表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮タイトル  作者: 梅酒羊 奏心
王国の記憶
3/4

2話 『血継の儀式2』


「さて、着きましたね」

そんなことを話しているうちに食堂についた。


「うん。早く終わらせたいね」

まぁ、具体的に何が起こるのかは知らないんだけど


「コンコン ……ディフェクト様、ユージュアル様を連れて参りました」


「ああ、入れ」

中から返事がする。


「失礼します」


「入るよー」


「ユージェ、よく来たな」

入るなり、そう言われた


「呼ばれたからね」


「そうか、まぁいい。儀式を始める」

ん。質問してきた割に興味薄く無いかなぁ


「え?いきなり?」

……早く終わるならなんでもいいけどさ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「さて。フラン、水晶を」


「はい、ここに」

水晶?何に使うんだろう


「では、ユージェ。これに触れてみなさい」


「え?なにこれ」

何に使うか言われてないけど……


「……ユージュアル様。吸血鬼としての素質(スキル)を得る儀式に使う水晶でございます。

これに触れて魔力を通すと、どんな素質があるのかをはかり、

水晶によって選定されたのちにそれを自分自身の力として得られます。」


「今までユージェがどのような鍛錬をしていたかによってスキルの種類も変わってくるぞ」


「ああ、なるほど」

そう言って私は水晶に触れた

……そっか。儀式始まるんだからそりゃ水晶はそれ用だよね


「じゃあ、ユージェ。魔力を流してくれ」


「わかった」

言われた通りに私は魔力を流す。

私のステータスはこんな感じらしい


ユージュアル・ヴィクトリア 女 13歳

LV.1

吸血鬼:克服者(デイウォーカー)

ステータス

HP(体力) 500/500

MP(魔力) 500/500

STR(攻撃力) 250

DEF(防御力) 170

INT(知力) 800

MEN(精神力) 400

AGI(俊敏) 210

スキル

〈アクティブスキル〉

【霧操作】【霧操作(カルテ)LV1】【霧生成(スプラウト)LV1】【霧化(ロストエントロピー)LV1】

【血液操作】【血液操作LV1】【血液生成LV1】【吸血LV1】

【襲流・剣技LV5】【薄氷】【風鈴】【釣瓶落し】【鯨】

【襲流・弓技LV5】【陽炎】【青鷺】【桐一葉】【蛍雪】

【魔術】【水魔法LV-99999】【火魔法LV3】【風魔法LV6】

〈パッシブスキル〉

【自動回復】【体力回復LV1】【魔力回復LV1】

【魔法耐性】【水属性LV-99999】【全属性耐性LV1】

【物理無効】

【吸血鬼】【流水弱点LV10+α】【吸血衝動LV0】【聖属性弱点LV0】【陽光弱点LV0】

【吸血衝動克服】【吸血衝動弱化LV10】【代償弱点強化LV10】

【太陽光克服】【陽光克服LV10】【代償弱点強化LV10】

【聖属性克服】【聖属性克服LV10】【代償弱点強化LV10】

【記憶LV-2】


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


……あ、しまった。平均がどのくらいなのか聞きそびれた。

これってすごいのかな?


「ふむ。ステータスは他の吸血鬼よりも平均して高いな。」


「ええ、all200ぐらいが平均ですので、防御力以外なら全て上回ってありますね」

あ、そうなんだ。結構いい方なんだね


「スキルは……俺の物と似てはいるが、かなり変則的なスキルが多いか?

未知なスキルもあるな」


「【霧操作】や、【血液生成】などは吸血鬼としてかなり有利に働くでしょうね。

あとは……99999という規格外のスキルがある程度でしょうか?」


「へぇ〜。そこらへん以外は割と普通な感じ?」

ちょっと安心かな


「いえ、標準からするならばスキルも含めてかなりの高水準です。

記憶力もスキルとして認定されたせいで矯正しやすくなりましたしね」

……え?矯正するつもりなの?


「そうだな。ステータスについては同年代の頃の俺よりもだいぶ高い。

防御力が不安ではあるが、【物理無効】がある時点で物理攻撃を防ぐためのステータスである“防御力”はほとんど意味はないから気にしなくていいだろう」


「ふーん。で、次がお父様の能力の引き継ぎ(ふくせい)?」


「いや、その前に今手に入れたスキルを実践してみてくれ」


「えぇ〜?なんで?」


「なんで……そう言われると回答に困るな。

俺の時もそうだったし、そういう慣習があるとしか言えない」


「少なくともやるまで終わりませんよ」


「フランって時々容赦ないよね」

力尽きました。

今回出たスキルはこの水晶に触れるまで手に入っていません。触れてステータスを見たことでユージェが使えるようになりました


編集:襲流についての説明はですこれくと!にあります。

同じ世界だということにさせてください。

もしくは今からでもローファンタジーに変更するか

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ