表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/320

許可する

 クレアは私に『クー』という名前を付けた。

 別に名前などなくても生きていけるが、名前があった方が色々と都合がいいらしい。


「クーちゃん、体拭いてあげるよ」


「必要ない」


「え?」


「私の皮膚は常に私にとって不必要なものをはじいている。だから、いちいち体をきれいにする必要はない」


「えー、そうなのー?」


「そうだ。だが、まあ一度くらいは体験しておきたいと思って前から思っていた。だから、その……こ、今回は特別に許可する」


「照れてるクーちゃんかわいい! ねえ、ギュッてしていい? いいよね? ギュー!!」


「呼吸しづらいからやめろ。おい、聞こえないのか?」


「あー、クーちゃんの肌スベスベしてるー」


 ダメだ。私の声がまったく聞こえていない。

 仕方ない、しばらく好きにさせてやろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ