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BBQはできない、焼き肉ぱーてぃーは出来るよ! 〇月20日 (夜)

お待たせしました、久しぶりの投稿でございます!

霧島さんから注意された後、ホットプレートを翠木さんが倉庫(物置部屋)から出して来たので、今日捕えた鹿肉で焼き肉パーティーをする事になりました!焼き肉です!わーい!


「ほんっと、この家の設備は可笑しいよ…」


ガレージ下の水耕栽培施設から採れた野菜を切り分けながら霧島さんが呆れた様子で呟いているのを聞きながら私はお肉を薄く切っていく。確かに、可笑しいよね。もう慣れたけど、ロケットが格納してあると言われても驚かないかも


「それは言い過ぎさ」


ホットプレートを設置しながら翠木さんは苦笑いしていました。いやいや、その辺の富豪よりこの状況になることを想定していましたって感じですよ


「お皿用意しましたよっ」


紗那ちゃんは食器を洗って、用意してくれてました。ちなみに汚れた水は浄化装置で奇麗な水に作り替えられてます。さすがに無限では無いですよね?と聞いた所、『水はリサイクルもしてるけど、地下水から引いてるんだ。だから、水道代は事無いんだよね』との事、枯れない限り無限じゃないですか!?


「ありがとっ、えっと…塩コショウでいいですか?」


「大丈夫だよ。コンビニから焼き肉タレも持って来たしね?」


「まぁ…タレだけを持って行く人間はいなかった事だね」


『この辺の生存者は酒やたばこをメインで漁ってるみたい。食べ物はどうしてるんだか』と不思議そうに首を傾げる霧島さん、多分。D区のキャンプは軍が持って来た物資を大量に貯めこんでるんじゃないかな?ほら、自分達の欲しい物を持って来た人に配給しますよ(自分達は使いたい放題だけど)みたいな?


「えっと、私が行った時に丁度、大きなトラックが来てたんですけど…其処から大きな箱を運んでましたよ?」


「…それって、この地区以外に生きてる人がいて此処に物資を運んでるって事?」


紗那ちゃんの言葉に霧島さんが質問をし、翠木さんは考え込んでしまった


「多分なんですが、世界中にゾンビが出現してますが。ここみたいに完全に崩壊していないのかもしれません、ですから、安全な区から支援物資、または安全な国から物資が送られているのかもしれません」


「…なるほど、衛星電話か、大掛かりな通信施設があれば救難信号を送る事が出来る。キャンプの規模などを伝えればそれに応じた物資が運ばれる。民間人全員を収容出来る場所が確保出来るまでは運ばれるはずだ」


「確保出来るまでは自分達が安全を確保する為に残ると言えば、キャンプ運営をしていても不思議じゃないし、残る口実も出来る。本隊の人間からしてみれば危険な護衛役を引き受けてくれたとしか思わないですね」


「そこまでして、キャンプに残りたいなんて…どうかしてるよ」


「と、取り合えず!食べましょう!?」


流石に雰囲気が暗くなって来たので慌てて話題を変える事に、いや。私が原因なんだけどね!?ごめんね!


「そうだね、折角だ。暗い雰囲気は此処までにしよう」


「はいはい、紗那も下を向かない。上を向いて、上を」


「いたた!?霧島さん、顎を持ち上げないでください!?」


わちゃわちゃと騒がしく明るくなり始める食卓にほっと一安心。葬式みたいな雰囲気で食べたくないしね…


「あ、美味しい…」


「ほんとだ、意外と柔らかいんだね…」


霧島さんと紗那ちゃんが一口焼き上がった鹿肉を食べて、はぁっと…感嘆しているので私もパクリ


「おいしぃ…」


「はは、凛華君。お願いだから泣かないでくれよ?」


思わず緩む涙腺に気が付いては慌てて、ぐしぐし。霧島さん、笑わない!


「もぉー、翠木から聞いたアンタはもう少し男らしかったよ?」


「ちょっと!?どんな説明を受けたんですか!?」


わーわー!と騒がしい中、楽しい夕食は進んで行き。やがて幕を下ろした。すっごく美味しかったです


「はい、お茶」


「ありがとうございますっ」


夕食が終わり、お風呂上がりの私達は今のソファでゆっくりしてました。紗那ちゃんにお茶を渡すと嬉しそうに受け取ってくれた、片付けも終わり。今は丁度自由時間、霧島さんはお風呂でゆっくりしてると思います


「凛華さん、明日は何か予定はあります?」


「明日?んー…多分だけど、D区のあのキャンプ。暴走して行くと思うんだ、他のキャンプに攻め込むなんて事もしそうだし、止められるであろう本隊の人達も他で手一杯。だから、自衛を考えないとね」


「自衛、ですか?」


「うん、例えば…銃は持っているけど。他の装備は全く持っていないから、例えば防弾チョッキとかね?」


例えを言うと納得した様子で頷く紗那ちゃん。そう、もしも撃たれた時に防いでくれるような物は持っていないのだ、だから…


「警察署に行ってみるのも良いかもしれないね。あそこなら銃は無いかもしれないけど、チョッキなんかもあるはずだ、運が良ければ弾薬に薬もね?」


会話を聞いていたのか、翠木さんが隣に立っていた


「翠木さん…はい、私も同じ事を考えてました」


「でも、警察署なら人が拠点にしていたりしないんですか?」


「何度か見に行ったけど、人の気配は無かったよ。ゾンビならいたけどね?」


それなら、漁りに行っても問題は無い。強いて言うなら、他の生存者がいたら厄介だけど


「そうなんですか…じゃ、明日はそこに?」


「うん、そう考えてるよっ」


明日は警察署を漁りに、良い物が残っていればいいけど…本当ならホームセンターにまだ残ってる物を取りに行きたいけど、今は危険な気がする

時々、一日分の長さで書いてみようと思っています!ではではっ

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