表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蜃気楼の先へ  作者: ナオクール
26/31

第26話 不明

久々のあいさつに

工場まで弁当を届けに来たカオル…

ユージは複雑な心境だった。


なぜなら…

ヒロミを見舞った帰りに見た光景が

脳裏に焼き付いていたからだ。

仲良さそうに話をする

カオルと見知らぬ男性の存在…

今ごろになって弁当を差し入れなど

ユージはカオルの行動が

さっぱり分からなかった…

あれ以来…カオルの所へは

髪も切りに行っていない


ただ…ひとつ言えるのは

泣き晴らした様な顔はしていなかったことに

ユージはほんの少しの安心があった…


ようやく気持ちも落ち着き

ユージのことを振っ切れたのか…

いつか見た男性とのデートに持って行く

手作り弁当だったんじゃないのか?


カオルは自身の身をもって

確かめに来たのかも知れない

会っても泣かずに居られるのか?とか

だとしたら…

最初で最後の差し入れ

なるかもしれないな…

そう思ったユージだった。


何日か経ち…工場での作業をしている

ユージの携帯電話が鳴り響く…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ