雪の陰翳

登場人物等 （順次追加予定）

《登場人物》：現在

葉（よう）　朱華（しゅか）

　第４王女　１８→１９歳　武術を得意とする　

　翼波（よくは）と国境を接する苴（そ）州を治める東葉（とうは）王統家　苴葉（そよう）家を継ぐ

　嵜（き）州候邸にて出生

坩（かん）　夕瑛（せきえい）

　１８→１９歳。朱華に仕える女官であり、乳母子でもある。坩家の姫君。

嶄（さん）　霜罧（そうりん）

２３歳　碧柊の片腕・嶄　綾罧（りょうりん）の次男　朱華の補佐役として王統家領苴州に入る。

葉　枳月（きげつ）

　東葉系王族。父は東葉王族、母は苴葉家出身とされる。

　顔の右半分に火傷を負っており、眼帯などで隠している。

浪（らん）　列洪（れっこう）

　苴葉家の家臣。苴葉家と苴州内の経営に携わる。３０代。

坩（かん）　珂瑛（かえい）

　夕瑛の兄。坩家次男。朱華に従い苴州入りする。

葉　青華（せいか）

　第１王女　２５歳　次期葉女王。既婚。子供あり

葉　藍華（らんか）

　第２王女　２３歳　姉の補佐にあたる。既婚。子供あり

葉　銀華（ぎんか）

　第３王女　２１歳　既婚。夫は珂葉（かよう）家次男。

葉　茜華（せんか）

　第５王女　１６歳。婚約者あり。

葉　青蘭（せいらん）

　葉の女王。５人の王女の母親。元西葉王女

葉　碧柊（へきしゅう）

　青蘭の夫。５人の王女の父親。元東葉王太子。人望篤い人物だが、やや失言傾向あり

珂葉（かよう）　茈枳（さいき）

　第３王女銀華の夫。東葉系王統家珂葉家当主の弟。２２歳（第８章時点）。

　王女と結婚しても、姓やその身分は変わらない。

《登場人物》：過去

葉（よう）　明柊（めいしゅう）　

　葉　碧柊の従兄。２５年前の内乱の首謀者。内乱の後、翼波の葉への侵入を手引きし、翼波へと逃亡。

葉（よう）　蒼杞（そうき）

　青蘭女王の兄。２５年前の内乱の共謀者。東葉・西葉で多くの王侯貴族を殺害（実父であった西葉王も）し、内乱後処刑された。

岑（しん）　雪蘭（せつらん）

　青蘭の女王の従姉。２５年前の内乱時、青蘭の身代わりをつとめる。

苓（れい）　秦旗（しんき）

　明柊の乳兄弟。当時は苓家当主であり、内乱に加担した。生死不明。

《関連用語》

翠華（すいか）　旧東葉王都　棄都され、廃墟となっている。

六華（ろっか）　旧西葉王都

翼波（よくは）　葉の東の隣国。山国で地味に乏しく、牧畜を主にする。主産業も鉱山も持たない。兵は強く、傭兵の派遣が主な収入源。東葉の鉱山と西葉の沃土を狙っているとされる。国境では常に小競り合いが絶えない

《設定等》

王統家：王領を治める、王家の分家。だが、家督相続は男系。

　　　　西葉王統家は八門。筆頭は嵜葉（きよう）家

　　　　東葉王統家は四門。筆頭は苴葉（そよう）家

本宮：王城内奥　女王夫妻の住まい

東宮：王城内奥　王太女の住まい

西宮：王城内奥　他の王女王子の住まい