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蜃気楼の先へ  作者: ナオクール
3/31

第3話 不安

「あのね…相談があるの…」

どこか頼りなく力の抜けた

ヒロミが言うその言葉に

ユージは拒めない事を悟った…


近々…会わなければ…


電話を切り

歩き出しながらユージは考えていた

しかし…こんなことを

カオルに話せる訳もなく

どうしたものかと…


たどり着いたアパートで

既にカオルが夕食の用意をしていた

「ただいま…」

ユージは電話のことを悟られない様に

声のトーンを上げた

「お帰り~♪」

明るく笑顔の絶えないカオルには

いつものユージと違うことが

分かっていたが、あえて聞くことは

しなかった…

そのうち話してくれるはずだし…と


何日か経ったある日…


その日休みのユージは

「今日はちょっと実家に行くから…

遅かったらご飯食べてて…」

出勤前のカオルに伝えた

「えっ…あ…うん」

今までに無かった行動に

カオルは不安を抱いた…

この前帰って来た時みたいな顔してる…


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