シーン39怪物エンティ。
会場内で暴れ回っていた恐るべき怪物エンティ。
俺は食い止めるもそこへ現れた魔獣使い『ラギット』
そして俺とラギットの試合が……始まる。
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するとアナウンサーの声が聞こえてくる。
『さあ!!3回戦!4回戦も終了しましていよいよ準決勝のカードが決まりましたー!!!』
『えっ!?』
『早いな……………もう4戦も終わったって事か。』
『本当にそうですね………でもそれだけ強者が揃ったという事なのかもしれませんよね。』
そう言ったマリアだったがやはりその表情は険しかった。
『よし……行ってくる。』
『はい………………応援してます……そして決して無理はしないでください。』
そう言ったマリアに背を向け部屋を出る俺。
俺は先程のラギットと戦う為に………会場へと向かったんだ。
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俺は通路から眩しい外……そう……戦いの舞台へと出ていく。
するとその時。
会場内に大歓声が巻き起こる。
『『うおおおおおおおーーーーーーーーっ!?優勝候補を打ち破ったユーロ!!次はどうなんだあああーーーーーーーーーーっ!?』』
『おーーーーーーーーーーっと!?これは私のアナウンスよりも早く会場内の期待の声が大きそうです!!???私ももちろん気になるところであります!!それに対しまして現れたのは同じく第一回戦目でまさかの恐るべき魔獣を放った魔獣使いでありますラギット選手!!!この二人の対決もまさに準決勝のカードとも言えるでしょう!!!!!』
そんなアナウンスの声と共に俺達はリング上へと上がっていく。
ラギットと目が合う俺。
するとラギットはアナウンサーのマイクを取り上げる。
『ちょっと!?何するんですか?これは私の生命とも言うべきマイクなのです!!!』
『うるせぇよ……………………いいか!?この僕は魔獣使いでありこの大会で名を馳せそしてこの世界の頂点に立つ男ラギット……そしてこの僕のエンティは史上最強なんだ………これがどういう意味かわかるか!?』
そう言い放ったラギット。
ニヤリと怪しげな笑みを浮かべ………ラギットは続ける。
『このヨーロディア………世界の中でトップと言うべき技術………それは誰もが知るもの……そう………科学だ………それはこの世界の者の常識だ……そしてこの僕も漏れることなく科学者の端くれだ……まあ、魔獣使いというのは名目なのだ………いいか!?この僕は世界に僕の技術を知らしめる為にこの大会にエンティと共に出場したのだ…………どういう事か分かるかね!?』
そう、いいつつも辺りに目を向けるラギット。
『ふふ…………そうさ………何を隠そう!!!!!このエンティこそが我が科学の結晶!!サイボーグ魔獣なのだ!!!???』
すると会場内にポツポツと聞こえる声。
『サイボーグ…………………………………。』
『魔獣だって!!!???』
ラギットの声に会場内がざわめきに変わる。
確かにこのヨーロディアは世界において科学技術は秀でていた。
そんな中のラギットの声はそうかと思えるものだったのだ。
『ああそうだ…………魔獣とサイボーグの融合………この僕の最高傑作だ…………この最強最悪とも言える我が科学と魔導の力を見るがいい!!???』
ドンっという地響きを立てたラギットの魔獣エンティはその力を解放するかのように辺りへ力を解き放つ!!!
その衝撃波はなんと観客の一部を吹き飛ばしてしまうものだった。
『くっ!?この力!!!???』
すると爆風に飛ばされながら実況するアナウンサーの声。
『さあーーーーーーーーー!!もうこのまま試合開始としてしまいましょーーーーーーーー!?』
俺が体制をなんとか堪えそして奴を視界に捉える。
『よし!!エンティの前にお前を先に仕留めてやる!!!』
俺は地を蹴り飛び出していく。
ぐんぐんと突き進みラギット本体への攻撃を試みる。
すると。
ドンっと突然真上から俺の背中へと何者かの攻撃がヒットする。
『うぐっ!!???』
その瞬間俺の身体は地面へと叩きつけられる。
『ききーーーーーーーーーーーっ!?』
さらにエンティは叫び声をあげながら降下してくる気配を感じる。
『くっ!?』
俺は激痛に耐えなんとか身を捩り次の攻撃をさける。
ドゴーーーーーーーーーーーーーーンッと響き渡る地面への衝撃。
それは地面の石版を破壊し欠片が辺りへと飛び散っていく。
『はあはあ…………………』
俺はなんとか立ち上がり次の攻撃へと備える。
するとエンティが俺の前方に立ち口を開く。
話せないのであろうが俺を挑発しているようにも見えたんだ。
『くっ!?機械などに俺は負けんのだ…………』
俺が身構えたその時。
エンティの身体に変化が起こっていたんだ。
その足の踵から何かが飛び出していく。
するとラギットが口を開く。
『クククッ……タダですら捉えられないエンティの動き…………あれはそれ以上の科学の融合……エンティ……ジェット。』
次の瞬間!!
突然目の前にエンティが現れ脅威の腕を振り上げ待ち構える。
『なっ!!?』
俺が叫んだその時。
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