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マリー型ゴーレム

 クレア型ゴーレムがいたということは……。


「まあ、当然マリー型ゴーレムもいるよな」


「……」


 だんまりなのはクレア型ゴーレムと同じか。

 マリー(吸血鬼)は幼女の血が大好物だったな。

 よし、私の血をおとりにしてさっさと先に進もう。


「お前が欲しいのは私の血だろ?」


 私は右手の人差し指の先端を噛んで出血させた。


「ほーら、お前の大好物だぞー」


「……!」


 よし! 反応した!!


「私の血よ! この森の外めがけて飛んでいけー!」


 私がそう言うと少量の血は私の指示通りのことをした。

 その直後、マリー型ゴーレムはそれを追いかけ始めた。


「じゃあな、マリー型ゴーレム。お前の吸血衝動は本物と大差なかった。そのことだけは覚えておいてやるよ」


 私は試練または修行のつもりでこんなことをしているであろうミシェル様(ロリ魔女)の家に向かって歩き始めた。

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