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第二十二話 巨大獣ゴゴルガ デスカンダル皇帝の声 7

 さて、完成した巨大獣ゴゴルガ、これを連れて今回は俺が出撃する形だ。

 バルガル将軍は完全に意気消沈して今はみどりさんがどうにか慰めている。


 といってもこの作品は健全な子供向けロボアニメなので、二人の関係は清く正しい男女の在り方だ。

 そういうちょっと危ないネタは有明や幕張でやってくれ、ただし自己責任で。


 まあそれはさておき、俺はマーヤちゃんと機動要塞ドグローンに乗り、巨大獣ゴゴルガを連れて日本に向かった。

 さて、原作では千葉の東京寄りの港に巨大獣が出現した。

多分場所的には船橋か市川あたりから木場くらいまでのエリアだろう。

 それなので、俺も今回はその辺りに巨大獣を出現させて暴れさせることにした。


 一応今回もミザーリンが先行して住民達に巨大獣からの避難を呼びかけてもらっている。

 まあ酷いマッチポンプと言われたらそうかもしれないが、名も無いモブを大量に犠牲にするよりはマシだろう。


「行け、巨大獣ゴゴルガよっ! 街をメチャクチャにしてやれ!」


 一応俺は原作通りのブキミーダの台詞を言っておいた。

 下手に流れを変えすぎるとどういった不具合が生じるかわからないからだ。

 まあそれでも巨大獣ゴゴルガの武器は魔改造してあるので原作と同じ流れにはならないはずだが。


 ほら、巨大獣が暴れていると早速ガッダインチームがやって来た。

 どうやら三島防衛長官の姿のアイツは今、国際防衛会議に参加する為にこの場には不在のはずだ。


 ダインマシンはガッダイン5に合体し、巨大獣ゴゴルガの前に降り立った。


「なんだなんだ、そのハサミ、コケおどしかよ! 悔しかったらかかって来やがれってんだ!」

「龍也さんっ。あまり敵を挑発しないでっ」


 巨大獣ゴゴルガが巨大ハサミでガッダイン5に襲い掛かった。

 だがガッダイン5はそれを躱し、ドリルキックを決めた。


「さっさと勝負を決めてやる、マグネティックランサー!」


 SランサーとNランサーが太ももから引き抜かれ、巨大な槍に変化した。


「そらそらそらぁ!」


 ガッダイン5のマグネティックランサーが巨大獣ゴゴルガを狙った。

 だが、巨大獣ゴゴルガはそのランサーの柄を狙い、ハサミで鋭く切り裂いた。

 マグネティックランサーは細切れにされ、地面に落下した。


「なろぉ! 味なマネしやがって、それならこれでどうだっ! 超電磁ワイヤー!」


 ガッダイン5の腕がひっくり返り、中から巻き取られたワイヤーが飛び出して巨大獣ゴゴルガの身体を捕らえようとした。


 ズバズバズバッ!


「う、ウソだろ……」


 ゴゴルガは超電磁ワイヤーを切り裂き、その場に平然と立っている。


「龍也さん、こうなったら超電磁プロペラでどうでしょうか!」

「わかったよ、竹千代。超電磁! プロペラァーッ!」


 ガッダイン5の腕から何個もの金属製竹トンボが撃ち出され、巨大獣ゴゴルガ目掛けて飛ばされた」

「グォオオオオン!」


 巨大獣ゴゴルガは右手のハサミを回転させ、超電磁プロペラをはじき返そうとした。

 だが、原作と同じように回転の隙間を抜けてきた超電磁プロペラにより右腕のハサミを斬り飛ばされた。


「やったぜ!」

「どうやら奴さんそうとも限らないみたいだぜっ!」

「流、どういう事だよ!」


 巨大獣ゴゴルガの切り飛ばされたはずの右手は、そのまま外れ、地面に落ちた。

 だがこれも想定済みだ。


「よっしゃー!この調子で左手も斬り飛ばしてやるぜ! 超電磁プロペラだぁー!」


 今度は左手の巨大ハサミが超電磁プロペラで斬り落とされた。

 龍也達はどうやらこれで巨大獣ゴゴルガの両腕を無効化できたと思っているようだが、この後が俺の腕の見せ所というべきか。


 両手を落とされたはずの巨大獣ゴゴルガだったが、その場で原作とは違った行動に出た。

 ガッダインチームよありがとう、これで巨大獣ゴゴルガを本来のスタイルに戻せそうだ。

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― 新着の感想 ―
[一言] ゴゴルガのハサミがなかなかの威力。ラゲンツォ(仮)にもハサミつけようぜ!
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