受験発表後
眠い…
「とりあえず寝よ」
俺は自室に行きベットに倒れ込んだ。今日は色々ありすぎて疲れていたので眠りにつくまでに時間はかからなかった。
◇
「は、今何時だ?」
俺は起きたばかりでまだ目の前がボヤけている状況でスマホを開き時間を見た。18時20分俺が帰ってきたのが10〜11時の間だったから7時間くらい寝てたのか、俺は昼を食べる前に寝たので少しお腹がすいていた。キッチンに行き冷蔵庫を漁りパスタの麺とカルボナーラの素的なものを発見したのでパスタを茹でる事にした。
急に一人暮らしになって不安ではあるけど元々親が家にいる時間が少なかったから家事全般は出来る。
数分後.....パスタが茹で上がったから麺を湯切りし、カルボナーラの素を絡めてそれを食べた。
食べ終わったお皿を洗い、自分の部屋に戻って着替えを持ち風呂場に向かった。湯船にお湯を張っていないのでシャワーで済ませた。お風呂から出るとスマホにメールが着ていた。送信主は母親だった
『お金は毎月振り込んどくね〜寂しくなったらいつでも電話してね!』
とメールが着ていた。俺がかけるより先に向こうからかかってきそうな気もするが.....
『ありがとう』
俺はそう送って、リビングに行きテレビをつけた。ん〜明日から何しようか、まだ学校が始まるまで日にちはあるし家でゆっくりするか、そんな事を考えてる内にまた眠気が襲ってきた
「ふぁ〜そろそろ寝るか」
俺はあくび混じりの独り言を放ちテレビを消し自室に戻りベットの上に横たわった。時刻は0時13分
受験前だったら普通に勉強をしていた時間だ。だが今は受験も終わり合格が出来た。とりあえず落ち着けるな。
「すぅ〜はぁ〜」
俺は大きく深呼吸をして呼吸を整え眠りについた。
◆
チュンチュン
雀の鳴き声が聞こえる。窓から外を見ると外はまだ薄暗い、まだ受験前のくせが抜けてないんだな、受験前は朝6時に起きて勉強を始めていたからきっと今もそのくらいの時間だろう。二度寝を仕様にも別に眠くないのでそれは出来ない、
「はぁ〜何しようかな〜」
すごく暇だ、特にすることをないし、他の受験に受かった人は何をして過ごすんだろう。とりあえず何か食べよ、俺はキッチンに行き冷蔵庫を開けたが.....
「うわぁ、なんもない」
冷蔵庫には食材がほとんど入ってなかった。後で買いに行かないとな、しょうがないこれは出来るだけ避けたかったんだが仕方ない。俺は木の棚にあるカップ麺を1つ手に取り透明とビニールを剥がしポットに水を注いでスイッチをONにした。
お湯が湧くまで時間があるのでテレビを見て時間を潰す事にした。テレビにはニュース番組が映っていた。ニュースをぼーっと眺めていると
ポッ
とお湯が湧いた音がした。キッチンに行きカップ麺の蓋を開けお湯を注いでその状態のカップ麺をリビングにあるテーブルに置いて3分間待った後
カップ麺の蓋を開けニュースを眺めながら麺をすすった。
食べ終わった物をゴミ箱に入れ使った箸を洗剤で洗った。洗い物を終えた後またテレビを見て時間を潰した。ニュースが終わり違う番組に変わった。時刻を見るともう10時30分そろそろ買い物に行かないとな、自室に戻り身支度をして家を出た。
家からスーパーまではそんなに距離はないが歩いていくと少し時間がかかる。外には桜があちらこちらに散っていて桜のカーペットの様になっている。そんな道を歩いて行くとスマホを片手に周りをキョロキョロ見回している女性がいた。
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