登場人物紹介 主人公達
最終話までのネタバレを含みますので、ご注意ください。
大河内邦裕
子供の頃からロボアニメや特撮が好きで、将来はロボを作る技術者になりたいと考えていた。
特に好きな作品は――超電磁メカ・ガッダイン5――で、大百科の内容を全部暗記するまで読み続けて本をボロボロにした。
港町にある等身大巨大ロボのオブジェを作る仕事の最中、部下に18メートルの高さから突き落とされる。
ブキミーダ参謀長
この作品における主人公。
ダバール星地球方面軍の技術責任者で、巨大獣と呼ばれる侵略ロボットを作る担当。
邦裕がロボアニメ、超電磁メカ・ガッダイン5の世界に転生した姿で、本編では最終話で皇帝に処刑されて死亡する。
この世界線では邦裕が入れ替わった事で、本来のブキミーダの作戦を別の形で実行する事により、数多く出るはずだった犠牲者を助け、地球人からもダバール星人からも信頼され、最後はダバール星の人工太陽修復の責任者になる。
最終的に人工太陽が作動しない理由を解消する為、その方法を実施する犠牲になる。
本編と同じ見た目なのに、中身の行動と誠実さでメイドロイドマーヤをはじめとする女性キャラに結構モテる。
メイドロイドマーヤ
ヒロイン的立ち位置のアンドロイド
本編ではブキミーダの八つ当たり用にされ、最終的には捨て石として自爆させられた。
この世界線では邦裕が優しく接した事で最初は混乱するが、受け入れるようになる。
メイドとしては優秀なのだが、やる事がポンコツでたまにとんでもないドジをやらかす。
見た目は中世ヨーロッパにいそうな品の良い両肩で布をクロスさせた服装であって、秋葉原系メイドの姿とは異なる。
本当はマーダーロイドと呼ばれる最強の等身大戦闘アンドロイドだったが、持て余すハイスペックさに味方に犠牲者が多発した為、得意の足技を使えないように足の無いフロートタイプのボディに換装されている。
最後は本編とは違い、自らの意思でブキミーダの命令で人工太陽の発動の為に自爆した。
ミザーリン諜報官
ダバール星の地球方面軍の幹部の一人で、スパイ活動を得意とする女。
本編では男を信用せず、悪女としてスパイ活動を行い、最後は愛するシャールケン提督の敵討ちをする為にガッダイン5と戦い戦死した。
この世界線では、最初は本編同様にブキミーダを嫌っていたが、瀕死の重傷を助けてくれたのが彼だと知り、命がけで助けてくれた彼に惚れてしまい、男を弄んでいた性格を改心させる。
その後はブキミーダの指示で動くようになるが、生き別れの弟と照らし合わせてしまったガッダインチームの青木流に心を奪われてしまい、彼の為に動くようになる。
最後は流の告白を受け入れ、地球人とダバール星人の間を超えた愛情が芽生えた。
バルガル将軍
ダバール星地球方面軍将軍で本編ではガッダイン5と戦い、捕虜になった後に地球人の優しさに触れて改心する。
和平の使者として要塞に戻り、人質を地球人の宇宙船に送る途中で爆殺される。
この世界線では最初ブキミーダを嫌っていたが、彼の誠実さに惹かれるようになり、かけがえの無い仲間と認めるようになる。
卑怯な事を嫌う武人でブキミーダが地球人を人質に取った事が許せずに殺そうとするが、その相手である北原みどりに惚れてしまい、その後は地球人との懸け橋になる。
シャールケン提督
本来のガッダイン5の悪役美形ライバルキャラ。
ガッダイン5の紅井龍也とは戦闘の中でお互いを認め合い、最後は誇りをかけて戦い戦死する。
この世界線でも何度かガッダイン5と戦うが、奇岩島近くで海に転落し、本編同様南方の島の少女に助けられる。
その少女ティティナのおかげで助かった彼は地球人は敵でないと考えるようになり、彼女達の為に戦う。
本編ではブキミーダに島民を虐殺されそうになり、ティティナ達を助ける為に仕方なくガッダイン5と戦い戦死。
この世界線ではティティナ達を助ける為に現れたガッダイン5とブキミーダ達に助けられ、その後は彼等と共に戦い、最後の決戦ではガッダイン5と協力してアカシックレコードの怪物を倒した。




