表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

キャラ萌えを甘く見るな、アレは永遠に生き続ける英霊だ



 キャラクターっての、あるだろ? 分かり易くぶっちゃけるとキャラ萌えだ。

 あれもあれで、面白いと思うんだよ。


 キャラクターってのは、世の中に広まれば広まるほど、それは一種の記号、

 言うなら、言語のような一般性を持つと思うんだよ。

 一般性とまで、広範囲に含めた言い方をしなくてもいい、

 ある程度、範囲の限定された広範囲だ、

 そうすれば、ただ、例えば”ツンデレ”とか、そういうキャラクター付けを立てただけで、

 ただそれだけで、読者に強制的に情報を一定量、想起させることが出来る、

 ツンデレ的キャラの持つ情報、それを省略し、物語の文章量を有意義に使うことができるって寸法。


 もっと別に言い換えるが、

 例えばシリーズモノだったら、二巻三巻では、流石に新規や、読者に思い出させる為に、省略しないだろうが

 十巻二十巻にもなれば、読んでるのは大抵が”分かってる奴”に限られてくる、

 そいつ等に対しては、もう、”なにをかいわんや”の領域だ、説明無しでも大丈夫な場面が多々現出するだろう。

 これは単一のシリーズ、単一の作者の作品世界、その連続性による省略に止まらない。

 省略でなく、増幅と言い換えてもいい。


 例えば、無口キャラ、それだけで、どれだけのキャラクターが想起できる?

 その時点で、そのキャラ付けを立てられたキャラは、読者の先入観という、情報量を上乗せされたんだ。

 その上で、先入観がある前提で、作者はキャラクターを動かして、読者の期待に沿ったり、裏切り驚かせたり、いろいろ表現の幅が広がるって寸法。

 なにが本当に言いたいか、分からなく曖昧になってきたので、本題らしい物に戻すが、


 キャラクターってのは、言語と同じで、ひたすらに高度化する、

 実用経験を重ねられて、情報が集積して、どんどん進化、成長するってわけだ。

 既存の、様々にキャラ分類される中で、飛びぬけて最高位の奴、

 それの模倣が更なる高度な模倣を呼び、完成度があがり、洗練されて行くんだろ。


 歴史を、より効率的に踏まえる、踏襲できるようになった、昨今の超情報化社会によって、

 この現象は加速するだろ、特に、一般大衆までもが、情報強者になっていけば、それも上手い循環の一つになる。

 需要者が賢くなってくれれば、供給側も、それに合った、見合った、

 簡単に単純にいえば、年齢層の高めの創作物を作れるようになる。


 ハッキリ言って、小中高校生をターゲットに含めなくちゃいけなくなると、途端に制限が増える、

 難しい漢字は使えない、表現だってそうだ、幼稚で稚拙で、分かり易くないといけなくなる、

 そんな世界で、高度な現実が表現できるわけがねえ、できたとしても、それは大変な手間を要するだろ。


 簡単な言語で難しい事を表現するのと、難しい言語で難しい事を表現するの、どっちが手間・隙・労力掛からないか明瞭だろう。

 ノリで押し切るにも、そういう圧倒的な力技で魅了するカリスマを文章に持たせるのは、実のところ致命的に効率が悪い。


 つまり俺が何を言いたいかというと、

 子供はさっさと、小学生に上がる頃には、大人になってろって、そういうことだ。

 そうすれば、既存のターゲット層から、学生っていう、中途半端で制限を設ける、購買層が消滅するのとイコールだ、いろいろ捗る。

 あーあ大学ってのも、あったな、まああいつ等は社会人と同格って事で、

 むしろ、そこでも二つに分けられるのが、まためんどい。

 大学生も、さっさとワンランクレベルを上げて、社会人レベルになりゃいいんだ。

 そうすりゃ、既存の社会人向けの供給作品もレベルが上がって、超社会人向けみたいになっていくかもしれねぇじゃんか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ