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帰れま戦
ロリババア……いや、ミシェル様の家は大樹を魔法で住みやすくしたものだった。そこまで大きな家に住む必要はないだろ。掃除大変だろうに。
「おい、お前」
「私にはクレアからもらったクーという名前がある。いくら私より強かろうがきちんと呼んでほしい、です」
ミシェル様は高笑いをした後、私の肩に手を置いた。
「そうか、そうか。それはすまなかったのー。では、クーよ。今日からしばらくの間、お前の面倒はわしが見ることになるからそのつもりでな」
「は、はぁ」
「まあ、お前がさっさと女神様の加護の発動条件を満たせばいいだけじゃ。では、さっそく始めようか」
「始めるって、何をですか?」
「そんなの決まっておる。お前がわしに勝てるまで帰れま戦じゃ!!」
「は、はぁああああああああああああああああ!?」




