いね。


「よし、準備しよう。対クマジャナイ討伐作戦の開始だ!!」


そうと決まればやることは決まっている。

食べかけのピザをお皿に置いて、また絵を描くことに没頭し始めた。









・・・

・・・・・


僕は数日ぶりの外気を胸いっぱいに吸い込んだ。

ここ最近は悠々自適なお絵描きライフを楽しんで、穴蔵に引きこもっていたから太陽光が気持ちいいな。

被っているヘルメットをズラして空を見上げる。

いやまあ、クマジャナイのせいでそれ以前から引きこもりだった訳だけど。


「おっと、のんびりしている場合じゃなかった」


今回もクマジャナイが穴蔵の前から姿を消す、ほんの少しの時間を狙って外に出ている。

僕は今、穴蔵の出入り口から30メートルほどの所にいるんだけど、これ以上離れたら、たちまちクマジャナイにバレる。

食べ物探しに穴蔵から出た時も、バレたら怒号とともに猛ダッシュで帰ってきて、こちらへと襲い掛かかって来るのだ。

数百メートル先の森になんて絶対に入れなかった。

穴蔵という絶対安全領域から出たら、正直今でも恐ろしいったらないよ。

しゅばっと、やることを終わらそうか。

僕は念じながら地面に特大の円を描いたり岩壁に細工したりと忙しく動き回った。



・・・

・・・・

さあ出来たぞ!

対クマジャナイ決戦場だ!!

罠を張りまくりかつ、細工しまくりかつ、ヤバくなったら即座に逃げられる仕様となっている。

服装も、特殊繊維のヘルメットに丈夫な服と防弾防刃ケブラーアーマー、ブーツには鉄板と軍隊さながらだよ。

あくまで命を大事にを基本にした準備は万端さ!

ではではー


「うおーい!クマジャナーイこっちこーい!!」


そう言って、付近をドタバタと付近を走り回る。

これで気がついてやって来るはず・・・


グオオオオオオオオオオオオオンンッ!!


ーって、早ッ!!


少し離れた森の中から怒号が響き渡った。

木々の合間からは驚いた鳥たちが飛び立っている。

うおー、色々破壊しながらこっちに来てるのが分かるな。

よっぽど僕が憎いと見える。

即座に穴蔵へと逃げ帰りたいけど、そうもいかない。

僕は大事な囮なのだ。


ドッッツパーーーーン!!


木々を蹴散らし、クマジャナイが森から飛び出してきた。

そしてこちらへと向かって猛然と走り込んでくる。

や、やっぱりデカい!

とんでもない巨体だ。

そして早い!!

森から数百メートルほどもある開けた土地が、みるみる内に走破されていく。


「こ、恐えええええ!!逃げたいいいいいいい!!!」


恐怖に身を震わしながらも、何とか踏ん張る。

何度も実験したんだ、問題ないと自分に言い聞かせた。

ほら来たぞ、第一の罠が発動だっ!!

クマジャナイが目標の場所を踏み抜いた。


ズゴッシャア!!


クマジャナイの前足を中心に地面が陥没した。

その陥没はどんどん広がっていき、直径15メートルほどになる。

地面の陥没は、どこまでも深い。そう穴だ、超巨大な落とし穴を掘っていたのだ。


グオ!?グオオォォォォォ・・・・・・・・・・・


いくらクマジャナイが巨体とはいえ、突如現れた超巨大な穴には、為すすべもなく落ちていった。


ズ・・・ズズン・・・


そしてたっぷり10秒くらいかかって地響きのような落下音が聞こえてくる。


「うおお・・こ、これはやったか?」


思わず口をついて出たフラグみたいなセリフに、ちょっと笑いそうになったけれど、そんな場合ではない。

僕は超巨大落とし穴へと近づいて行く。


穴の縁にしゃがみ込んでおそるおそる中を覗き込んでみたけれど、真っ暗で何も見えなかった。

手持ちライトを描き出し照らしてみたけど、それでも光量が足りずに底まではよく見えない。

それもそのはず、この穴は僕のビビリ精神が生み出した、とんでもなく深い落とし穴なのだから。

きっかり200メートルあり、側面はツルツルで絶対に登れないようになっているんだ。

上から小石を落とたりもしてみたのだけど、やはり変化は無く暗がりが広がるばかり。


「色々罠を仕掛けていたのだけど、一番簡単なので終わったな・・・。シンプルイズベストって本当なのかも知れない」


呟きつつも、落とし穴の周りをぐるりと歩きながら線を描き始めた。

一周回って落とし穴より、ほんの少しだけ大きな円を描き終える。

描かれた円は光りながら、大きく地面を盛り上げていった。

落とし穴と同じ直径と高さの土柱をイメージして円を描いたんだ。

穴の底に落ちていたクマジャナイが地上へとせり上がってくる。


「う・・・エグい・・・」


200メートルの落下を経て地面に叩きつけられたクマジャナイは、あまり直視したくない見た目に仕上がっていた。

白い毛は赤く濡れ、骨がとびだしてる所すら・・・

いや、詳しく見るのは止めよう。・・・気分が悪くなってきた。・・・うえっぷ・・・


クオ・・クオォォ・・


「うお!生きてた!?」


なんという生命力だろうか。

虫息とはいえ、クマジャナイはまだ生きていたのだ。

その巨体に似つかわしくない小さな声をあげている。


クォ・・・ォォ・・・


何かを求め懺悔するように、巨体からとは思えないほどか細く鳴き続ける。


・・・

・・・・・ふう。


それを見て僕は、首飾りを取り出した。

・・・本当は、これ以上深入りするつもりはなかっのだけど。

か細い声と虚ろな瞳がなんとも悲しくて、つい自分の首に首飾りをかけてしまったのだ。


この首飾りの名前は【クマジャナイリンガル】という。

効果は、クマジャナイとリアルタイムで相互会話が出来るというもの。

何度も洞窟に響き渡る、怒号のような鳴き声が凄く気になったので、頑張って作った。

洞窟の中で使ってみてびっくり!

かなり聞き取りにくくはあったのだけど、なんと本当にクマジャナイの言葉が分かったんだ。

・・・まあ、その声はガサガサしていて野太いし、殺意のてんこ盛りなセリフだったので、恐くなって首飾りをそっと外したのだけど。


ちなみに今クマジャナイが喋っている言葉はこうだ。


「すまない・・まもれなくて・・・・・すまない・・・かたきをうてなくて・・・」


ほらー、やっぱりなんか超意味深じゃないか〜。


穴蔵生活ですっごく時間とかあったんだよ、特にチート能力に気がつく前とか、他にすることも無いからクマジャナイのことばかり考える訳さ。

その時に、色々と考察してみたんだ。

なんで初対面の僕が、あんな殺意マシマシで追われなきゃならないのか?

そして何の得もなさそうなのに、ずーっと穴蔵の前で吠えているのか?とか。


まあそんなことを考えても、正解かどうかなんて分からない。

だからもし話しが出来るならば、クマジャナイ自身に答え合わせをしてもらえたらなーとか思っていた。

きっと今がその時なのだろう。


「なあ、何故僕を襲うんだい?」


僕はストレートに聞いてみた。


「・・・きさま、ことばが・・・・・よくもぬけぬけとっ・・・」


言葉が通じて一瞬驚いたようだけど、すぐに怒りをあらわに声を荒げる。

でも体は殆ど動いていない、やはりケガは相当酷いようだ。


「・・・ころされた、つがいの・・・うらみっ・・」


さらに動こうとするクマジャナイの体からは血が吹き出している。

驚いた僕はめちゃくちゃ後ずさったけど、巨体は前に進むこ無くただただ命が流れ出るばかり。

うう、エグい・・・


「ちょ、ちょっと待ってよ!!」


やはりそうか。

いくつか襲われる理由について予想していた。

その中の一つに、ゴブリン3人衆の荷物持ちが、茶色いウサギっぽいの狩猟してたぞ、というのがある。

色は同じでは無いけど、クマジャナイにも長い耳が生えているんだよね。

もしかして、アレってクマジャナイの子供とか、サイズ感が全然違うけど嫁とかじゃないのか?

もしそうならばブチ切れているのも理解できるし、僕がゴブリンの一味だと勘違いされていたなら地の果てまで追っかけてくるのもうなずける。

いやもう、完全にとばっちりなんだけどさ。


「僕は違うぞ!何もやってない!!」


「だまれっ・・うそをつくな・・・・」


僕の話しを聞いてくれる気は無いようだ。

頭から否定してくる。


「ウソなんかついてない。第一あのゴブリンと僕とじゃ種族が違うだろう!僕だって殺されかけたんだ」

「しゅぞくがちがう・・・」


クマジャナイは少し驚いたような雰囲気を感じさせた。

僕とゴブリンとの違いを全く分かっていなかったようだ、ショックである。


「・・・だが、あそこにいた・・・おまえは・・・いたんだ・・・」


だけどもやはり、僕の言葉は信じてはもらえないようだ。

怒りに任せて、またもや体へと力を入れようとするクマジャナイ、全身から血が吹き出し始めた。


「・・・ああ・・くやしい・・・」


そういってクマジャナイは体に力を入れるのを諦め、ごぼりと血を吐いた。

流れ出す血で体の周りが水溜りのようになっている。

死が近づいてきているのが感じられた。


・・・それを見て、僕はクマジャナイに背を向け走り出した。


何故そんなことをしているのか、自分でも馬鹿じゃないかと思うのだけど。

頭の中では、とあることが思い出され離れなくなっていた。



◇◇◇


あれは1年ほど前である、家族でちょっとしたピクニックに行った時のこと。

その時には家族の中に1匹の犬がいた、僕が物心ついた時からいる柴犬のワンだ。

周りに誰もいなかったので、ピクニック場でワンの綱を外し自由に走らせていた、ワンは野原を気持ち良さそうに走り回る。

でもそれが良くなかった。

あたりを飛んでいた虫を追いかけて、ワンは走り去ってしまったのだ。

止める間も無い、あっという間のことである。

・・・

そして次に見つかった時には、少し離れた道路でワンは遺体となって横たわっていた。

冷たくなっていく姿を、ただ見送ることしか出来なかった。


◇◇◇



僕は今、もう一度クマジャナイの前に立ってる。

手には穴蔵の一番奥に溜まった水を汲んだバケツ持って。


そのバケツの水を思いっきりぶっかけた。


「・・・な・・・にを・・・・」


顔に水をバシャリとかけられたクマジャナイは力無いながらも驚いているようだ。

でも、こんなんじゃ全く足りない。

僕はもう一度穴蔵へと走り始めた。




・・・

・・・・・


「・・・き、きずがなおりはじめて・・・なんだこの・・みずは・・」


クマジャナイの所に帰ってくると、なにやらぶつくさと言っている。

でも今はそんなの聞いている場合ではない。

いくら穴蔵の水が凄かろうと、バケツ1杯程度の量じゃ全然足りないんだ。

この巨体の即死してもおかしくない傷が治る訳がないからね。

だから・・・


「スイッチーーオンッ!!」


手に持った巨大ホースが振動し始める。

このホースはアレだ、消防車とかに備え付けられてる火災現場用ホースだ。

僕が持っている方とは逆の先端には、長ーいホースを経て超強力な給水モーターが取り付けられている。

穴蔵の水溜りから凄い勢いで水を吸い取っているのが、どんどん強くなる振動から伝わってきた。


シュバッシャァァァァァーーーーー!!


「うおおお!?」


なんて勢いだ、体ごと持っていかれるかと思った!!

僕は何とか水圧に耐えると、跳ね上がろうとするホースの向きを調整しながら、クマジャナイに水をかけまくった。


「・・・なにを・・・ちょ・・・・ごぼっ・・ごぼぼぼ・・・・」


クマジャナイが溺れているけど、僕はコイツに何度も殺されそうになった訳だし、手加減はしてやらない。

内蔵もやられてるだろうから、お口もよーく狙ってっと。

さあ存分に癒やされ尽くすがいいわっ!!



・・・・数分後。

水を止めるとそこには、全身から流れ出ていたはずの血が完全に止まったクマジャナイがいた。

べショベショに濡れたまま倒れ伏している姿は、洗ったばかりの犬のようで、どこか哀愁を感じさせる。




「・・・なぜ、たすける・・・・」


クマジャナイは唐突に口をひらいた。

けっこう毛がもふもふだったらしく、濡れてペッタリしたせいか妙にしおらしく見えるな。

いあまあ、まだ十二分にデッカイんだけどさ。


「何故って・・・うーん。」


正直な話し、自分でも良く分からない。

なんたって僕は何度も殺されかかっている訳だし、安全のことを考えるならばトドメを刺したほうが間違いなかっただろう。

それが出来なくとも放置すれば良い、きっとただそれだけでクマジャナイは死んでいた。

でも助けようと思ったんだ。

そうだな、その理由はきっと・・・


「ワンの時に何も出来なかったからかな」


僕の返答に、クマジャナイは考える素振りを見せ、そして言った。


「・・・いみがわらん、・・・・わかるようにはなせ」

「あ、はい」


なんかダメ出しされてしまったな、まあ確かに意味がわからないよね。

僕はうーんうーんと唸りながら一生懸命考えて、何故助けたのかを説明する。

説明しながらも、ワンを思い出してちょっぴり泣きそうになったけど、なんとか堪えた。




・・・

・・・・

「そうか・・・」


大きく息を吐くようにクマジャナイは呟く。そして、ちらりとこちらを見て問いかけてきた。


「おまえは・・・なにもしていないんだな」

「そうだよ、僕はただ近くにいただけだ!」

「・・・そうか。そうだったんだな・・・・・・・・すまない・・・・」


おお、なんか分かってくれそうな感じになってきたぞ!

憎悪と破壊の権化みたいなヤツだったし説得とか無理だと思ってた。


クマジャナイの傷だって死にはしない程度に回復させて、とっとと逃げるつもりだったのにな。

でもキレてなきゃ意外とまともなのかも。

これなら直ぐに逃げなくても良いのかもしれない。


「う、うん、分かってくれたら良いよ。もう襲ってくるなよ?」

「・・・そうだな・・おそわない・・・ちかおう」

「おお!ホント!?やったーーー!!自由だあああ!!」

「・・・・」


長かったクマジャナイに追われる生活もこれで終わりである。

あふれる喜びに、体が打ち震えた。

さーて、ここから何をしてやろうか?

一人密林で目覚めた時は、絶望するしか無かったけれど、今の僕には無限の可能性があるんだ。

そう、このお絵描きの力があればね!



・・・

・・・・・


・・・ふーむ、何をしても自由っということでまずは。

簡易な椅子を描き出してっと。


「よいしょっと」


僕はクマジャナイに近づいて、椅子を置いて座った。


何故そんなことをしているかって?

その、なんていうのか・・・泣いていたからだ。

水に濡れてビショビショだから分かりづらかったのだけど、クマジャナイは静かに、ただ静かに泣いていた。

なんだか気持ちは分からないでもない。

そういう心が弱った時は、近くに誰かいてほしいものだ。

少なくとも僕はそうだった。

まあクマジャナイがそうだとは限らないけど取りあえず、どっか行けって言われないから良いだろう。


椅子に座って僕は絵を描き始めた。








読んで頂きありがとうございます。


最近は座り過ぎて腰がブレイクしそうなんですよ。

何か腰が良くなる良い方法ありませんか?


良かったら、ずずいっと下にスクロールして評価の☆を入れて頂けると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ