ロボット メカニック紹介 巨大獣図鑑 改訂版10
――巨大獣ベミミ――
全長54メートル、重量1250トン
女性型の上半身に下半身がカモシカのような獣に近いスタイル。
機動力に優れ、デラヤ・ヴァイデスの動力炉ルームに入り込んだガッダイン5と戦った。
胸からドリルミサイルを発射し、大ジャンプからの4本の足を使った連続キックでガッダイン5に戦いを挑み、苦しめる。
片手に持ったフォールチョンでガッダイン5を切り刻むが決定打に欠け、超電磁プロペラで武器を弾き飛ばされ、マグネティックランサーで袈裟懸けに斬られる。
そして最後には負けを悟ったミザーリンによりデラヤ・ヴァイデスの動力炉に飛び込み要塞ごと大爆発した。
この世界線では、シャールケンからミザーリンに渡される事になるがその経緯が異なる。
そしてデラヤ・ヴァイデスの動力炉に飛び込むのではなくむしろラゲンツォへのエネルギー供給を断ち切る為に動力炉をエルベΩ1と協力して破壊した。
その後は最終決戦まで主戦力として活躍。
——巨大獣アーゴン——
全長58メートル、重量1400トン
全身銀色の原住民のような姿の巨人。
実はボボンガの守護神であるアーゴンそのものであり、ブキミーダはボボンガが戦死した後、彼の遺品である首飾りを分析した上で地球にいたアーゴンを連れ去り、巨大獣に改造した。
本来は数メートルの巨人だったが伝承がどんどん伝わるうちにエスカレートし、山ほどの巨人という事になったらしい。
結局元のアーゴンが何だったのかは改造後に出てきたものなのでロボットなのか生命体なのかは分からずじまい。
最後にはガッダイン5の超電磁クロスフィニッシュを喰らい爆発した。
この世界線ではそのアーゴンの本当の正体が判明。
アーゴンはかつてダバール星に古代文明の地球人が攻めてきた際に防衛の為に古代ダバール星人によって製造されたロボット兵器だった。
古代地球人を倒し、反対に地球にワープしたがその後ワープ装置が故障し、地球のフィリピン山中に取り残された。
ブレイン総統によって修理されたワープ装置を使いボボンガが操縦する事でダバール星に帰還、その後最終決戦の戦力として戦うがパワーアップしたラゲンツォの敵ではなかった。
だが、そのバリア無効の戦い方でラゲンツォを倒す為のヒントを伝える事になった。
——巨大獣バミンゴ——
全長54メートル、重量1600トン
全身に銃火器や砲台を搭載した遠距離近距離関係無く敵を殲滅する殲滅兵器とも言える巨大獣。
両手のバルカン砲で敵を蹴散らし、両肩のキャノン砲で遠方の敵も迎撃する。
頭部の高射砲は高距離の敵に対応し、足元のフットガンとニーミサイルで低地の敵を殲滅可能。
今までの反省を活かしたかのような誤爆誘爆対策をした全身銃火器の殲滅用ともいえる。
戴冠式会場上空から飛来し、多数の民衆を踏み潰した後に両手のバルカン砲で大量虐殺を開始、逃亡しようとする民衆や迎撃しようとした兵士達をニーミサイルで吹き飛ばした後に肩のキャノン砲で長き歴史を誇る皇帝宮殿を瓦礫に変えてしまった。
千草がいない為に戦えなかったガッダイン5になれないダインマシンを痛めつけるが、皇帝の地位を投げ捨てて駆けつけた千草がダインクルーザーに乗った事でガッダイン5に合体してからは、ガッダイン5の敵ではなかった。
ビッグミサイルスパイラルで右肩のキャノン砲を潰され、左肩のキャノンをマグネティックランサーで切り裂かれ、超電磁プロペラで全身の砲身を切り刻まれて無防備になったところを超電磁ストームで上空に持ち上げられ、超電磁クロスフィニッシュで爆発四散した。
この世界線ではアクラデスが千草の代わりに乗っていたのでガッダイン5が動けないわけではなかったが、エルベΩ1のセイレーンストリームで予想落下地点から吹き飛ばされ、巨大獣バルバルとグレートシャールケンによってあっという間に倒され、戴冠式の余興と一般民衆達に勘違いされた。




