はじめに
【本編のあらすじ】
修道士見習いのキオ・コッローディ少年のもとに、ある夜、女神が現れました。
それは、彼が信仰しているカラード教の青の女神様でした。
女神は「ある人間たちを導きなさい」と、キオに啓示を与えます。
ところが、彼の導く相手とは、世界に悪名を轟かせる6人の「猟奇殺人鬼」だったのです。
聖書の1ページから、彼らを導く手立てを考え出したキオ少年は、啓示の命令をまっとうするべく、猟奇殺人鬼と共同生活することになりました。
詳しくは「猟奇殺人鬼の交響曲」をどうぞ。
【変奏曲用キャラクター紹介】
キオ・コッローディ(実年齢15歳)
心優しく、正直な、修道士見習いの少年。
茶髪に鳶色の目、ソバカスと尖った鼻が特徴。
いまや猟奇殺人鬼たちのマスコット的存在。
本編より若干ツッコミが激しい。
ジル・ヴィクトール・フランスワ・ド・ブルノー(目測年齢27、8歳)
変態その1。
金髪碧眼の美丈夫だけど、黒髪女性の飼い殺しが趣味。
ナルシストにして自意識過剰、高慢な、性的にフリーダムすぎる変態貴族。
本編よりアホ。
アイリーン・ネルソン(目測年齢24、5歳)
変態その2。
褐色の肌に灰髪の美女だけど、食人鬼。
露出癖あり、支配欲強し、女王様気質。
本編よりマトモ。
ペーズリー・ハワード・ゲイン(目測年齢10代後半)
変態その3。
人見知りが激しすぎるのか、死体愛好者。
本物の猫耳が付いた皮袋を頭に被っており、上等の革長靴をはいている。
ぼさぼさの黒髪に緑眼。(←唯一見える部分)
本編より挙動不審。
リジー・ドット(目測年齢14、5歳)
変態その4。
金茶の髪にパッチリ赤眼の、カワイイ加虐的愛好者。
被害者の悲鳴や命乞いが大好き。
大きな鎌の入ったトランクと、赤いフードが特徴。
本編よりサディスト。
ディーン・クレンペラー(目測年齢20代前半)
変態その5。
いつでもどこでも空気を読まないハッピー野郎。
ツバ広の帽子に、羽飾りだらけの全身タイツを着た、人さらい。
ラトゥールの街から130人の子供をさらった伝説持ち。
本編よりお子様。
グラン・ジンジャー・ボーデン(目測年齢不明)
もう人間かどうか怪しい、無差別殺人鬼な不死身の大男。
全身包帯に覆われており、ぼろぼろの衣服を身につけ、大鉈を所持している。
常に無言だが、読み書きはキオに教えてもらった。
変態ではない。
本編より弄られ役。
J・A・ジェボーダン
北方機動憲兵隊の大佐にして、憲兵隊のアイドル。
銀髪に青みがかった銀の瞳の40代だと思われがちな30代男性。
長身、鍛え上げられた体躯、傷跡のある強面。だけど、アイドル。
憲兵隊内のアンケート調査で3年連続「抱かれたい男ナンバー1」だが、憲兵隊の8割は男性という複雑な現実に直面している。
スコール・ソリュエラ
北方機動憲兵隊精鋭部隊「ブレーメン」のひとりで、准尉。
赤頭にハシバミ色の瞳のジェボーダン大好き青年。
大食いなため、人のおかずをよくかっさらう。(被害者は大抵フェンリル)
常にハイテンションで、バカを装っているかと思えば、結構鋭い一面も。
でも、やっぱりバカ。
レト・カルターニャ
同上のひとりで、少尉。
黄土色の髪と瞳をもつ、ジェボーダン大好き女性。
大佐の生パンツは安眠グッズだと称する、自覚のない変態。
ただし、他の男性憲兵隊員にはものすごく厳しく、視界に入っただけで舌打ちされる者もいる。
料理が壊滅的に下手。
フェンリル・バーロウ
同上のひとり。
黒髪、紺の瞳、長身の美形男性。
低血圧にして注意力散漫なため、常に額をどこかにぶつけている。
コミュニケーション能力が低めで、ペットボトルについたフィギアや、抽選で小物をくれたりするキャンペーンシールを集めるのが好きな、引きこもり野郎。
マーナガルム
同上のひとり。
タテガミのような金髪と一重の目が特徴のヤンキー風青年。
ピアスやら、目元の縫合後やらが、いかにも不良っぽいが、わりと常識人。
なにかと血の気が多く、斜に構える部分があるが、やっぱり常識人。
大佐に次ぐ苦労人な、どこまでも常識人の域を出ないツッコミ要員。
ハティ・ノードヴェント
機動憲兵隊東支部の中尉。
緑の瞳と銀縁眼鏡の爽やかな天然好青年。
個性的な憲兵隊員のなかで、仲裁役として地味に活躍。
スコッチと並び、「二大双璧」として名高いらしいが、詳細は不明である。
ガーデニングが好きだが、育てた花が一度も咲いたことがないという悲しい過去を持つ。
随時追加予定。